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勉強法

2009.05.06
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テーマ:大学入試(65)
カテゴリ:勉強法
一つ前の日記で、CFV21の理念について書いておきました。

きょうは、こちらをご覧の高校生、受験生の皆さまに、CFV21を利用した数学・物理の勉強の進め方について書いておきます。

一つ前の日記にも書いたように、CFV21では、会員の自発的努力をお願いしています。
夢や希望をしっかりもって自発的に頑張る、ということは、医者の家に生まれてしまったから嫌でも医者になるしかない、勉強しろ勉強しろと怒鳴られてうるさいから勉強する、というのとは全然違います。
自分の目的を実現するために、あるいは、今やっている勉強そのものが自分の目的につながるからこそ、受験準備に励むわけです。

従って、もしあなたが、将来展望もなく、漠然とした気持ちで、このブログを眺めているのであれば、まず最初にすることは、自分の将来はどうなるのか?自分に似合った仕事は何なのか、まずは、夢や希望を探すことです。
自分がやっていて楽しいこと、夢中になれること、好きなこと、自分の性格に適していること、関心を持っていること、そうしたものを真剣に考えてみてください。
それとともに、日本社会が明日の世代に求めているものを考えてみてください。
それができるだけマッチングするように、自分の将来設計を立ててみてください。
わざわざ本を買わなくても、図書館に行けばいろいろな職業について、どういう基礎知識が必要か、大学で何を学んでおけばよいか、道案内してくれる本がいろいろあります。
受験準備への意欲、というものは、そうした将来展望から湧いてくるものです。

CFV21では、あなたの学力をつけるために必要となるもの以外の一切のムダを省いています。きれいな教室も豪華なパンフもありません。それゆえの3ヵ月3千円の会費になっています。高校生の小遣いでも大丈夫、という会費設定にしました。
CFV21を利用して受験準備を進めて行くためには、パソコンが必須です。インターネットとEメールができさえすれば、5万円くらいで売られているマシンで充分です。
インターネットのプロバイダ契約(光フレッツがよいですが、ADSLでも充分です)も必要になります。
できれば、質問や答案を送るのに、スキャナかデジカメがあると良いです。一番安いもので充分です。
質問を画像ファイルとして入力するために、WindowsのPAINTで、直接、文字を画像入力するのであれば、タブレットがあるとなお便利です(マウスで文字入力するのはきついです)。

まずは、こちらまで、メールを送ってください。折り返し、ご案内のメールを差し上げます。頂いたメール・アドレスは他目的には絶対に使わないことをお約束致します。できれば、勉強の進捗状況を見て頂くために、おうちの方のEメール・アドレスにして頂くのが良いと思います。
3ヵ月分の会費を振り込んで頂くと入会になり、こちらから、教材CDの最新版をお送りします。
教材内容はホームページ上にも公開されていますが、一々ダウンロードするのでは大変です。また、教材CDでは関連事項のリンクも貼られていてとても便利です。ぜひ、入会して頂いて、教材CDをご利用ください。

教材CDが届いたら、数学・物理について、高校の範囲のどこでも良いので、教材CD内の基礎事項、入試問題(通常のHTMLファイルになっています)をインターネット・エクスプローラで閲覧してください。
疑問点が湧くときには、即、質問メールを送ってください。数式は、
「2a分のマイナスbプラスマイナスルートbの2乗マイナス4ac」
「(-b±sqrt(b^2-4ac))/(2a)」
というような書き方で充分わかります。難しくてわからない、ということだけでなく、ベクトルにはなぜ上に矢印をつけるのか、というような基本的なこと、恥ずかしくて学校の先生にも聞けないようなことでも勇気を出して質問をしてください。納得がいくまで説明します。
また、教材CDに掲載されている入試問題を解いて、その答案を送って頂ければ、添削をして返送します。できていないところがあれば、ヒントを書いて返送します。自力で完全に近い解答になるまで何往復でもします。点数をつけておしまい、ということにはしません。
もし、教材CDに掲載されている問題を見て、全く解けそうもない、という問題があれば、素直に、「全然わかりません」とEメールしてきてください。
どのようにとっかかりをつかむのかを、各会員にふさわしい考え方で、お伝えします。
また、現時点では、頂く質問が非常に少ないので、当面は、各学校で配布される問題集や、プリントの問題であっても、問題と自分で作成した解答の両方を送って頂ければ添削するように致します。ただし、学校の宿題を代わりに解いておいてください、というようなものはお受けしません。代わりに解いてしまうのでは、会員の学力向上にはつながらないからです。あくまで山登りをするのは会員諸氏の役目、私の役目は道案内することです。

質問に対しては、回答で数式を必要とするものは、ホームページ:
http://www.cfv21.com
上にアップして、そのURLをメールにてお伝えしますが、個人情報を含むようなご質問、ご相談については、Eメールのみで回答致します。

高い授業料を支払って塾通いするのも、親切なケアを受けることができてよいのですが、お金を使わなくても、自分の足で歩き、自力で調べ、自分の頭で考えることによって、最難関の大学を受験できるだけの高い学力をつけることは充分に可能です。
今の自分では、大学に行くことさえどうか、というような方でも、早慶理科大などの難関私大に、一年頑張れば充分に届きます。
皆さんからの積極的なアクセスをお待ちしています。

大学入試問題研究サイト






最終更新日  2009.05.07 04:50:05
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2008.04.27
テーマ:大学入試(65)
カテゴリ:勉強法
どうしても、勉強の方に気が向かない日、というか、気が向かない時期があります。
文化祭の準備に打ち込んできて、文化祭が終わった後など、暫く放心状態になってしまったりします。
頭の中ではやろう、やろうと思っているのだけれど、気持ちがついてこない、テレビでもついていると、別に興味があるわけでもないのに、押し流されるようにずっと見てしまう、というような時があります。

