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BANGKOK艶歌

[『無題』] カテゴリの記事

全150件 (150件中 1-50件目)

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いろんなこと

　バンコクの天候　曇り　　気温27度（朝）　　世の中の動きとその裏　　　先週末から、のりピー事件が動きましたが、なんだか　この影響で押尾事件が影が薄くなりましたね。　こっちのほうが、人が不自然死しているのに、マスコ　ミはスルーしてるし、警察の発表もあまり無い。　昨今の傾向として、芸能界のスキャンダルが出るとき　ってだいたい政治経済で大きな動き（スキャンダル）　があることが多い。　そう、日本人を馬鹿扱いしてるんでしょうかね？　能天気な日本人は政治経済ネタのスキャンダルなんか　より芸能ネタのスキャンダルのほうが面白く振り向い　て呉れるからなのだろうか？　なんだか、大きなウネリみたいなもんを感じる昨今の　芸能スキャンダル連発です。　さて、話はちょっと経済ネタに。　アメリカの某経済アナリストが言うにはこの8月末から　アメリカにおいて「金融封鎖」が起こるとのこと。　良識あるものは銀行預金を下ろして手元に置くように　と指示しているらしい。　これに関連してパナソニックUSAの社員に９月中に帰国　するようにとの社内通達も出ているらしい（本当？？）　つまり、暴動が起こるかららしい。　アメリカ経済の末端の様子は醜いまでにも崩壊寸前のよ　うです。　マスコミや経済アナリストの言うことは信じられません　日本経済や席世界経済が持ち直しつつあるというのも、　いまだに私には信じられません。　いや、回復してもらわにゃ困るのは私も一緒なんですけ　どね・・・　日本は盆休みに入って、動きが止まってます。　さて、この間に、何が起こっているのか・・・不気味で　あります。　のりﾋﾟｰネタに戻りますが、父親も弟も吸収福岡の〇口組　の暴力団組長であり組員だったということですから、麻薬　に「身近」であったのは疑う余地はないですね。　まぁー芸能界と暴力団とのつながりも誰も知ってることな　　んですけど。　そんなことより、８月６日や９日の原爆の日を想いましょ　う。そしてアメリカの過去最大の戦犯を問うべきです。　勝てば官軍、何でもありだったアメリカのやり方、戦後６４　年で鉄槌が落ちるのでしょうか。　『私は貝になりたい』　感動作ですけど・・・この時期に観ると「重い」です。　原爆で命を落とされた方々の御霊に　合掌

August 10, 2009

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国家の戦略

バンコクの天候　晴れ　２９度　アメリカの国家戦略　　ビル・クリントンが電撃訪問だってさ。　　で、捕虜になってるアメリカ人記者２名　を救出。　まるで、ハリウッド映画観てる感じ。　けど、二人で映ってる将軍様の顔・・・　嬉しそうですね。よっぽど美味しい土産　を受けたのでしょう。　クリントンはもともと、北のレアメテル　利権が欲しくて、大統領時代から近づい　ていたわけで、これで、アメリカは日本　の頭を通り越して、独自外交に動き始め　たわけですね。　先の中国とのG2など、もはや、アメリカ　は言うことの聞くポチが居なくなった　日本を見限ろうとしているようです。　民主党が政権を取っても当然、現実路線　に舵を切らねばならない状況になるとは　思われますが、それでも６０数年間の自　民党との関係と同じものを作り出すには　時間が掛かると観たのでしょうか。　それなら、中国に近づき、極東は中国に　任せようと。　その一環として今回の訪朝があったとす　れば腑に落ちる。　まぁーそれだけ、日本が東アジアにおけ　る旧ソ連の盾の役割をさせないで済む状　況になったというのもありますが、その　時々で国益第一で動くアメリカは二枚舌　だと言われ様が、それは立派な　国家戦略　　　　　　　なんですね。　それに比べ、未だに９条擁護、非核３原則　堅持などと選挙で声高に言っている政党が　いるのは能天気も甚だしい。　こういう連中ほど「有事」となると、とっ　と海外逃亡するんでしょうな。　お願いだから・・あの社民の舌足らずが　落ちて欲しいものだ。　（共産は、少しはまともなことも時には　　言ってるので残してもいいかなと思う）　拉致被害者が何十年もほっておかれたのは　は他でもない、日本社会党がそこにあった　からである。　村山が消え、土井たか子が消え・・・　もう、あんたらは要らない。　もちろん、民主内の旧社会党勢力は駆逐　すべきだ。　パンチンコ利権ずぶずぶの野郎どもめ。　ちょっと、アメリカの国家戦略に関してで　すが、アメリカの影響力が落ちた分だけ　戦々恐々としている連中が居るみたいです　ね。　小泉も、ロシまで行って命乞いしてるみた　　いだし。　そろそろ、東京地検は動きそうですね。　押尾や法P旦那の逮捕もその前哨戦か？　なんてたって、小泉のブレーンであるとこ　ろの関東〇〇会はロックフェラー系ですん　で。CIAとの関係もあり、その力が削がれ　るとなると・・・　大きな疑獄・逮捕者が出てきそうです。　それにしても、法Pどこいっちゃったんで　しょうね。　それは本当に、心配なことです。

August 6, 2009

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五月雨　

　バンコクの天候　晴れ　　気温３２度　　五月雨　五月の雨と書いて「さみだれ」　いやぁー日本人、日本語っていいですよね。雨にまで　その時々の名前を付けちゃうんですから。　バンコク雨、って書いて。「洪水」ｗｗ　どうでしょ？　さて、今日から仕事って方が多いかと思いますが、この　大不況で、弊社も２月、３月と、３連休をいっぱい取ら　されました。　けど・・・、休みあってもすること無い。　ゴルフもね・・・、やっぱ仕事のことが気になってあま　　りやってても面白くないんですよね。　変な話で、忙しい時は、３連荘で、ゴルフ行きてぇーな　んて思ってたんですがね。　ほんと、朝起きて、行くとこ、すること無いって、ほんと　　　地獄　っす。　てなことで、DVDばかり観て過ごしておりましたが。　そんな中で、私のオススメ。　既に昨年の秋にテレビでご覧になって方も多いかと思います　が。　『風のガーデン』　緒方拳　中井貴一　黒木メイサ　etc　主人公の凄腕麻酔科医（中井さん）が末期がんに侵され余命　　半年となって、それからの「生き方」を描いた作品です。　息子（中井さん）の最後を看取る地方医療に携わる老医師役　に緒方拳さん。　皮肉にも、この時緒方さんの身体はガンに侵されてたんです　ね。撮影終了後、ほどなく、緒方さんは亡くなられました。　そういう意味で、緒方さんの演技を「先入観」持って観て　頂いても、それだけの意味があると思います。　是非、観てください。　　私敵には、ラストテーマになっていました平原綾香さんの歌。　『ノクターン・カンパニュラの恋』　すっごく気に入って、ネットでDLして聴いてます。　何度聴いても心洗われるようないい曲です。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－　では、今朝起きて「行くとこある人」はその感謝を　もう一度、思ってください（笑）　では、仕事・・・頑張ってくださいませ。　お知らせ：　　　携帯小説、始めました。　　携帯小説『中年オヤジの背中;』はコチラから

