BANGKOK艶歌

2009/08/03(月)10:58

マナー違反

『喜怒哀楽』(143)

バンコクの天候 晴れ 気温29度  アウェーでの戦い  男女ともに、この週末は、またゴルフで楽しませて  呉れましたね。  まずは、宮里藍選手。二週前のアメリカツアーで初  めての優勝に続き、メジャー初優勝を目指した[全英]  でしたが、惜しくも3位でした。  ただ、やはり4年間苦労しただけの「貫禄」がありま  したね、堂々たる戦いぶりでした。  そして、国内では、石川遼くんがまたやってくれまし  たね。  2位と2打差でスタートした最終日。  同じ飛ばし屋のブレンダン・ジョーンズとの一騎打ち  になった後半、遂に15番で石川がボギーを打って並  ばれ、そのまま勝負は18番最終ホールまで持ち込ま  れました。  ここで、両者ともにティー-ショットをバンカーに入  れてしまい、条件は同じに。  第二打は、ブレンダンがピン下3mに、石川がピン横、  2.5mにつけた。  バダディーパット、先に外した、ブレンダン。  しかし・・・此処で観客の中から、拍手が・・・  確かに、此処は日本でブレンダンにとってはアゥエー  な戦いですから、応援が日本人に集中するのは当然な  のですが、このマナーの悪さはいけませんね。  みんな・・・日本人はあの場面心の中で、「外せっ!」  って祈ったに違いありません。  しかし、それを形でやってはいけませんね、ゴルフは  やっぱり、マナーが大事っすから。  ですので、石川選手の最後の勝利インタビューでの涙  はブレンダンへの感謝の意味もあったでしょうが、そ  の陰には「スミマセン」という謝罪の意味もあったの  ではないかと思います。  アメリカンツアーでも違う国の選手への「風当たり」  が強いのは同じでブーイングだって時にはあります。  けど・・・「悪いこと」は真似しちゃいけません。  我が日本の古来よりの「武士道」精神からすれば  敗者への思いやりこそ、美、なわけですから。  とはいえ・・・今後、日本人選手が海外で戦う上に  おいては、言葉の壁とともに、やはりアウェーの地で  戦う過酷さも克服せねばなりませんね。  宮里選手・石川選手・・・お疲れさんでした。  そして、石川選手には「全米プロ」での上位争いを  期待します。  ---------   小説、「奇跡の風」~アルバトロスに夢賭けて~   も、もう間もなく寄稿開始です。   さて、どんな小説になるやら。    

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る