テーマ:大学入試(139)
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複素数では、教科書に様々な公式・基礎事項が書かれています。それらの有機的な関係が理解できずに複素数を苦手にする受験生が多いようです。しかし、センター試験でも国公立大学の2次試験でも、通り一遍に理解してしまえば、それほど奥深いわけではなく、図形的なことがらと複素数の関係式との間の結びつきをつかめるようになれば、意外と点数の取り易い分野なのです。
受験生が井の中の蛙状態になり、ちょっと手を伸ばすだけで理解できる分野、実は奥が深くて点が取りにくい分野にだけ手を出して、実は点が取りやすいのに身の回りに存在しないようなものに関心を示さないのは残念です。新しい分野にどんどん首を突っ込んで行く気持ち、好奇心、チャレンジ精神をもっと持って頂きたいと思います。 但し、この分野は、来年度以降はセンター試験の分野からは外れます。 来年度からは、複素数の図形的応用面は2次試験でも原則出題されないはずです。 この問題自体は、部分的に無意味な問題が含まれていますが、基礎事項だけで得点の取れるセンター試験の問題のレベルとしては適切だと思いますが、もう少し興味を持って解けるような題材的工夫が欲しい気がします。 なお具体的な各問題の内容検討を、こちらに書き込んでおきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.01.26 00:19:40
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