May 7, 2009

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復活

　約、半年ぶりのブログ更新です。　この間、なんかあったのかと言えば、別にこれといった理由も　無く、更新を休んでいたわけでありますが、強いて言えば、例　に洩れなく、『世界金融恐慌』の荒波に押し流され、弊社も沈　没しまいと必死で耐えておりますわけで・・・。そんなわけで　気分的に「書けなかった」というのが事実です。　かといって、事態が好転したのかと言えばそうでもなく、今尚　もがき苦しんでおる、我が、タイ法人であります。　しかし、日本では「新緑五月」よろしく、清清しい季節を向か　えられていると思いますが、気分も新たに、また、「ちまちま」　とあれやこれやと書いて参りたいと思ったわけですので、また　ご贔屓頂ければ幸いです。　　－－－－－－－－－－－－－－－－　さて、此処タイの現状ですが・・・。　　先月の半ば、またもや、やらかして呉れた『赤シャツ』君達。　去年の空港占拠は『黄シャツ』君達であったのですが、黄色　でも赤で、どっちもどっちで、相変わらず「タイの政局」は不安　定でありまして、今度は『青シャツ』君なんかも現れる始末。　　はっきり言って・・・。　アホですな。　ちゅーか、近代国家の仲間入りをせんとする国が通る道とは言え　いつまでたっても「成長」の無い国です・・・この国は。　　まっ・・・それがタイだと言えばそうなのですが・・・。　いずれにせよ、まだまだこの先、何度かの「紛争」は予想される　わけです。いい加減に気づいて欲しいもんですな、それが自分達　の首を絞める行為だってことを。　　さても、「金融恐慌」ですが、此処タイでも例外ではなく大きく　影響を受け、景気後退しているのですが、一つだけ変わらない様　な気がするのが・・・。　タイ人の金持ち達。　いやぁー、やっぱ持ってる額が違うんでしょうか、つまり使って　も使っても減らないぐらい金があって、全く『屁の河童』状態なわ　けで。　彼らには「金融恐慌？、何それ・、ぜんぜん、マイペンライ」なの　でしょうね。　頼むっ！！・・・ウチ（弊社）に金貸してくれっ。　そんな愚痴をちょろちょろとコボシテいる管理人デス。　てなことで、また、日々雑感・・・再開しました。　　　連休後半に突入している日本の皆様。　　　いい休日を過ごしてくださいませ。

May 4, 2009

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晴天秋晴れ

バンコクの天候　　晴れ　　気温26℃　　秋深し、隣は何をする人ぞ。　　例年になく、雨季明けの遅いタイ。連日のように強い雨。　さては、タクシンが帰ってきて怒ってるのか？　戻ってきてはみたものの、2年の禁固刑を裁判所が決定し　ているだけに・・・臭い飯食う気だろうか・・・。　さて、アメリカ大統領選挙も投票まで２週間を切ったわ　けですが、今んとこオバマ候補が一歩リードの模様。　それにしても、マケインも相当焦っているのか、醜いま　でもの「ネガティブキャンペーン」。　私の予測では・・・。マケインが勝利するのではと観て　います。　最後の最後で、結局アメリカ人（アングロサクソン系）は　『ブラック』への抵抗感を拭い去ることが出来ずに、伝統　的に白人・お金持ち＆戦争大好き候補を選ぶのではないか　と、穿ってみてしまう。　そんなことですから、現在の死に体となっています、ブッ　シュ政権の最後の共和党への置き土産として、何が何でも　大統領選挙までは、再度の金融危機爆弾を破裂阻止に向け　て必死なのではないか。　本来であれば、AIGのCDS処理の内容が昨日２１日にも白日　に晒されていないとおかしいのであるが、第一弾の救済内　容だけでは全然焼け石の水だという「情報」は絶対阻止で　流さないでいるのではないか・・・。　ですので、当面は２００～３００ドル程度の値動きで株は　推移するもようで、大きな波乱要因は出てこない、という　か出さないであろうというおが、私の読みなのですが。　さりとて、相場は相場に聞けの格言通り、どこからともな　く漏れ伝わって、ある日再び「大暴落」という筋書きも無　きにしもあらずですが。　いずれにせよ、先にも申し上げましたが、まだまだ峠を越　えるには波乱の二度、三度はやってくることでしょう。　まぁー我々庶民はただ傍観しているのみなのですけどね。　さて・・・スポーツの秋でありますが（タイは昼寝の秋？）　岡田監督が辞任し、WCB監督は誰だとか、石川遼君の活躍に　沸く男子ゴルフであり、柔道石井の波紋騒ぎとかetc。　いずれにせよ、我々に感動を与えてくれる真の試合やゲーム　は何度でもOKですので、重い雲の掛かった日本の空に秋晴れ　を呼ぶようないい試合の数々を見せてもらいたいものです。　さても・・・本日より「落合竜」vs「雪辱原巨人」のCS第二　ステージが始りますね。　もちろん・・・同世代の原監督率いるジャイアンツを応援　しています。　スカッツっと昨年の雪辱をしてくださいませ・・・タツノリぃ～。　では・・・日々、「清き心」維持して今週も仕事に励む　　　　　　管理人です。　　　　　　しかし、「美味い秋刀魚」が食いたいと意地汚い　　　　　　食い意地を張っている管理人でもありますが（笑）

