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テーマ:大学入試(222)
カテゴリ:勉強法
11月中旬時点での理系受験生の「数学」2次試験対策を書いておきます。
センター試験まであと2ヶ月の時点で、センターも迫ってきたからセンターの準備に全力投入、と思って失敗する受験生がいるからです。 2ヶ月間センター試験にズッポリはまって、1月終わりから2次試験対策を再開する、というのは誤りです。 2ヶ月も空けてしまうと、数学の感覚が完全に鈍ってしまいます。 センター試験で高得点を取っても、2次試験で失敗しては何にもならないのです。 センター試験の準備を必死にやって、進学した大学が慶大理工だった、ということがよくあります。 慶大理工のA問題は空所補充式なので、センターと若干感覚が似ていますが、一般の国公立大学の数学の入試問題は論述式がほとんどです。 センター試験のように答さえ合えば、という感覚では、2次試験に臨むことはできません。 センター試験が近づくにつれて、2次試験準備とセンター試験準備の割合を次第に、センターに比重をかけるように高めていくようにする、という方針を立てるようにしてください。 11月のうちはまだ2次試験が7で、センター試験が3の割合。 12月中旬くらいで、5対5。 正月明けくらいで2次試験が3で、センターが7。 センター1週間前でも、2次試験が2で、センターが8くらいです。センター試験前日以外は2次試験用の勉強をゼロにするべきではありません。 もっと言うと、センター試験会場で、時間の余裕があるなら、グラフを書く問題や、面積・体積の計算問題をやっているくらいで良いのです。 (日本の科学技術レベルを維持したいのなら、センター試験の範囲に数学III・Cも含めるべきだと、個人的には思います) 理系受験生にとっては悩みのタネの地歴公民ですが、11月のうちから、暗記作業をやり出すと、1月20日までに忘れてしまうので、何度も覚え直しをやらなければならず、時間の無駄になります。 11月のうちは、教科書やセンター試験用にまとめられているものを何回か読み通し、問題集に多少当たっておく程度で良いのです。 地歴公民が得意な人を除いて、12月に入ったら、センターで50点を取れるレベルに引き上げ、正月明けの頃から一気にという感じで80点を狙うくらいで妥協すべきです。 理系受験生にとっては、地歴公民は日本人としての常識レベルのことをマスターしていれば良いのです。 さて、肝心の数学についてですが、どの高校でも数学III・Cの履修がほぼ終わる、11月~12月頃が最も重要な時期です。 志望大学の過去問はもちろん、同レベルの大学の過去問を1日に3~4題くらいずつチャレンジしておくことが大切です。 できなかった問題は、解答を見て納得しておけばよいのですが、論述式の答案の書き方などを、自分でも答案を書いて、しっかりトレーニングしておくべきです。 できるようになった問題を何回も繰り返して解くよりも、できない問題に積極的にチャレンジして、できる問題のレパートリーを広げることに力を入れるべきです。 塾・予備校に通っていて忙しい人でも、予備校講師が黒板でやって見せるのを眺めているだけでは、自力で解けるようになりません。 自分の頭を使ってやってみることが大切です。 この1日に解く問題の数が、4題から3題に、2題、1題と、センター試験が迫るにつれて減ってくるくらいにしておくべきなのであって、気がついてみたら1ヶ月間、2次試験用に1題も解いていなかった、ということがないように努力して欲しいと思います。 正月明けの頃からは、「大学への数学」の日々の演習の問題だけでも良いからやっておく、あるいは微積分の計算練習を日に30分で良いからやっておく、ということを心がけるべきです。 センター試験の準備中にも2次試験用に何がしかのことをやっておけば、論述式問題や微積分の感覚が頭の中から消えてなくなってしまうと言うことはありません。 特に、難関国公立大学を目指す人は、センター試験の点数を多少犠牲にしても、論述対策を欠かしてはいけません。 東大や東工大ではセンター試験の点数が加味されると言っても、2次試験のウェイトの方が高いのです。 重要度の高い方を優先すべきだと考えてください。 この時期、少し難しくなると手が止まってしまう、ということで、数学で伸び悩んでいる諸氏に、下記の本をお薦めしておきます。 手を動かさなくても良いので、熟読してください。 ![]() CFV21大学入試問題サイトへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.15 17:28:52
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