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ラジオメディア論

とある理由があって、gooブログから移籍しました。他の記事も随時移します。ラジオメディア論です。メディア論というか広告論みたくなってます。が、メディアの核心を突くのは広告価値(企業にとってと消費者にとっての両面)がすべてだと思うので、このまま行きます。近年ラジオは広告収入が左下がりで、この間インターネットに抜かれました。ではでは、ラジオの広告価値は下がったのか？結論からすれば、下がったんでしょう。ラジオの番組が最近ことさらにつまらなくなったとは思わないですが。メディアの接触時間だけを見れば、減少しているので、広告価値は下がっている結論は間違っていないです。視聴率からすれば圧倒的に、テレビのほうが上です。ラジオは音声のみなので、広告も非常に打ち辛いです。そのため、広告を検討する際に、真っ先に対象から外されているわけです。そんな金があるなら、もうちょっとがんばってテレビにまわそう、と。もしくは、インターネットで広告を打って認知度をあげよう、と。まあ、方向性としては間違ってないでしょう。最近はなんでも費用対効果で、ばっちり目に見えるものしか広告価値として認識できないですからね。ただ、ラジオとインターネットを同視するのはどうかと思います。ラジオの強み1.ラジオは声しかない分、視聴者が想像を膨らませる興味をもった際、詳しく知りたいという欲はネットより強いです。つまり、メディア戦略の初期に活用すると活きる。2.企業ブランドがマッチすれば、ブランド強化の武器になります。番組、パーソナリティーに対する好意が相当あるので、そこに登場するものに好意を抱きやすいです。と、要はインターネットにはない、第三者を交えた双方向メディアとしての魅力があるということです。その点を再発見したスポンサーが、いまひそかに増えているそうです。ひそかに増えているということは、まだ増えていないということです。ただ、販促効果は出にくいので、ラジオ広告にはみな及び腰なんです。ただ、オンラインラジオもこれから活性化していくし、Googleもラジオ広告なんてものをやりだしたし、メディアは複合的に使うべきだという理論が活発なので、今後、ちょっと注目のメディアであることは間違いなしです。結局、数字でラジオを、メディアを規定するのは間違っているということ。それぞれの特性を考えて使うべきなんだということです。つまり、まだまだラジオの広告価値はさびれていないということ。ラジオに注目せよ！ただ、このまま視聴者離れが続けば、もう復活は無理でしょう。というか、僕もラジオを聴かなくなった一人です。ことさらに思うのは、ラジオが自分のところの宣伝・広報が弱すぎると思うんです。どんな番組があるか分からないんです。そんな状態では、あえてラジオを聴きません。コンテンツ・広告収入の強化はもちろんですが、またラジオを聴いてもらえるような施策が必要不可欠です。そこにはぜひ力になりたいと思っています。これをご覧になったラジオ局の方、ご連絡お待ちしております。

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