そういう時がたまにはあってもいいのではないか、と、私は思いますが、一年中、ずーっと、ということになると、これは何とかしなくてはいけません。

私は、これからの人に、朝から晩まで、数式だけが頭の中を駆けめぐっている、という、人間にはなって頂きたくはありません。
もっと、情操豊かな、幅の広い人間になって頂きたいと思うのです。

趣味にもいろいろなものがありますが、「音楽」というのは誰でも受け入れられるものだと思います。
何を聞くか、ということになると、人それぞれだと思いますが、どうしても、勉強に気が向かないときには、いっそ、音楽をゆったりと聴いていたらどうか、と、私は思います。

私は、高校の頃、ずっと、ヘビーメタルをヘッドフォンでガンガン鳴らして数学の問題を考えていました。
本当に気分が乗ってくると、ヘビーメタルなのに、音が聞こえなくなるんですね。

皆さまには、ヘビーメタルはあまりお勧めしませんが、ヒーリング系の音楽などいかがでしょうか?
できれば、ボーカルの入らないものが勉強には向いていると思います。
特に、日本語のボーカルはどうしても歌詞を聴いてしまうので、集中できなくなります。

どうしても勉強の方に気が向かないとき、「勉強しよう」と自分に言い聞かせたりしないで、「音楽でも聴いていようか」と思うようにしたらどうか、と、思います。
テレビは、目も取られてしまうので不可ですが、音楽なら耳を取られても、目と手は空いています。
手が空くのだったら、コミック本を手に取らずに、教科書を手に取るのです。
教科書の記述は難しくはありません。スンナリと目の中に入り込んでくれるでしょう。
教科書の記述を目で追っているうちに、学校の先生の顔や、くだらないギャグや、友人の解答を思い出したりするでしょう。
CD1枚聞く間に、あなたの頭は勉強モードに切り替わってくるはずです。

最初は、学校で配布されるような基礎的な問題集をゆっくり解いてみることです。
分野は何でも良いのです。計算練習の方が良いと思います。
難しいものは全部飛ばして、手を動かせばさっと解答にたどりつくようなものを選んで、やっていくのです。
調子が出てくると、今まで何となく眠気がしていたのが、目が冴えてきます。
こうなったら、2時間で難問4題にチャレンジ、と目標を決めて、一気にスパートしましょう。

無理に頑張ろうとしないで、自分の身の回りをだんだんと勉強の色に染めていく、調子が出てきたところで、一気に集中して頑張る、というようにしましょう。
これが、入試会場で、120分~150分の制限時間の間に、一気集中で実力を出し切れるようにする秘訣です。

大学入試問題研究サイト






最終更新日  2008.04.27 17:31:14
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2008.04.22
テーマ:大学入試(65)
カテゴリ:勉強法
自分のスタイルにこだわることが大切だ、と、よく言われます。
しかしながら、大学入試の受験勉強では、こうした凝り固まった考え方は危険です。
私が思うに、勉強のスタイルを固めることができるのは、大学に進学して研究室に入り、専門的な研究に打ち込むようになってからです。

CFV21を利用しなくても、既に、高いお金をかけて塾・予備校に通っている、という方も多いと思いますが、そういう方にこそ、むしろ、もっと、柔軟な考え方をするべきだ、と、申し上げたいと思います。

塾・予備校に通っても、特に、有名な講師の場合には強いクセがあって、習う側が自分のスタイルにこだわるのであれば、どんなに素晴らしい授業を受けても、まず、得るものはないと言ってよいと思います。
やはり、塾・予備校を活かすのであれば、その講師のクセに合わせて、勉強のスタイルを変えるべきです。
思いやりのある講師なら、勉強方法の指示もしっかりするはずです。
ノートの取り方から、予習・復習の仕方、問題集の選び方、使い方に至るまで、その指示に従って勉強を進めるのでなければ、実力が伸びるはずがないのです。

特に、私が心配するのは、「自分のスタイル」と高校生が言う勉強法が、暗記に走る勉強法、とにかく長時間やることを自己目的化する勉強法であることが多い、ということです。
睡眠時間・健康を犠牲にしてまで机に向かって、記憶に頼り、全パターンを体験することを追及することが、大学に進学してから、あるいは、社会に出てから役に立つのであれば、それも良いかも知れません。
ですが、円周率を何万桁も暗記すれば褒めてもらえるかも知れませんが、実際には、暗記した知識は、大学進学後には、ほとんど役に立ちません。
Googleで検索してしまえば、あらかたの知識を調べ上げることができてしまうのです。
むしろ、高校では、Googleでいかにうまく有益な情報を抽出するか、ということのトレーニングをするべきです。

もちろん、英単語・英熟語、数学の基礎事項、基本的解法などはしっかり暗記するべきですが、大学入試に必要なレベルのものを暗記するのであれば、睡眠時間を犠牲にするほどにはならないはずです。
難関大学にいとも簡単に合格する先輩を見て、頭の構造が違うのかなあ、と、思うかも知れませんが、頭の構造が違うのではなく、何を記憶しているかが違うのです。