October 22, 2008

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鵜飼商売

バンコクの天候　晴れ　　気温27℃　鵜飼商売　どこまで行くんだろうか「世界同時株安」。　---俺達にゃ関係ねぇ～　とか、思ってる方もいらっしゃるやもしれませんが、事態は　高みの見物なんて度を越しておりまして、すぐそこまで我々　庶民の生活を直撃しようとしております。　国家が破綻することなんて、本当にあるのだろうか、などと　暢気なこと言っていると、アイスランドが第一号のようです。　９７年のアジア通貨危機の際は、韓国も「IMF」や日本の力　でなんとか危機を脱しましたが、さて・・・今回はどうであ　ろうか。　その韓国の大統領。　---日中韓は危機に対応できるだけの外貨準備がある。　かような、声明を出していましたが。　どこまで見栄張りなのか、はたまた韓国版「大本営発表」な　のかと思ってしまう。　　～～～日中は確かに豊富な準備がありますけどぉ～。おたく　　　　は、それをあてにしてる立場でしょ？　そんな風に言ってあげたい心境です。　しかし、日本も中国もアメリカからの圧力で、ドル債買いに　手一杯で、おたくを助ける余力はないかもよ？　そろそろ、自国の「立場」をよく認識されてはいかがでしょう。　　日本が、韓国を助けねばならないのは「韓国市場」を失うこと　による民間企業の打撃が大きいからです。　「竹島」だ、「反日」だと散々日本がコケにされても黙ってい　るのは、実は韓国からの膨大な貿易黒字があるからなのですね。　だって、韓国がしゃかりきに世界中で物を売って頂いて得たお金　のうち日本からの「仕入れ」分差し引くと韓国の手元にはほとん　ど残らないという仕組みなのです。　日本は目に見える最終製品での韓国との販売競争はとっくに見切　りを付け、付加価値製品（素材・部品・精密装置）を売ることで　最終的には利益を還流させる仕組みを作ったわけです。　こうすれば、諸外国との「貿易摩擦」というのも表面上は見えな　いわけですから、矢面に立たされるのは韓国であり、労多くして　稼ぎ少なしというわけです。　鵜飼商売　　って言うらしいですね（笑）　　えっ？？？　どっちが鵜？、そりゃ・・・アッチでしょ。　いずれにせよ、ASEAN・アジア諸国にもデフォルト（破綻）の危機　がすぐそこまで迫っているのは確かです。　明日は・・・どこ？　　週末より３連休の日本。　　この連休がどう出るか・・・。休み明けが各国より一日遅れる　　リスクは十分にあります。　　とりあえず、G7で中川（酒）大臣に存在感を見せてもらいま　　　　しょう。　　個人的に、中川（酒）大臣が大好きなんです・・・。　　　（酒）の意味は・・・各自お調べクダサイ（笑）　　では、皆様・・・良い三連休を・・・（そんな場合じゃないか）

October 10, 2008

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タイの民主化

バンコクの天候　　晴れ　　気温２７℃　タイの民主化　依然として続いている、市民連合による首相府占拠　　それに伴い、流血も出ている。　かといって、報道されているほど、国内に居る分に　は、全く危険は感じない。　ただ、観光客が減り、外資の投資が減っている。　一括りには言えないが、こんなことやってるようで　は民主化国家の樹立は程遠いだろう。　確かに政治の腐敗はある。それはどこの国でも同じ　である。　問題はそのレベルであって、それに対する国民の意識　であろうか。　世界がどう見ているのかを考えもせずに目先のことだ　けに激情的に行動に出る。　また、政府もとてもではないが、ASEANをリードできる　だけの見識や品格が整っているとは言えない。　そろそろ、「国王頼み」の政治は辞めねばならない。　王室の威厳を大切にすることは大事であり、それは国民　　の心の拠り所となっているのだから、否定はしない。　むしろ微笑ましい。　しかし、立憲君主国としては国王が政治の表舞台にそう　そう立つわけにはいかない。　こんなだから、こうだから・・・タイなんだ。　そんな嘲笑含みで言われているこの国だが変わって欲し　いものだと切に思う。　私にとって好きな国であり、第二の故郷となりつつある　国ですから。　世界同時不況に突入せんとする今、足元見詰めてしっか　りと民主化にまい進せんことを切に祈るものです。　案外・・・それでも、この国の時間の流れはずっと昔も　今も変わってないのかもしれないな・・・。　何があってもタイはタイなのか？？　不思議な国だ。ほんと・・・。　さて、世界同時金融不安。週末のG7の成り行きに注目し　ましょう。　ここでも自国の事情ばかり主張しているよう　ではほんと、かなり大変なことになることでしょう。　

October 9, 2008

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インチキ・能天気・危機感

バンコクの天候　晴れ　　気温27℃　インチキ法案　昨夜のニュヨークダウは、前日の世界市場の流れを受けて、予想通り　というか、あっさり１００００＄を割ってしまった。　そして、今朝の東京も、あっさりと１００００円を割った。　アメリカ金融安定化法案可決の無能　そりゃそうでしょ、この法案、中身を見れば呆れるというか人間の強　欲の醜さに思わず顔を背けたくなるような内容。　日本のメディアは知ってか知らずかその中身を報道しないが、表立っ　て報道されている、７７兆円規模とか、預金保護上限のアップとかい　うもの以外に驚くべき内容が隠されていた。　当初、下院で否決された時の法案の中身は凡そ１００項程度のものが　修正法案は４００項にまで膨れ上がっていた。　その主なる追加内容の中で、アホらしくて開いた口が塞がらない内容　のものが以下の通り。　＊　おもちゃの矢の税金の廃止　　＊　ハリウッド映画製作優遇税制　＊　州単位での消費税の廃止（自治体？国家？が負担）　　etc　　これってどういう意味でしょうか？　　これらは、法案反対派議員の地元に関係する内容ばかり。　つまりは、反対派議員を取り込むために付けた「アメ」なのである。　財源や、税収減をどうするなどといった議論もなく、ただアメを与える　必要に迫られたための追加法案。　そりゃ、こんな法案・・・まともに考えたら誰が信用しますかいな？？　大の大人が寄ってたかって議論し上や下への大騒ぎで可決せねばなら　ないものなのか？と思ってしまう。　まぁーそれだけブッシュ政権は追い込まれたのかもしれないが。　それにしても、自分達の利権資産を守るために犠牲にするものへは一切　目も呉れないこの姿勢。　これを見ただけでも、アメリカの将来は無いと思える。　　そのとばっちりを受けた世界各国では、己の国を守るが必死で「協調路線」　などまとまるはずもなく、互いに隣の情勢を疑心暗鬼で探りながら自分と　こだけは、と小ズルく走ろうとしている。　いや、自国を守ろうとする発想はそれ自体否定も非難も出来ないであろう。　何てたって飛んで来た火の子を振り払うのは国家首脳の役目ですから。　もっとも自業自得だと思える国もありますが・・・。　しかし、この危機を乗り切るには、やはり世界的な「協調路線」がまず必要　であり、尚且つアメリカにはかなりの痛手を負ってもらわえねばならないだ　　ろう。それでも収束するのか否か懐疑的ですが。　私もここんとこかなり不安な心理で情報確保に走っておりますが、結局のと　ころ個人が打てる対策など高がしれているのでありまして、成るようにしか　成らないと、今朝の状況を見て思っておる次第であります。　ただ・・・こんな状態、こんな状況でも、「何それ？？」って他人事の様に　日常を生活できる人も居るわけで、その中には経済的裕福人が居て、そして　また国家の役人・公務員の人々もまた「倒産危機」などといったものとは無　縁であり「本当の不安心理」を覚えるには至ってないはずですから。　　はたまた、能天気でトンチンカンなことしか関心のない人々、若者・・・etc　　ある意味幸せな人々です。　知っているから、知ったから・・・・ってどうにかなるわけでもない。　でも・・・　危機感は、人間形成には大事な要素だと思うのですが・・・如何？　

