政治信条
バンコクの天候 晴れ 気温31度 政治信条 シルバーウィークも今日までですが、如何お過ごしで しょうか? 十数年前の様な高速道路の混雑振りを見ていますと、 何やら懐かしい気がしています。盆暮れのUターンラッシュ を報じるテレビニュースを九月に見ることになるとは思っ てもみませんでした。 さて、鳩山政権が動き出しておりますが、無難なスタート に見えるのは、国会が開催されていないからでしょう。 野党に落ちぶれた自民党も黙っていないでしょうし、野党 の専売特許だった「なんでも反対」「スキャンダル探し」 がこれから激増するでしょうから。 それと、民主党は初めて世界を相手にしていかねばならな いわけで、今までのように自分の党の党利党略だけで動く ことがままならなくなる。 それを少しでも揺ぎ無いものにするのは政治家の政治信条 であろう。 少なくともそういう意味では社民党や共産党は強いのかも しれない。 凝り固まった政治妄想で支えられているわけですから(笑) 反面、小沢一郎率いる民主党に「政治信条」を見つけるこ とが出来るだろうか? 確かに旧社会党や民社党の連中には中道リベラルや左派思想 が根付いてるかもしれないが、如何せん少数派である。 反面、旧自由党を母体とした小沢グループの政治信条とは 何ぞや? これがなかなか見えてこない。 これに関しては、旧自由党時代に行動を共にした西村真吾氏 が書いて残している。 要約すれば、小沢氏には確たる政治信条も想いも何もないの であってそれを見つけだすことや問うことの馬鹿らしさを言 っている。 そう、小沢氏には政治信条はない。 「生活第一」は政治信条ではない、あれは選挙用のスローガ ンであって、政治家小沢一郎の信条、プリンシパルではない。 そこに、国旗への一礼を失するような議員が出来るのだろう。 極右と呼ばれた西村真吾氏の意見と食い違うのは仕方ないに しても、彼の小沢論を読んでいるとなるほどなと思った。 従って、鳩山政権がこの後、外交安全政策でどんな方向に進 むかという方を注視する必要がある。 「子供手当て」26000円や基礎年金70000円支給 それに農家個別補償などの「金」に目をくらんでこの国を 売る様な政策を見逃してはならない。 さっそく小沢氏は「外国人参政権」に関して来年度に目鼻を つけたいと言っている。 やっぱりこの男は「壊し屋」だけなのか?? 誰にも見えなかった小沢一郎の政治信条が国益に基づくもの だと思いたい。(政治信条があればの話だが) にしても、今の日本は疲弊しすぎてるのかもしれない。 民衆が「変化」を求める時は「疲弊」してる時だから。