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カテゴリ:日々雑感
バンコクの天候 晴れ 気温28度(朝) 杞憂 ? さて、先般アメリカのGMがチャプター11による 破綻手続きを受け入れた。 一時国有化で再建を目指すということだが、はた して本当に再建出来るのだろうか? デカい車ばかり作っては、子会社の信用会社の甘 い与信判断で顧客に売り裁き、CDSなる保険債権を 編み出してボロを隠してきたわけだが、それはもう 通用しない、そしてその膿はまだ溜まったままで、 いつ再爆発するやもわからない。 この先の世界の自動車産業は日本車・欧州車・ 韓国車・そして中国・インド車といった序列に なっていくだろう、その中にアメリカ車の姿はない。 トヨタ・ホンダが攻勢をかけるHV車は、日本にし か当面は作れないであろう。 各国が追いついてきた頃には、更なる燃費効率の いいHV車を作り出しているだろう。 であるから、各国を追い越すには「電気自動車」 以外に無いわけだが、先日売り出された、三菱の 電気自動車は400万円を越える値段。 あの概観と小さい室内の車を、誰が買うのだろう と日本人である私も思った次第です。 電気自動車も200万円強ぐらいの値段で、走行 距離も一回の充電で300キロぐらい行かないと やはり買い手の意欲を喚起出来ないであろう。 電気自動車の開発のカギは何と言っても電池の 開発とコストダウン。リチウム電池にはプラチナ や他、多数のレアメタルを必要とする。 だから、高価になってしまうのだ。 レアメタルと言えば、「タングステン」。 この世界での埋蔵量の8割近くを持つとする国 が・・・ 北朝鮮 なのだ。 だから、中国はその権益をなんとしても欲しい。 ロシアもアメリカも・・・ で・・・みな及び腰だったし、今も及び腰。 しかし、列強がこの権益の分配案に同意した時 その時が、北朝鮮が抹殺されるときであろう。 イラク攻撃のとき、無理やりデッチあげてでも 攻撃理由を作ったアメリカが、ここまで舐められ ても捨て置いてきたのは、北朝鮮の背後に中国と ロシアの影があったからなのだろう。 さて・・・13日か14日だと言われるミサイルの 発射と、アメリカ人記者拘束といったことがいよ いよ、各国の決断を迫るに違いない。 今の北朝鮮を見ていると、1940年代の日本 を観ているようで、列強にどんどん追い込まれて いる。 危うい限りだ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 9, 2009 11:13:23 AM
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