October 7, 2008

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秋の訪れ

バンコクの天候　晴れ　　気温28度　秋雲　　常夏の国、タイにも秋や冬がある。もっとも、18度～20度くらい　の気温であるが、これを冬とは呼べないかもしれないが、タイ人　にしてみれば、「冬」かもしれない。　10月も半ばを過ぎると、タイもどこか「秋」を感じさせてくれる　変化がある。　先ず、日が暮れるのが早くなる。そして、時折、頬を掠める風に　冷たさを感じ、空には「すじ雲」が魚の鱗のように流れるように　浮かびだす。　10月に入って、それらがほんの少しずつ垣間見れるようになった。　今年も残る3ヶ月となり、季節の移ろいとともに、時の流れはいつ　も変わらぬ歩みを続けている。　昨日は、バンコク都知事選の開票。現役のアピラック氏の再選が　濃厚のようです。　そして、首相府を占拠している反対デモの中心人物である元都知事　のチャムロン氏が逮捕されたと報道があった。　これらのニュースは日常的で、タイでは珍しくない。市民も驚きも　関心もないようで、営々の「日常」が営われており、そこにある　変化といえば、先頬の「秋」の訪れくらいだろうか・・・。　しかしながら、世界はかなり「激動」の渦の中に突入しているよう　で、アメリカ議会の「救済案可決」にもダウは下げた。　もはや、行き先をもとめ徘徊するアメリカの憐れな姿となっている。　今朝の東京市場も大きく下げており、いよいよ今週はブラックホール　の正体を見ることになるかもしれない世界経済であります。　秋刀魚に酢橘の香り。　　秋深まり、木々が色着き葉を落とす秋。詩情溢れる季節。　　それらを食し、愛でる楽しみを・・・失いたくないですね。　　　　　

October 6, 2008

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水没・金没

バンコクの天候　　晴れ　　気温26℃（朝）　水没　＆　金没　　昨夜の大雨で、バンコク市内の浸水が激しくなっている。　政府も今月半ばまでにバンコクの一部が「水没」する警告を　発しているようだが・・・。　バンコクの水没危機は毎年のことだが、アメリカの金没はか　なり深刻である。　今日のアメリカ議会（下院）での「救済法案」の採決を待つ　ウォール街であるが、私は例え、「可決」されてもその効力　は、よく持っても、半年だろうと思う。　当面の金融危機、不安の払拭には何らかの効果は発揮するか　もしれないが、もはやそんなものは「焼け石に水」状態であ　　って、CDS総額６２００兆円はモンスター化して、全てを飲　みこんでしまうことでしょう。　投資銀行CEOが、「金色のパラシュート」で脱出しようとする　のを、市民や農民は見過さない。　何億もボーナス取っておいて、逃げ出すときも金を求め、一　切の責任も取らず「脱出」しようとする、幹部達。　しかし・・・、この法案は通さなければ、アメリカが生き残る　望みすらも絶ち切ることになろう。　一端、安堵感を得て、次の一手は、略奪戦争を始めるか、それ　とも、経済『徳政令』（モラトリアム）の発効だろう。　どう転んでも、アメリカの「復活」は有り得ない。　日本と並んで、「ドル買い」のお得意様の中国は、裏切るだろ　う。そうなれば、「文句も言わず」ドル買いをしてくれるのは　日本だけになってしまうアメリカなのだ。　中国のことだから、「ドル買いは止めないでおきましょう、その　代わり、台湾を寄越してもらいましょうか・・・」とアメリカに　迫るかもしれない。　我々、日本人で黙って対岸の火事だなんて思ってる人々も居るや　もしれませんが、黙ってりゃどんどん、アメリカに血税を吸い上　げられるだけですよ・・・。　此処タイでは、国民の一体何割、いや何パーセントの人間がこの　世界的危機を深刻に受け止めているだろうか。　タイのテレビニュースを観ていても、「安穏」としたもんです。　　「抱きつき心中」だけは御免ですよ・・・アメリカさん。　それとも、国家中枢の誰かは、やっと戦後６０年の今に積年の恨　みを晴らす時が来たとほくそ笑んでいる者がいるのか？？　それならまだ・・・救いがあるが・・・。　3ヶ月前に私は、僅かでありますが、全ての金融商品を現金化する　為に日本へ戻りましたが、その時、店頭の職員は「何を血迷った　のか」といった顔してましたが、今頃彼らが血迷っているに違い　ありません。　さて・・・、次は、現金化したものを、箪笥の中に仕舞い込む算段　を女房に指示しました（笑）　だって・・・日本の銀行だって、あのモンスターに「抱きつき心中」　させられたら、ひとたまりもなく沈没でしょうから。　今・・・一番怖いのは、「箪笥預金」を狙う　泥棒さんデス（笑）　　事態は・・・・深刻ですよ？皆様・・・・・・・・・・。　

October 3, 2008

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週末雑感

バンコクの天候　　晴れ　気温２７℃　週末雑感　　麻生政権が船出した。　のっけから、中山国土交通省の「失言問題」発生。　というか、私からすれば、少なくとも「日教組」関連の発言は　的を得ていると思う。　わが子を持つものとして、「日教組」の洗脳を浴びた先生に教　えて欲しいとは思わない。　そうでしょ？　　授業ほっぽって、集会だデモだとかやってん　ですから。教職員とて人間ですから、思想や言論を制限される　ことはない。しかし、どんな職業であれ、当座の仕事を放り出　して、それをやるなんてのは、民間では有り得ない。　ここにも「公務員・官僚」の甘えがあると思う。　左巻「日教組」の面々。日の丸は無視するは、国歌斉唱を拒否　するわで、そもそも、そういう人物は「日本人」辞めて頂いて　お隣の国にでも移住されたらよろしかろう。　さて・・・麻生総理。　さっそくNYで「集団的自衛権」の解釈拡大を声に出して呉れた。　これには各方面、NYタイムズも含め「警戒感」を露にしている　ようだが・・・。　主権国家として当たり前のことを言っただけでしょ。　てめぇーんとこは、核は所持するは、デッチ上げの資源戦争す　るわ人様のことを言えた義理か。　お前が言うなっ。　　　　デス。　そして、真偽はグレーですが、かの「９・１１」もアメリカ内部　が仕組んだ戦争誘発のための謀略だったとか。　まぁー「真珠湾攻撃」もそうだったように、この手の謀略はCIA　ならお手のものだろうが。　アメリカの覇権が音を立てて崩れ落ちようとしている。　　私は、ブッシュが、次期大統領候補のマケイン・オバマ両氏を呼　びつけ、国民の前で危機を訴えた「あの場面」を見て思った。　凋落の一途、アメリカ。　何たって、お膝元の共和党から、救済法案可決に「待った」をかけ　　られてしまったブッシュ。　早く救済しないと自分達の「資産」が目減りする一方なのにねー。　日本は、アメリカを「経済的植民地」とするか、さもなくば「抱き　つき心中」させられるか・・・どっちか？？　かような折に、日本は「失言だぁー！」とか「俺は辞めるぅ」とか　何とか色々としょうむないことで色めきたつ政治世界には辟易とし　　てしまうわけで。　　---突然の引退、これもサプライズですかぁー？？　とか言って、小泉さんを追い掛け回すマスコミ。　馬鹿かっつの。　　てめぇーの身が危うくなったから、引退して蟄居するだけなんだよ。　野中にしろ、河野にしろ、誰が自分から美味しい政治利権を捨てて　引退するもんか。　　きっと、小泉さんの周りでも「黒い影」が動いたに違いない。　「国策捜査」の罠を使って、抹殺してきたものからの「逆襲」が始　ったのでしょうか。　　　（植草元教授の怨念も・・・）　　　　　では皆様・・・良い週末を。秋の味覚、ニッポン・・・　　　　　あぁーーーウラヤマシイィー～～～。