こちらをご覧のあなたが、学校から家まで帰ってくるとき、どのように帰ってくるでしょうか?
帰り道に視野に入ってくるものを全て暗記しているでしょうか?
信号を左に曲がって、次に右に曲がるまでの間に、何件の家があって、誰さんと誰さんの表札が出ていて、駐車場のある家にはどんな色の自動車が止まっていて、ナンバーはいくつ、マンションのタイルは何枚貼られていて、家の庭にどんな花が咲いているか、などと、細かく覚えているわけではありません。
家に帰り着くのに必要な情報は思いのほか少ないのです。
CFV21においても、塾・予備校においても、大学入試に必要な情報を効率的に選択する方法についてアドバイスを送っているので、自分のスタイルに合わないから、せっかくのアドバイスを受け入れない、というのであれば、自動車のナンバーばかりを暗記して家に帰るのに道を間違えるということになってしまいかねません。

大学に進学して、自分の専攻分野が見つかるまでは、スタイルを固定せずに、いろいろな人のアドバイスを柔軟に受け入れるようにして欲しいと思います。

大学入試問題研究サイト






最終更新日  2008.04.22 19:36:46
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2008.04.21
テーマ:大学入試(65)
カテゴリ:勉強法
物理を勉強するのに当たって、質問をしてください、と言われる以前に、「何がわからないか」が、そもそもわからない、というご意見を頂いています。

物理という科目は、物体がどのように動くのか、自動車を設計するときに、どのようなエンジンにするとどれくらいの加速度が出るのか、とか、携帯電話の電波が街頭のアンテナに届くようにするためには、どれくらいの電流を流せばよいのか、というようなことを、あらかじめ計算して求めておく方法を学ぶ科目です。

学校で習ったことを使って、物体の運動や電流を計算してみればよいのです。
友達同志でキャッチボールをするときに、どのくらいの角度でどのくらいの勢いで投げると、どの辺まで飛ぶかを調べて、計算の結果と比べてみましょう。
水平方向の移動距離とボールの移動時間と投げ上げた角度がわかれば、ボールの初速度がわかります。もちろん、空気の抵抗もあるのですが、最高点が学校の校舎の何階のどの辺だったか、ということを計算結果と比較してみることができます。
抵抗を直列接続したり、並列接続したりして、乾電池から流れ出す電流がどれくらいになるか、テスターなどの学校備え付けの計測器を借りて測定し、計算結果と比べてみましょう。
あるいは、学校の授業で実験を行ってレポート作成の宿題が出たときには、実験結果を計算によって確かめることができるか調べてみましょう。

実際に計算をしてみようとすると、なかなか実測に合わなかったり、計算方法がわからなかったりします。
教科書を読んでも、うまく計算ができなければ、質問をしてみてください。
実測に合わない理由については、摩擦力などの想定外の力の寄与が大きいというようなこともあるので、状況がつかめないと、必ずしもお答えできないかも知れませんが、疑問点を整理することはできます。

意欲溢れる方の場合には、Challenge from the VOIDサイトに掲載されている、入試問題に挑戦してみましょう。
最初からスイスイ解答できてしまう、というようなわけには行かないと思います。
そのときには、つまづいたところで、気軽に質問メールを送ってきてください。

大学入試問題研究サイト






最終更新日  2008.04.21 15:38:45
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2008.04.16
テーマ:大学入試(65)
カテゴリ:勉強法
新しいことにチャレンジするとき、誰でも大きな抵抗感を感じます。
何も無理しなくても、既存の路線に乗っていれば、と、思ってしまいがちです。

ですが、既存の路線が、よほど強力なものでない限り、今までやってきた方法で努力するだけなら誰でも努力するので、なかなか、期待する結果が、自分の思う通りに出てこなくて、気持ちが焦ってくることがあります。
周囲の人も目に見える結果を求めたがるものです。
従って、やはり、現状を打破してチャレンジすることが必要になるときがあるのです。

無理なチャレンジをして、新しいステージへ駆け登ったとします。
最初のうちは、ステージ上で活躍できることに快感があるかも知れません。
でも、チャレンジが無理なものだと、やがて疲れて、強烈な倦怠感に襲われることになってしまうことがあるのです。
また、それが予感できるからこそ、チャレンジには尻込みしたくなる、とも、言えます。

チャレンジするときには、義務感を背負わずに、のんびりと無理をしないように、スモール・ステップで登って行くのが良いのです。
いきなり、自分の環境をドラスチックに変化させてしまうのではなく、生活空間の10分の1ずつ入れ換えていくようにするのです。
そして、結果を急がないことです。
チャレンジの道をゆっくり歩く、ということは、なかなか結果は出ない、ということです。
むしろ、道ばたの花やモニュメントの中に新しい発見をしながら、寄り道を楽しみながら歩いて行くべきでしょう。
大学入試であれば、半年から1年、あるいは、東大でも2年もかけて準備すれば充分です。
それくらいの道中であれば、道を急ぐ必要はないのです。

Challenge from the VOIDのウェブ・サイトで言えば、自分の興味が向くところから開いて読んでいれば良いのです。
こっちを読み、あっちを読み、としている間に、体質転換ができているのです。

難関大学など自分には無関係、と、思わずに、なあんか、おもしろいことはないかな、という感覚で、最初は読んでいってもらえたら、気づいた時には、難関大学が手の届くところにあった、ということになると思います。

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最終更新日  2008.04.16 22:15:25
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2008.04.15
テーマ:大学入試(65)
カテゴリ:勉強法
高校生や、高校生のお父様、お母様とお話ししていて、感じることがあります。

それは、必死に努力することによって、ハイレベルな学力がつき、東大・一橋大・東工大・京大のような難関大学にも合格できるはず、という勘違いをされている方が多いということです。
趣味も運動も読書も余計なことはさておいて、全ての時間を受験勉強に回すくらいでなければ、難関大学には合格できない、と、思われている方が多いのです。

