BANGKOK艶歌

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　　臓器移植法案衆院通過


　「A」案で衆院を通過した臓器移植法案ですが
賛否色々あるようです。
　年齢制限や脳死を基準とする改正点はドナーを
待つ患者には朗報であることは確実だ。

　一人でも多くの患者が助かる・・・

　がしかし、「脳死」を基準として移植を可能と
した場合に家族の同意が得られるか否か。

　例えば、自分の子供が15歳未満で、脳死に陥っ
た場合に、親の私に臓器移植を迫られたら・・・。

　そう、心臓は動いてる。体温もある。

客観的には「生きてる」わけですから。

　
　口では、「一人でも他の人の命が救えるなら」
とは言ってみても、いざとなると決断できるかど
うか疑わしい限りです。

　もっとも私のようなオヤジになってしまうと、
どうせ助からんのなら、とっとと全部上げちゃっ
て下さいと言えるのですがね・・・。

　この法案の争点はやはり年齢制限というよりも
「人の死の基準」にあることは間違いないです。

　ただ、総論としては、参議院でも速やかに通し
て欲しいものだと思う次第です。間違っても解散
によって『廃案』とならぬように、我々は議員さ
んの良識を監督しておかねばならないでしょう。

　中国やタイでの「違法な臓器移植」の闇市場が
あるわけで、闇の世界で小さな子供の命が生きた
まま奪われる悲劇は見たくも聞きたくもないです。

「闇の子」という題名だったか、タイの闇臓器移
殖の映画をDVDで「中身を良く知らず」借りてきて
観たのですが・・・

　途中で切ってしまいました。

貧困を極めるタイ農村部の子供が生きたまま売買
される様は、第二の故郷として生きてる私にはと
ても直視出来ない現実でしたので。


　子供の笑顔・・・それは親の望み
　
　　　　　　　　　　　　でありたいですね。