September 27, 2008

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危機感の欠如

バンコクの天候　曇り　気温２５℃　危機感の欠如　雨季の終わりが近づいたタイであるが、北部の大雨洪水が深刻　のようで、連日その様子がニュースで放映されている。　日本もこの夏は「ゲリラ雨」と呼ばれる大雨がほぼ毎日のよう　にあったようで、やっぱり、地球が病んでいるのかと思ってし　まうわけです。　さて、日本の政界は「麻生新総裁」に向けて今日、発足の予定　でありますが、焦眉の急たる案件が山積しております。　何よりも、「景気対策」といったところですが、アメリカの金　融システムがここまでコテンパンにヤラれてしまった以上、当　分立ち直れないでしょうし、アメリカの世界覇権ももはや夢の　また夢。　またぞろ、アメリカの「発作」ならぬお決まりの路を歩むのだ　ろうか・・・。　　「イスラエルによるイラン空爆」　「アメリカ、イスラエルを全面支援」　なんていう新聞トップ一面が予想されるわけです。　アメリカ金融界が世界にばら撒いた不良債権、天文学的数字で　あり、日本も「ただ」では済むまい。　えっ？・・・・まさかあの銀行が？　生保が？　って感じで突然の破綻報道が飛び出すかもしれない。　一説によれば、ブッシュは１０月上旬に「経済非常事態宣言」なる　ものを発して、「大統領選挙」も先延ばしして、事態解決に向かう　という話もあるようだが、そこには、AIGの救済失敗やモルガンや　ゴールドマンなどの証券、生保の危機も追い討ちをかけ、年末に向　けて、もう一つも二つも山が来ることでしょう。　我々、庶民は悪戯に「不安」だけを先行させて、何も出来ずただ急　激な勢いで迫って来る大波に飲まれてしまうだけなのでしょうか。　　そろそろ、アメリカとの腐れ縁を断ち切り、自主防衛国家となり、　自国食料の安定供給に真剣に取り組み、徹底的に駄目官僚・公務員　のクビを切り、縮小経済の中で生きる道を模索しなければならない　だろう。　前にも書いたが、幸いにも日本は「ものずくり」ではまだ世界に冠　たるものがあり、「金融遊び」で泡銭を稼ごうなんて考えず、工業　先進国として地道にやっていくべきなのだ。　　麻生さん・・・、与謝野さん、石破さん・・・　日本の主権を回復させ、素早い経済対策を実行し、自衛隊の「国軍」　としての地位向上を早期に望むものであります。　こんな世の中の流れですが・・・　　『巨人ー阪神』の勝敗の行方が気になり、小沢代表の茶番じみたお　国替立候補が話題になり、オグシオの去就や六本木ヒルズにビーチ　バレーのコートまで作って観戦する日本人がいるわけで・・・。　平和な光景ですが。　一国民として「危機感」に欠ける気がしてならないのは私　だけでしょうか・・・。　

September 22, 2008

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日本の強さ。自信と誇り

バンコクの天候　晴れ　気温27℃　　日本の強さ　北京五輪も終わり、世の中は２００８年という現実の「時」を再び　刻み始めた。いや、厳密には綿々と刻み続けられているのであるが　現実に引き戻されただけである。　華やかな祭典？の陰でもチベットでは再び大量殺戮が行われており　グルジアはアメリカに踊らされ大国ロシアを怒らせてしまった。　パキスタンではムシャラク大統領が辞任に追い込まれ、イランはあ　い変わらず核開発を進めている。北朝鮮は、大国アメリカを振り回　しあざ笑っているようにも見える。　そしてわが国日本は政治・官僚の腐敗と国民経済の先行き不安に喘　いでいる。　そう・・・現実は立ち止まらない。　そんな中で最近ひしとして思うことがある。　日本人・日本経済の強さ　　である。　政府は景気後退を認める発言を繰り返し、財政破綻の危機を訴えてい　　る。そして益々広がる格差に警鐘を鳴らしている。　同盟国アメリカの金融不安が直撃する形で乱高下する日本の金融界。　原油高に怯え、小さくなっていく日本人の心。　しかし・・・日本経済の原点は「製造業」の強さでありそれは今なお　何も変わってはいません。確かに製造拠点を海外に移す企業が多くな　ったことは否めませんが、その技術力は今なお世界NO1だと私は思っ　ています。　此処タイに居ても新興国の追い上げの風を受けることは瞬間的にはあ　りますが、しばらくすると日本企業の技術力優位という構図は何も変　わっていなくて、結局は彼らも素材・部品の製造分野では日本とまと　もに戦おうなどと思わなくなり自ら「棲み分け」に走ります。　韓国なんてのは日本製の部品なくして何一つ成り立たない工業国なの　であり、台湾はその価格優位性で製造立国としての地位を確保してき　ましたが、まだまだ日本の製品を真似してもそっくりそのまま作るこ　とは出来ないでいる。　こんなことは日本の国内に居てはあまり肌身で感じることではないと　思いますが、海外の製造現場に居れば遅かれ早かれ誰もが気付くこと　なんです。　ですから、自信を失っているかに見える日本人は、今こそその自力の　強さを確信し誇りと自信を取り戻すべき時なのです。　　大国アメリカが新経済主義なる「金融大国」となって此処２０年近く　勝ち組をひた走ってきたのが、いよいよその終焉を向かえついに長期　凋落の時代に突入しようとしています。　アメリカではもはやものを作らない国になっています。代表的な自動車　産業もまたぞろ斜陽の憂き目にあい瀕死のじょうたいでありますから。　今後の政界経済にあって日本の進む道はその卓越した技術と開発力で　環境省エネ分野での「一人勝ち」を目指すべきでしょう。　　決して日本は弱くないです。いや最強と言ってもいいでしょう。　日本にこの「ものづくり」が残る限り「世界最強」の地位は安泰だとま　で思っています。　ですから・・・日本人はつまらぬ金融大国など目指すべきではなくて地道　に「ものづくり」で世界に冠たるべきなのです。　今の若い世代、子供にもう一度徹底した教育を施して「頭」を鍛えなおす　ことも大事ですね。　まだまだ・・・まだまだ日本は大丈夫。　一つだけ心配なのは、アメリカの凋落によるその「軍事産業」の台頭と破　烈した中国の共産国家のとばっちりを受けて「攻撃」されることだけでし　　ようか。　ですから、それにも備えて「ものづくり」の知恵を秘密裏に「防衛産業」に　も割くべきだとも思います。　当面は荒波に飲み込まれそうになるやもしれない日本ですがいまこそ辛抱　の時であり、きっと必ず生き残るのは「日本の技術」だけだと信じて止みま　せん。　自信や誇り、夢を持てなくなった若い世代に、もう一度日本人としての誇り　を持てるようにするのが今の世代の我々の役目ではないでしょうか。　来る衆議院総選挙では、「要らん議員」をよく見極めこの際に大掃除すべき　であります。　加藤・山崎・二階・古賀・・・そして死にかけの中曽根や裏切り者河野など　去ってもらいましょう。　　性悪な政治家は日本を駄目にしていくだけだから。　　