ですが、茨城県のラグビーで有名な高校の生徒でしたが、高3の10月頃の時点で、花園を目指す(ラグビーは正月に全国大会があります)と言っていて、理科三類に合格した人がいました。
今、神宮球場で行われている東京六大学野球で、東大は、ハンカチ王子・斉藤投手の早稲田大学にコテンパンにぶちのめされてしまいましたが、この試合に登場した灘高校から理科三類に合格した投手は、高校3年の夏まで、野球をしていたそうです。

私の経験でも、東大のキャンパスを歩いていると、ショパンの名曲をサラサラと弾いてしまう人、理系なのに、高校のうちから社会学の本を読みふけっていた人、大道芸の達人、等々、高校の時に青春を謳歌していたような人が多いのです。

そういう学生は、もともと頭の構造が違うんだ、と、おっしゃる方もいますが、東大の学生だからと言っても、早稲田や慶應や明治や法政の学生とどこも違いません。
むしろ、早慶の学生の方が、知的な秀才が多いのではないでしょうか?
ですが、司法試験や国家公務員試験のような試験になると、東大の学生が強いのです。私は、日本にとってそれが良いことだとは思えないのですけれども、それが現実です。

一言で言ってしまうと、東大の学生で感じるのは、短時間に一気にズバっと仕事をやりきってしまうタイプが多いのです。
短い時間に義務的な仕事をこなして、残りの時間は自分の好きなことに打ち込む、というタイプが多いのです。
東大理系の数学や理科の試験時間は150分もあるので、思考の忍耐力も必要なのですが、最も重要なのは「集中力」のような気がします。

東大の入試で闘うための「集中力」を磨くためには、生活時間の全てを受験勉強に注ぎ込む、という発想は、控えた方が良い、と、私は思います。
長い時間をかけて勉強するクセをつけてしまうと、どうしても、短時間に一気に実力を出し切ることができなくなってしまうのです。
難問題に当たったときに、次から次へと新しいアイデアをひねり出す、ということができなくなってしまうのです。

むしろ、勉強時間は1日に4時間と決めたら、その間に一気に目標を仕上げ、あとは、部活動でもスポーツでも演劇でも映画でも、自分の趣味に打ち込むことの方が、東大の受験対策になるのです。
むしろ、部活動や趣味や福祉ボランティア活動を通じて得られた異質な文化との出会いが、数学の難問で思いもかけないひらめきを生んだりするのです。

東大の数学の入試問題は、年によっては全く平凡な問題ばかり並ぶ年もありましたが、このところ、重厚な問題を揃えてきています。
高校の授業で得られた知識、あるいは、塾・予備校で教えてもらえるスーパー・テクニックなどを駆使しても、思いつけないような発想をする問題が、今年も出ています。

高校で甲子園を目指して投球練習に打ち込んでいたときに、同じフォームで少しずつ握りをずらしてみたら、どういう球が投げられるか、と、練習していた投手が、入試の会場で、さっぱり意味不明な問題を眺めつつ、そういやあ、投球練習のときにちょっとずつずらしてみるなんてやってみたなあ、と、思いながら、条件を少しずつ動かしてみると、問題のカラクリに気づいてしまう、というようなことがあるのです。
こうしたことは、必死の努力の結果でも、睡眠時間まで削って長時間勉強したことの成果でもありません。
もっと幅広い人間的な経験、というようなところから湧いてくる発想です。

そして、少子高齢化の日本をどうするのか、高齢者の医療問題をどう解決するのか、日本の科学技術をどう発展させてゆくのか、こういう難問題と真剣に取り組んでいく人材を養成するためには、スーパー・テクニックよりも、幅の広い発想法の方が重要になるのです。

もちろん、東大の入試問題でも、高校の全範囲から出題されます。
抜けのないように、しっかり勉強しておくことが必要不可欠なのは言うまでもないことです。
だからと言って、高校3年間を、受験一本に絞って、それ以外のことをやるのは時間のムダと考えてしまうのは、難関大学入試に限っては大きな間違いです。

短時間に一気に集中して成果を上げられるように勉強し、できる限り余暇の時間を作って、自分の趣味に合わせた活動をする、というのが、難関大学への早道なのです。

大学入試問題研究サイト






最終更新日  2008.04.15 20:41:51
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2006.11.20
テーマ:大学入試(65)
カテゴリ:勉強法
本日は、東大理系受験生向けに、国語について考えてみましょう。
東大以外では、関係ないかも知れません。

私は大学は理学部物理学科出身ですが、中学3年の頃から高校1年頃にかけて小説家を志していて、小説や難解な評論を片っ端から読みふけっておりました。
小説もどきを書きためながら、学校の勉強はそっちのけ、成績は下がる一方でした。
その頃、ノートになきなぐったものも、どこかに雲散霧消してしまって、無駄な時間をずいぶん使ったもんだと思います。
学校の古典漢文の授業は昼休み後の5時間目にあって、常に昼寝の時間でした。
古典漢文も当然、サッパリです。

高校1年の3学期に、学校の数学では「複素数」というのをやっていましたが、完全にちんぷんかんぷんで、中間試験は何もわからない、という状況にまで至りました。
当時、「生物」という科目が、ある事情があって非常に嫌いで、「生物」が1学期、2学期、赤点でありました。
私の学校では、2科目赤点をとると落第させられてしまうので、やむなく、数学の勉強を始めて、何とか高2に進級しました。
確か、中間試験が実質零点で、期末試験が90点くらいだったと思います。
数学の先生に、君はずいぶん波が激しいね、などと言われた覚えがあります。

高2になるときに、Z会の通信添削を始めました。
Z会も、受験科と基礎科しかなかった当時と、様変わりしてしまってちょっと寂しい気がしますね。
大学ごとにコース分けしないと、受験生が集まらないのでしょうか?

