若い人々の希望
バンコクの天候 晴れ 気温28度(朝) 希望と欲 昨今の若い人々の世代では『就活』と『婚活』がテーマらしい。 考えてみるに、我々の世代の二十代の頃と言えば、大学を卒業するに当たって、確かに就職活動はしたが、結婚のための活動なんてのはコレといってしなかった・・・というか、それなりの年齢になれば誰だって結婚できた。 就職に関しても、「氷河期」とか言う時期があったのは事実だが、それほどシャカリキな現実ではなかった気がする。 今の時代、私の子もそうだが、年収200万円以下ってのはザラな世界らしい。 我々の頃は、バイトでもそれ以上稼いでいた。 確かにこれでは結婚も考えれないわけですな。 んでもって、希望も欲も無くなってしまいますよね。特に男の場合は、現実はそうでありながら、いまだに男の稼ぎで女房子供を食わせていくって考えが残っているもんですから、おいそれと「結婚してくれ」なんて言えないのでしょうね。 自分ひとりだって食うに精一杯なのに、扶養家族なんてとんでもないって感じで・・。 けど思うのですが、これから先の「資産形成」を考えますと、一番の「先行投資」であるのは「子供を沢山持つ」ってことじゃないでしょうか。 確かに子沢山は生活がキツイ。けど、程度の差はあれど、子供は親の面倒を看て呉れます。益々収入が減る世の中にあっては、いかに「労働人口」を増やすか、つまり家族の中の働き手を増やすかってことではないでしょうか。 例え、200万の年収でも3人の子供が居ればその家庭には600万円の現金収入があるわけですから。 なんでこんなこと思うかと言えば、此処タイでは子供は宝物のように思われている部分があって、次世代を担う力であるというのもありますが、現実には「老後」を考えれば、頼るのは子供だけ・・って考えです。 ですから、若い夫婦は借金してまでも子供を育てることにシャカリキです。 自分たちもそうであったように、親の面倒を看るのが当足り前だと小さい頃から、その考え方を刷り込んでいくんですね。 子供の世話にはならねぇ~ なんて意地張ってる場合ではない、これからの世の中 だと思います。 せっせと子作りに励みましょう!!(笑)