August 28, 2008

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北京五輪の後で。

　バンコクの天候　晴れ　　気温25℃　世界情勢　　雨季も半分が過ぎたタイですが、連日何がしかの雨が降って　おります。今年は北部のチェンライやチェンマイでの洪水が　早く来ているようで、雨季の終わりごろ、バンコクにもその　　水が流れ着いて市内の河の水かさが増すといった時期も早ま　りそうです。　日本国内ではどうなのでしょうか？、最近バンコク市内のイ　ンターネットの状態が非常に不安定で速度の低下が著しくな　っています。それは北京五輪が始まった今月８日くらいから　なんですが・・・。特に、上りの回線速度が遅いのは何か別　の要因がありそうで、「当局」の仕業だと勘繰ったりしてい　ます。　連日、北京五輪の話題でニューズサイトはいっぱいですが、　そこには、いつもの論調以外のものも多く含まれているよう　です。　中国の「応援マナー」に関する記事がここんとこ目立つよう　になっており、ほんとうに中国が国際社会の仲間入りが出来　るだけの成長を遂げたのか実に疑問が多いところです。　確かに、このままいけば世界一の経済大国になるといっても　過言ではない中国ですが、その陰に潜む闇の部分がいつ弾け　るやもしれないという危うい面を持つ国。　それをくしくも、国家の威信をかけたオリンピックという行　事を敢行することで露呈してしまった感が否めません。　既にアメリカは東アジアの覇権を中国に譲るという取引を闇　の中で実行したようで、台湾を中国に返し、北朝鮮を中国が　飲み込むことも容認してしまった。そしてお荷物の韓国にい　たっては、駐留米軍の撤収という形で、中国への引渡しを行　おうとしているかにみえる。　そして日本はと言えば、絞りとるだけ搾り取って、あとは勝　手に自分の身は自分で守れとばかりに「用心棒」稼業から足　を洗ってしまうアメリカなのである。　今回の「グルジア問題」に関してもその背景にはイスラエル　とアメリカ議会内のネオコン派の姿が見え隠れしており、そ　れを馬鹿みたいに姿を見せてしまったことで、ロシアに足元　を見られるというお粗末な結末であります。　北京五輪中に起こったこの問題は決して偶然ではないわけで　して、中国が「休んでる」間にも大国は自国の権益を拡大し　その覇権争いに血眼になっているのです。　　今更言っても詮無いことですが・・・。わが国の危機意識の　乏しさにはほとほと呆れてしまうわけです。　「せいぜい頑張ってください」　とかわけの分からん言葉遣いで五輪選手を激励？して帰った　おっさんが、宰相ではそれもまた　詮無き事・・・ですね。　いよいよ、来週以降、年末までの世界の事情がどう変化して　いくのか・・・ある意味、楽しみであります。　　

August 20, 2008

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夏の終わりに

　バンコクの天候　晴れ　気温27℃　夏の終わりに。　日本では「お盆休み」も終わり今日からまた世間が動き出す　月曜日ではないでしょうか。　　私は、毎年この「月曜日」が嫌いでありました。　そう、小学生が日曜日の夜に想うのと同じような気分でした。　それは、仕事が始まる月曜日だからというのではなくて、何故　か、夏のロングバケーションが終わったそのあくる日の「月曜日」　というのは、夏の終わりを感じるからでしょう。　私は、夏という季節が好きで、それが消え去っていく前触れのよ　うな「特別な月曜日」を嫌いだったのかもしれません。　世の中には、早く涼しくなって欲しい・・・とか、早く雪が降っ　てスキーがしたいとか思っている人々もいることでしょう。　こういう方からすれば、「特別な月曜日」はプラスな意味のそれ　なのかもしれませんが、夏が終わりに寂寥感を感じ、やがて厳しい　冬を耐え忍ばねばと感じている者には、マイナスな意味の月曜日で　あるわけです。　夏の終わりの海辺。　砂浜にひしゃげた空き缶が転がっていて、波も少し荒く高くなって　いるのを見て・・・寂寥感を覚えたりする。　それはギラギラした躍動感から、過ぎ去っていくものへの寂寥感　そしてやがて、荒れ狂った冬の海を遠巻きに見て身を縮ませる季節　を想像して、テンションが落ちていくあの瞬間。　皆さんは、今日を「普通の月曜日」と思って、バタバタと出勤され　ていかれたのでしょうか・・・。　北京五輪が今週、閉会します。　熱かった競技会場の熱気とこだまする歓声と拍手。それが次週の月　曜日からは夏の終わりヨロシク静寂・寂寥感が満ち溢れることでし　ょう。　ただし、欺瞞と嘘で塗り固められたこの「北京五輪」に私が思う夏の　終わりの寂寥感は無い。　権力者達の「宴の終わり」としか見えない。　何故なら、押し隠された「闇」と「悲痛な叫び」が宴の終わりの後に　　舞い戻ってくるからでしょうか。　さて、今週からまた最前線に戻って活躍される日本の企業戦士の皆様　夏の疲れに気を配りながら、どうかご健勝にて頑張ってくださいませ。　　　　特別な月曜日・・・のバンコクの朝。　　　　そこには相変わらぬギラギラした太陽がありました。　