Z会、英語と数学は、高2の夏休みに猛特訓するまで全くできませんでした。
ですが、国語は、それまで勉強したこともなかったのですが、現代文の方は何とか闘えるんだ、ということに気付いたのです。
ただ問題文を読んで、聞かれている問いに素直に答を書いているだけなのに、平均点を遙かに上回る点数が取れるので、自分でも不思議に思っていました。

今はどうやっているのか知りませんが、当時のZ会の国語は、問題用紙が巻物のように細長くて、現代文の問題文は、読むだけでも30分から1時間くらいかかるような長文でした。
小林秀雄という評論家の書いた文章が採り上げられた問題の講評に書いてあったと思うのですが、娘さんが、「この文章、何を言っているか全然わからない」と言って持ってきた文章を見て、小林秀雄さん、「これは、とんでもない悪文だ、こんな文章はわからなくていい」と言ったのだそうです。
ところが、娘さんが言うのには、「これ、お父さんの文章だよ。」
こういう著述家の文章ばかりが問題に採り上げられるので、Z会の答案を作るのも大変でした。

古典漢文は、全くわからないので、すべての単語を古語辞典で調べる、ということをやっていました。
というわけで、国語の一回分を仕上げるのに、数十時間を費やしていたと思います。
高3の一年36回分のうち、数学は全部答案を書いてZ会に送りましたが、国語の答案を出したのは10回くらいですね。
でも、制限時間の10倍も時間をかけてやるので、出したときはほとんど40分の1の成績優秀者に入っていて、しかもそのうち2回は、東大文系志望の諸氏を差し置いて第1位の栄誉に輝く、ということで、国語には自信を深めておりました。

一度、苦境に立たされ絶望的な状況を書いた文章が出題されたときに、この文章の作者の叫びを漢字一文字で表せ、という問題があって、私は、苦悩の中で生への指向を強く訴えている文章だと思って、素直に「生」と書いて答案を送ったのですが、まわりの友人が、自殺一歩手前の文章で「生きる」わけないだろ、「死」に決まっているじゃないか、みたいに、コケにされたことがありましたが、正解は「生」でした。

それと、Z会の冊子に投稿欄があり、当時、赤軍派の浅間山荘事件など、物騒な事件が頻繁に起こっていた頃で、こうした暴力集団は許せん、という、右翼的文章を載っけてもらっていました。
しかし、これが、左翼系に激しく批判されて、激しい罵声の応酬になったことがありました。
世の中にはバカなヤツがいるもんだと思っていましたが、不愉快なことに、私とやり合っていた連中も皆、東大に入ってきました。
ですが、東大で学費値上げ反対運動や自主ゼミ推進の活動したのは私の方で、やりあっていた連中は何か運動でもしていたのでしょうかね?

結局、国語は、Z会の答案を10回くらい送った以外は何もしませんでしたが、入試では、古典漢文は恐ろしく易しく、現代文も含めて、自分では完璧に書けたと思っています。

予備校の現代文の授業で、いろいろな記号をつけて読解していくテクニックなどをやっているように聞きますが、小説やオピニオン誌を読むときに、あんな風に、記号を入れて読んでいる人なんているんでしょうかね?
国語を技巧的に扱って点数を取ろうというのが私は間違いだと思いますね。

そんなことよりも、自分で評論とか小説とか書いてみればよいと思います。
できれば、対立する人と激しくやり合うと良いと思うのです。
世の中には種々雑多な価値観を持った人がいます。
そういう人たちに自分の主張を納得させるのには、どういう書き方をすればよいのかを必死に考えているうちに、「傍線部分と同じこと意味する部分を前段から抜き出せ」とか、「○○という言葉で作者が言おうとしていることをわかりやすく説明せよ」という問題に自然に答えられるようになるのです。

自分で文章を書いていると、説得力を強化するために、同じ内容を異なる観点からくり返し主張したくなります。
過去の失敗に学ぶべきだということを言わんとして「理系でも歴史を勉強すべきだ」と主張するときに、「第二次大戦に学んだからこそ、憲法9条を貫く日本の経済的繁栄がある」と、言うこともできるし、「いろいろな実験の失敗の教訓の中から新しい理論のアイデアが湧いてくる」と、言うこともできます。
このときに、入試問題は、傍線部分を同じ意味の部分を前段から抜き出せ、と、言ってくるのです。

また、文章を書いていると、長々と説明したことを別の部分で、また使いたくなることがあります。
そういうときに、同じことをまた長々と説明するのは面倒なので、簡単に一言で言い表してしまおう、ということをやりたくなります。
このときに、入試問題は、その一言を、わかりやすく説明せよ、と、言ってくるのです。
書き手の立場で考えれば極めて自然なことをそのまま答案に書けば点数が取れる、というのが国語です。
国語のテクニックをマスターしよう、などというヒマがあるのなら、新聞記事や新聞社説に対して意見を書いて、友人同士で読み合ったり、親や学校の先生に読んでもらって批判してもらう方が遙かに得点につながると私は思います。
本来、国語というのは、自分の主張を相手にわからせるための道具です。
そういう視点に立って、本来の勉強法を心がけて頂きたいと思います。

CFV21大学入試問題サイトへ






最終更新日  2006.11.20 20:00:42
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2006.11.16
テーマ:大学入試(65)
カテゴリ:勉強法
理系受験生向けに、11月中旬時点での2次試験の「物理」の対策について書いておきます。

まず、いろいろな本に書いてあることですが、物理は「物」を「理解」する科目です。
参考書の文章や解法パターンを字面だけ暗記して回るような勉強法は全く意味がありません。
実際に起こる物理現象が今、目の前で起こっているかのように思いながら、基礎事項からていねいに考えていく勉強法を心がけてください。