August 18, 2008

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お知らせ

　　連載小説　『赤土に朽ちて』　　　第三章「黒い霧」　第三話　　　Upしました。

August 14, 2008

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五輪開催

　バンコクの天候　晴れ　気温29℃（朝）　木枯らしは太陽には勝てない　タイは今月は祝日月です。１２日（母の日・シリキット妃の誕生日）　を挟んでの４連休が続きます。　まぁー、タイ版、盆休みってとこでしょうか（全く仏教には関係あり　ませんが・・・）　さて、先週は週末は「全英女子open」を深夜まで堪能できました。　日本人選手が最終日までそして最終組で廻ることなんてそうざらにあ　　る者ではなく。　欲が出てしまったのか、不動選手や宮里選手に優勝して欲しかったで　　すねー。それにしても大健闘（こんな言葉が失礼になるように毎回顔　を出してもらいたいもんです）お疲れ様でした。　それにしても、女子プロ界において「韓国・台湾・日本」の選手の力　がかなり上がっており、韓国選手はアメリカンツアーではもはや優勝　争いの常連にもなっております。　それに比べ、日本男子プロのレベルはまだまだ・・・のようですね。　早く、石川選手がタイガーのように世界で活躍してくれる日が来るの　を待つ次第です。　いよいよ・・・今週からオリンピックが始まりますね。　何だかんだ言っても、始まってしまえば、それぞれの国の国旗を背に　して戦うわけですから、日本も代表選手の活躍を期待せずにはおれま　せん。　ただ・・・水を差すようですが、この国（中国）で本当に開催しても　良かったのだろうか。本当に何事も無く閉会式を迎えることが出来る　のでしょうか。　童話で、旅人のマントを脱がすことの出来るのは　太陽かそれとも木枯　らしかなんてのがありましたが。　力づくで口を塞いだり、力を削いでも、きっとそれは無くなることはな　いでしょう。　各国の代表選手そして日本人選手の活躍と安全を祈念します。

August 4, 2008

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お知らせ

連載小説　『赤土に朽ちて』　　　　　　第三章　「黒い霧」　第二話　　Upしました。

July 31, 2008

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sｈort-story

バンコクの天候　晴れ　気温26℃（朝）　　short－story　『南の島の時』　限りなく続く水平性に大きな太陽が沈んでいく様を眺め　ていると、今生きている鼓動を微かだが体のどっかで感　じる。　波打ち際にまで伸びた山吹色の絨毯が、浮かぶ桟橋の様に　ユラユラ揺れて、一刻一刻その色を濃くしていく。　　時間の流れは緩やかだが、止まることはない。　傍らのテーブルに転がる空のビール缶の数の割りには可笑　しいほど酔っぱらっていない。　頬を撫でる夕風がそれを冷やしているのかもしれない。　椰子の木を、薄い色の葉っぱだけ残して漆黒に染め様とし　ている時の流れ。舞台が周り闇のカーテンが引かれるとそ　こに白兎が舞い降りて来る。　南の島の夜空を白兎が、その背中に身の丈以上のガラス瓶　を背負って飛び跳ねると、色彩どりのコンペイトウが弾き　出て来て、定められた場所に幾何学模様に転がっていく。　彼が仕事を終える頃には、丸いベッドが用意されていて　長い両の耳をツン立てたまま、そこに眠る。　下界には彼の寝息しか聞こえてこない夜のしじま。　夕方の時間からずっと此処に寝転がり、ビールとポテトチ　ップスだけで腹を満たし、時折寝相を右か左に変えるだけ　の怠惰な時間。　凪の後の海風が体を冷やし始める頃、男はゆっくり体を起　こし大きく息を吸ってそれを体の芯奥に溜めると、今度は　それを一気に天に向かって吐いた。　その勢いでコンペイトウの一つが椰子の実を落とすように　落ちて来た。　まさか・・・と思ったが、確かにそれは自分の視界の斜め　から斜めを横切ったのだ。　馬鹿臭いと苦い笑を零して、尻に着いた砂を払い落として　立ち上がった。　男は長い時間自分が寝転がっていたデッキチェアを見下ろ　しながら、我を取り戻したように踵を返した。　時の流れを秒針でなく長い針で感じると人の五感は原始の　頃の感覚を呼び戻されるのだろうか。　失くしてしまった大事な物はもう取り戻せないのは分かっ　ているけど・・・。　男は振り返り白砂の上に視線を凝らした。　　自分が踏み荒らしたサンダルの足跡だけで、興冷めするの　は分かっていても、そこに星屑の欠片が落ちていたら・・・　叶えられもしないと分かりきった事を望むこと。　それだけでも、人は明日からまた生きていけるのかもしれ　ない。　そう・・・人はそれを希望と呼ぶ。　ダイバーズズウォッチの秒針の音が忙しなく男を急き立てて　男は顎を引いてもう一度踵を返した。　灰皿の中の吸いかけの煙草の紫煙が、真っ直ぐ天に向かって　伸びていた。　やがて消え途切れることは分かっていても、其処まで届けと　ばかりに・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fin　－－－－－－－－－－－－－－－　　　　　　　　　　　　　　　　　では・・・皆様、良い週末を。　　

July 26, 2008

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勝負師・桂馬

バンコクの天候　晴れ　気温27℃（朝）　二股・桂馬　タイ人は博打が好き。　博打なのかわかりませんが、「宝くじ」は月に２回売り出　されるのですが、当社の従業員も毎回の様に買ってる様で　どうやら、「当たった」記憶は永遠で「当たらなかった」　記憶はその日までのようで・・・。パチンコみたいですな。　あれも癖になるのか、買わないと落ち着かないのか、借金　してでも買ってる奴もいれば、「飲み屋」よろしく仲介業　まで居る。　さて・・・博打と勝負事は同じ様に見えますが、勝負を仕　事にしている人達ははそれはそれで立派なわけで。　プロ野球・プロサッカー・プロボクシング・競馬競輪競艇　選手・・・、そしてプロ棋士など。　勝負の世界では買った者が栄光と財、名誉を手にします。　負けたなただの人なわけで。プロであれば尚更です。　私は、「ヘボ将棋」を指すのですが、先日、羽生名人復活　の将棋や、「棋王」タイトル奪取戦を見ておりまして興奮　しました。　その名人復活（羽生氏は二十台の頃にタイトル７冠を達成　していましたが、三十台に入り次々とタイトルを失ってい　たのですが、最近また強くなってきました）戦は永遠のライ　バルであります、森内名人です。既に彼は５期名人位を防衛　しておりますので「永世名人」の称号を得ておりました。　森内名人７連覇なるか、それとも羽生名人の復活になるか。　戦前から凄い前評判の高い戦いでした。　これらの様子はNHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」　で再現されておりましたが、互いの個性をよく取材されて　おり面白い内容でした。　両者の棋風（将棋の指し方）は対照的です。　　羽生・・・天才的ひらめき・攻撃的　森内・・・粘って粘って逆襲・鉄板のような守り　小学校の頃から対局してきた二人ですが、二十代までは羽生　の圧倒的な強さばかり目立ち、森内は日陰の男に甘んじてい　たのですが、その間、彼はコンプレックスに悩まされていた　らしいのですが、ある時から自分の将棋を指せればいいと思　うようになってから、肩の力が抜けて、羽生を追い込む様に　なっていきます。　一方の羽生は二十代まであった「勝ちへの執念」が薄れ、投　了（負けの宣言）が早くなってゆきます。　つまり将棋が淡白になり、比例してタイトルを失っていくわ　けです。　　勝負師は、「勝ち」への執念を失くすと弱くなる。　そういう典型的な形に３０代前半に陥ってしまったわけです。　そして、ようやくまたその「勝ちへの執念」を取り戻し始め　た羽生は、名人位に次いで、佐藤棋王からも棋王タイトルを　奪取し、４冠にまで帰り咲いたのです。　名人戦、一戦、二戦を落とした羽生の三戦目の将棋は見応え　ありました。形振り構わず「勝ちに行った」という奴で、そ　の執念に森内永世名人も「怖さ」を感じたとのこと。　　　私は森内さんの「遅咲き」の将棋の「粘っこさ」が好きです　し、羽生さんの「天才的なひらめき・破天荒さ」も好きです。　これからも名勝負を期待している次第です。　さて・・・将棋の駒は王様を除いて７種類あるのですが、そ　の中で私が好きな駒は　　桂馬　この駒の動きは斜め左右前に二つ「跳べ」ます。カニの爪を　想像して頂ければわかると思いますが。二股という感じ。　この特殊な動きが「攻撃」に多彩に使えるわけです。　　男女関係に「二股」はトラブルの元ですが、桂馬の二股は　　実に楽しい「動き」です。（笑）　では・・・私も今後とも「ヘボ将棋」を指して参りたいと思　います。必殺二股攻撃で・・・。　