物理のセンター試験対策のところにも書いておきましたが、私は、「物理」は基本的に、センター試験用の勉強と2次試験用の勉強を分けない方が良いと思っています。
物理Iと物理IIの範囲の分け方は、受験生のセンター試験の負担を軽くするためにかなり無理をしていて、理系の受験生にとって非常に不幸な状況にあります。
個人的には、センター試験の数学や理科は(地歴公民もかも知れませんが)、文系用と理系用をはっきり分けてしまって、理系用には、高校物理の全範囲を試験範囲とする方が、理系受験生にとってやりやすいと思っています。
従って、センター試験までは、センター試験用に、物理のセンター試験の範囲だけを勉強するというような方針は立てない方が利口だと申し上げておきましょう。

センター試験の注意のところでも書きましたが、物理のセンター試験の範囲は、高校物理全範囲の部分集合になっていて、しかも、選択肢問題である、とか、計算をあまりさせない、というようなことを除けば、センター固有の問題、というのは、あまり見られません。
2次試験用の勉強で物理の全範囲に渡って総合的に理解を深めながら、その中でセンター試験の問題に対処する、ということで、充分に対応できます。
高校で習っている物理の先生の方針、あるいは、塾・予備校の先生の方針によっても、変わってくるかも知れませんが、私は、力学分野・電磁気学分野については、センター試験用の問題集もやるとしても、志望校や志望校と同レベルの大学の過去問をていねいに解いていくことを中心にすべきだと思います。
問題集であれば、数研出版の「重要問題集」あたりが最近の問題を主にしていて手頃だと思いますが、入試会場では、1題20分くらいのスピードでやって行かなくてはいけないとしても、入試の準備段階では、1題に数時間くらいかけて、教科書の該当箇所の説明を読んで復習し、基礎事項や物理法則を確認しながら、ていねいに進めていく、という勉強法をオススメします。
たくさんの問題を雑駁に解いて解答が合っていることだけで満足し、物理の基礎事項を勘違いして理解してしまうことが本番での大きなミスの原因となってしまう、ということがよくあるのです。
たくさんの問題に当たるよりも、深い内容の問題を選んで、1題の問題の中で、その分野で関連する事項をあれこれ考えておく、というのが理想的だと思います。

波動分野については、すべて物理Iの範囲でセンター試験の範囲です。
波動は、2次試験の出題頻度があまり高くないのにもかかわらず、内容が多岐にわたっており、かと言って、難関大学の入試問題を見ているとそれなりに高度な内容まで出題していて、非常に勉強のしづらい分野です。
波動分野の頻度が最も高いのがセンター試験とも言えるので、幅広く基本的なことを勉強するという観点では、波動については、教科書を熟読した上で、センター試験の過去問10年分くらいの中から波動だけ拾って広く解いておく、ということをオススメします。
難関大学の2次試験の波動の問題を、波動の全分野見ているのでは、やりきれなくなるか、他の科目の勉強にしわ寄せが行く恐れがあります。
少なくともセンターまでは、難関大の過去問は、せいぜい頻出のドップラー効果にとどめておく方がよいのではないでしょうか。

現行課程で理系受験生に気の毒なのが、物理IIで選択項目となっている、「物質と原子」、「原子と原子核」です。
高校の先生が物理学科出身で素粒子の理論物理をやった人なら「原子と原子核」を選んでいるかも知れません。
物理学科でも「材料関係」を専攻した人とか、工学部出身の先生だと「物質と原子」を選ぶだろうと思います。
大学によっても、取り扱いにばらつきが見られるので、不運を嘆くよりも、どちらの項目もしっかり教科書を読んでおくと良いと思います。
試験に出なかったから損をした、などと思わないで、それなりの素養を身につけて、入試問題を解くための遠いヒントにはなったかも知れない、くらいに考えて欲しいと思います。

物理は、東大前期の問題よりも、東工大、京大の問題の方がやや難しい気がします。
東大理系前期の場合、古典漢文まで試験をするので、物理が難問揃いでは、東大理系受験生の負担が重すぎるということだろうと思います。
その分、東工大では状況設定の複雑な問題が多く、長い問題文の読解だけでも骨が折れます。
東工大では、物理が現代文の問題を兼ねていると言っても過言ではありません。
従って、読解力をつけるという観点からも、たとえ入試の範囲でなくても、「物質と原子」、「原子と原子核」の両方にわたって、教科書をしっかり読んでおくべきです。
余力が有れば、物理問題文の読解力をつけるために、「ニュートン」という科学雑誌にも目を通しておくと、どの辺の分野が出そうか、など、ある程度予測が立ちます。
物理の出題者も、ある程度は時事問題を意識していて、宇宙に関する話題の出た次の年には、万有引力の問題が多くなります。
雑誌が採り上げるテーマは、時事的な話題から来ているので、入試問題のヤマをかけるのにもある程度は役に立ちます。

物理の2次試験用に、コンパクトに整理された良い本がないのも困りものです。
駿台の「物理入門」を薦める人もいますが、入試対策向きの本ではないし、私なら、大学教養課程の参考書、例えば、裳華房「物理学」(小出昭一郎著)を読む方が得るものは大きいと思いますね。
昔は、前田和貞さんという人の書いた「受験の物理」という優れた本があったのですが、物理のカリキュラムが変わるうちに本屋さんで見なくなってしまいました。
物理を選択する高校生が減っていて、物理の参考省が売れないので、良い本を作るだけの資力のある出版社がないのが残念です。
物理を苦手にしている人にだったら、「橋元流」を薦めておきます。
物理が得意な人は、物理の参考書を探すよりも、英語の勉強に時間をかける方が良いのでは?

冒頭にも書きましたが、「物理」という科目は、すべてのパターンを暗記する、という勉強法を採ってはいけません。
ドップラー効果だけでも、観測者が近づく場合、遠ざかる場合、音源が近づく場合、遠ざかる場合、風が吹く場合、吹かない場合、斜め方向でのドップラー効果、など、場合分けすれば多種多様になります。
受験生全員が、この一つ一つの場合の解法を覚えきれるほど博覧強記の秀才というわけではないと思います。
暗記すべきことは、ドップラー効果の公式の考え方一つだけです。
ドップラー効果の公式一つなら、すぐに覚えられます。
あとは、ケースバイケースで公式を変形させて、問題を解いていくのです。
こういう公式、基礎事項は、「物理」では驚くほど少ないのです。
「物理」を試験科目で選択する意味は、「化学」や「生物」の半分の時間で入試の準備ができるという点にあります。
暗記に走って時間をかけるのなら、「物理」よりも「化学」、「生物」を選択する方が、勉強量に比例して得点を伸ばすことができます。
できる限り短い時間で、より高得点をとる、ということを「物理」の勉強の目的にしてください。

これを読んでくださった受験生の成功を祈ります。

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最終更新日  2006.11.16 20:24:34
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2006.11.15
テーマ:大学入試(65)
カテゴリ:勉強法
11月中旬時点での理系受験生の「数学」2次試験対策を書いておきます。
センター試験まであと2ヶ月の時点で、センターも迫ってきたからセンターの準備に全力投入、と思って失敗する受験生がいるからです。

2ヶ月間センター試験にズッポリはまって、1月終わりから2次試験対策を再開する、というのは誤りです。
2ヶ月も空けてしまうと、数学の感覚が完全に鈍ってしまいます。
センター試験で高得点を取っても、2次試験で失敗しては何にもならないのです。
センター試験の準備を必死にやって、進学した大学が慶大理工だった、ということがよくあります。
慶大理工のA問題は空所補充式なので、センターと若干感覚が似ていますが、一般の国公立大学の数学の入試問題は論述式がほとんどです。
センター試験のように答さえ合えば、という感覚では、2次試験に臨むことはできません。

センター試験が近づくにつれて、2次試験準備とセンター試験準備の割合を次第に、センターに比重をかけるように高めていくようにする、という方針を立てるようにしてください。
11月のうちはまだ2次試験が7で、センター試験が3の割合。
12月中旬くらいで、5対5。
正月明けくらいで2次試験が3で、センターが7。
センター1週間前でも、2次試験が2で、センターが8くらいです。センター試験前日以外は2次試験用の勉強をゼロにするべきではありません。
もっと言うと、センター試験会場で、時間の余裕があるなら、グラフを書く問題や、面積・体積の計算問題をやっているくらいで良いのです。
(日本の科学技術レベルを維持したいのなら、センター試験の範囲に数学III・Cも含めるべきだと、個人的には思います)

理系受験生にとっては悩みのタネの地歴公民ですが、11月のうちから、暗記作業をやり出すと、1月20日までに忘れてしまうので、何度も覚え直しをやらなければならず、時間の無駄になります。
11月のうちは、教科書やセンター試験用にまとめられているものを何回か読み通し、問題集に多少当たっておく程度で良いのです。
地歴公民が得意な人を除いて、12月に入ったら、センターで50点を取れるレベルに引き上げ、正月明けの頃から一気にという感じで80点を狙うくらいで妥協すべきです。
理系受験生にとっては、地歴公民は日本人としての常識レベルのことをマスターしていれば良いのです。

さて、肝心の数学についてですが、どの高校でも数学III・Cの履修がほぼ終わる、11月~12月頃が最も重要な時期です。
志望大学の過去問はもちろん、同レベルの大学の過去問を1日に3~4題くらいずつチャレンジしておくことが大切です。
できなかった問題は、解答を見て納得しておけばよいのですが、論述式の答案の書き方などを、自分でも答案を書いて、しっかりトレーニングしておくべきです。
できるようになった問題を何回も繰り返して解くよりも、できない問題に積極的にチャレンジして、できる問題のレパートリーを広げることに力を入れるべきです。
塾・予備校に通っていて忙しい人でも、予備校講師が黒板でやって見せるのを眺めているだけでは、自力で解けるようになりません。
自分の頭を使ってやってみることが大切です。

この1日に解く問題の数が、4題から3題に、2題、1題と、センター試験が迫るにつれて減ってくるくらいにしておくべきなのであって、気がついてみたら1ヶ月間、2次試験用に1題も解いていなかった、ということがないように努力して欲しいと思います。
正月明けの頃からは、「大学への数学」の日々の演習の問題だけでも良いからやっておく、あるいは微積分の計算練習を日に30分で良いからやっておく、ということを心がけるべきです。
センター試験の準備中にも2次試験用に何がしかのことをやっておけば、論述式問題や微積分の感覚が頭の中から消えてなくなってしまうと言うことはありません。
特に、難関国公立大学を目指す人は、センター試験の点数を多少犠牲にしても、論述対策を欠かしてはいけません。
東大や東工大ではセンター試験の点数が加味されると言っても、2次試験のウェイトの方が高いのです。
重要度の高い方を優先すべきだと考えてください。

この時期、少し難しくなると手が止まってしまう、ということで、数学で伸び悩んでいる諸氏に、下記の本をお薦めしておきます。
手を動かさなくても良いので、熟読してください。

  

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最終更新日  2006.11.15 17:28:52
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2006.11.14
テーマ:大学入試(65)
カテゴリ:勉強法
昨日の日記で、「センター試験・数学」の勉強法について書きました。
きょうは、「センター試験・物理」について書いておきます。

数学では、充分な準備をしておかないと失敗しやすい、というようなことを書きましたが、センター物理では、数学ほどに恐怖感を持つ必要はありません。
センター物理固有のクセ、とか、問題テーマと言えるものはありません。
選択肢問題になっているという点を除けば、学校の定期試験とそれほど雰囲気が違うことはないと思います(高校の物理の先生が風変わりな人なら別ですが)。
強いて言うならば、日常生活、時事的話題の中の物理現象がネタとしてよく取り上げられている、くらいのことだと思います。

数学のように、時間との闘いになるということはまずないと言えます。
複雑な計算も出て来ないし、単発的な問題が並んでいるので、連鎖反応を起こして、最初をミスしたばかりに大問全体を落としてしまうと言うこともありません。
また、考え込んでしまうような難問もありません。
難問が並んで平均点の低い年もありましたが、そういう例外的な年を除けば、しっかりと準備をして、落ち着いて取り組めば、高得点が狙えます。

センター試験の準備をする上で最良の参考書は教科書です。
教科書の例題と同じ問題や、同じ図やグラフが登場することもあります。
最近の教科書は、色刷りでわかりやすいイラストがふんだんに入れてあって、昔の無味乾燥意味不明の教科書でちんぷんかんぷんだった私たちの頃からすれば羨ましい限りです。
物理現象の説明や用語の意味などを、教科書でしっかり把握しておいてください。
理系受験生にとって、今の高校物理のカリキュラムは非常に不幸な状況にあるので、教科書を授業で使わない高校の先生も多いと思いますが、センター試験向けには教科書をまず熟読すべきです。
教科書に取り上げられている内容は、どの内容でも採り上げられる可能性があります。
抜けのないように全般に渡って教科書の記述を理解するように心がけてください。

ただし、物理は暗記した知識量を競う科目ではありません。
細かい場合分けの一つ一つを暗記しようとすると頭に入り切らなくなります。
基本法則をよく理解して、問題文に与えられた状況に基本法則を適用するとどうなるのかを、問題に合わせて考えることが大切です。
用語などの知識を問う問題も出ますが、用語の数そのものが他の科目と比べて少ないのです。
物理の基礎学力のある人なら、教科書の用語すべてをマスターするとしても、冬休みに2日程度充てれば覚えきれるくらいの分量です。
物理は得点が勉強時間に比例する科目ではないので、暗記に走らないように、くれぐれも注意してください。

ここ数年間、センター物理の範囲がかなり変化しているので、理系受験生は、センター物理の範囲しか勉強しない、ということではなく、各大学で実施される本試験のための勉強の一部分、という位置づけで、センター試験物理の準備をして欲しいと思います。
その分、数学ほど入念にセンター用の準備をしておく必要はないと思います。
試験の雰囲気は、'06年度の問題を眺めればつかめると思います。
センター試験固有には、センター試験用の問題集を試験10回分くらい練習し、下記に掲げる大数編集部制作の「センター試験必勝マニュアル」を通読し、必要な部分について頭にたたき込んでおけば充分だと思います。
あとは、本試験用の勉強をしっかりやっておいてください。

センター試験では、細かい計算をさせない配慮から、公式の形から定性的に考えて解答が出せるような出題方法が工夫されています。
'06年度の問題で言うと、火星表面と地表とで重力加速度の違いにより、鉛直上方投射された物体の高さのグラフを選ぶ問題がそうです。
問題文に、「同じ初速度で」と書かれているので、投射時点での接線の傾きが火星と地球とで同じになるグラフを選べば何でもないのですが、感覚的にグラフを選ぶと失敗します。
凸レンズを通過したあとの光の波面を選ぶ問題もそうです。
物理法則に基づいてこうなるはずだ、というように考えて解答してください。
物理の出題者は、選択肢を並べるときに、当てずっぽうでやったり、感覚的にやると、多分これを選ぶだろう(笑)、いかにもこの選択肢ではない、と、感じるようなものが実は理論的に考えると正解、ということを考えるのです。
「うまい話には騙されるな」という感覚で、疑い深く選択肢を見てください。

また、物理では、正負の違いを重要視してください。
仕事をするのかされるのか、エネルギーは増えるのか減るのか、力の向きと運動の向きは同じか逆か、というようなことに神経を使ってください。
ソレノイドに電流を流したときの磁力線の向き、磁石のS極、N極間に置かれた1巻きコイルに電流を流したときの回転の向き、1次コイルに電流を流すときに2次コイルに発生する起電力の向き、こうしたものは、'07年度には必ず出題されるはずなので、暗記して答を書くのではなく、いかなる状況でも、右ねじの法則、レンツの法則やフレミング左手の法則を使って、正しい結論が出せるようにしておいてください。

センター物理は以前は出題予想がよく当たりました。
全分野を均等に出題し、類題を2年続けないように、という雰囲気があったので、この2年間出ていないからこれだろうと思うとズバリでしたが、最近は、出題予想を意図的に外そうということを考えているようで、同一テーマを2年続けたり、出題分野を偏らせたり、ということが見られます。
学校や予備校の先生の出題予想にあまり惑わされないように注意してください。
上でも触れましたが、下記の東京出版「センター試験必勝マニュアル・物理」は、センター物理の準備をする上で、必要最小限の事項がコンパクトにまとめられていて役に立つと思います。
ただ、この本は、センター試験で勝つことに焦点を絞っている本なので、教科書をまずしっかり読んで、ある程度、問題練習をしてから読んでもらえると良いと思います。

  

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2次試験対策もしっかりやっておきましょう。






最終更新日  2006.11.14 21:04:29
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