July 25, 2008

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お知らせ

　　　連載小説　　『赤土に朽ちて』　　　第三章「黒い霧」　第一話　　Upしました。

July 24, 2008

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老兵敗れる

バンコクの天候　晴れ　気温27℃（朝）　『全英オープンgolf』　　タイは三日間の連休（処によっては４連休）だったわけですが、　文字通り「ゴルフ三昧」でありました。　くしくも、『全英open』が開催されてましたので毎晩遅くまで　テレビ観戦しており、寝不足な週明けです。　ハリントンがノーマンを制して大会２連覇の偉業（欧人では140年？　ぶりの快挙らい）。　判官贔屓なのか、私は５３歳最年長優勝を狙うノーマンを応援して　いたのですが、最終日の昨日はそれまでの「楽しんでる」雰囲気が　なく１番ホールから３連続ボギーの苦しいスタートで、案の定、差　し足にやられてしまいました。　しかし、１7番のハリントンのイーグルで勝負あった、っていう感じ　だったのですが、老兵ノーマンは腐ることなく必死で食い下がって　いた姿は感想ものでした。　お疲れ様・・・グレッグ・ノーマン。　ゴルフの中継と言えば、「戸張ジョウ」さん。　この人のゴルフの薀蓄は流石ですね・・・観ているものに違ったゴル　フの楽しみを与えてくれます。亡くなられた、水野晴夫さんみたいな　感じでしょうか。　　まっ、それとあの渋い声は、「ジェット・ストリーム」みたくカッ　コいいですね。　それと、ここんとこ、すっかりスポーツコメンテーターとしての地位　を確立したとでもいう、松岡修造さんのガイドぶりも良かったデス。　今月末には女子の『全英open」が開催されますが、タイでは日本より　時差が２時間あるので、テレビ観戦が夜更かしになるといっても日本　ほどではなく、楽しみであります。　観戦をしていて、ミスショットやアンラッキーに自らを叱りつける選手　やクラブにやつ当たりする選手が居ましたが、プロだってやっぱり同じ　なんだなーって、ちょっと安心しちゃったりしました。　心の平静を保つ難しさと辛抱することの大事さを教えられた４日間であ　りました。　来年は日本選手にもっと頑張ってもらいたいと思うしだいです。　最終日に日本人が優勝争いに加わっていたらもっと盛り上がった大会で　あったと思います。　それにしても・・・『全英』が開催されるリンクスコース・・・。　やってみたいけど、私ならきっと途中棄権することでしょう　ボール５０個は失くすでしょうから（笑）　　では・・・ちょっと寝不足な週明けですが、気分は快適ですんで、頑張っ　て今週も仕事に励みまぁ～す。　

July 21, 2008

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お知らせ

　連載小説『赤土に朽ちて』　　　　第二章「竜虎相立」（第十話）Upしました。　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－　長らく連載Up出来ませんでしたことお詫び申し上げます。

July 16, 2008

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short-story

　バンコクの天候　　快晴　気温27℃　short-story　『水瓶座の男と女のお話』　男は合わせた身体から伝わってくる女の体温を感じながら　何年ぶりのことだろうかと指折っていた。　二人の間を通り過ぎた月日は、男と女の関係を取り戻す為　には戸惑いのあるものだった。　しかし、自分の腕の中に居る女の佇まいは数年前のそれと　同じであって、荒ぶった吐息や、苦悩の表情には妖艶さを　増している。　その男も女も、生まれ星座は水瓶座。　淫魁の星と、占師は言う。一度ベッドに入ると、日頃は　冷徹なその人間は甘美な交わりに身を焦がしそれをとこと　んまでむさぼり尽くすという。　男はやり場の無い沸騰した情念を、女の身体に擦り込んで　いく。決して消えぬ様に、跡が残り痣になっても構いはし　ない。　そうすることでも物足りず、いっそその身を切り裂いて食　ってしまおうかと肉体を凶器化した。　やがて、放物線は頂点に達し、急勾配で下り落ちてゆく。　過ぎ去った嵐を意識の奥で見送りながら、男と女は深く唇　を合わせ、限りなく互いの精を吸い尽くそうとした。　終焉を迎えたくない欲望に水を差す腕時計の針。　先に男がベッドから離れ、それに続いて女がそこから降りた。　身繕いをし、ぽってりと火照った唇にルージュを引く女。　それを、斜め上から見詰める男。　二人の間にを割って入る時間という邪魔者。　---今度はいつ？　訴える目で問いかける女　---紅葉の季節かな。　遠く空ろな目で女を抱く男。　男も女も、ヒラヒラと手を振って別れた後は、振り返ることも　なく、やって来たルーティーン色の列車に乗り込む。　男は、車窓から先発の向かいの列車を見送り軋む胸を酒の酔い　で隠して眠った。　女はまだ自らの肌に残った男の匂いを手繰り寄せそれを毛布の　ように抱いて目を閉じた。　悲しい涙が一滴、頬を伝うのを感じたけれど何故か心は幸福感　で満ちていた。　水瓶座の男と女の物語。　　次回の巡り合わせが来るまで互いの淫魁を封印し、何事も無かっ　たように時をやり過ごしていく。　　そう・・・誰もその仮面の下を覗い知ることはない。　別れ際の女の笑顔も、男のニヒルな口元も、その者達の素性を　隠す道具に過ぎない。　それを知る者は・・・「時」だけ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fin　　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－　週末の夜・・・こんな「時」を過ごしていらっしゃる方も居るかも　しれませんね。　では、　　　　　　　　Have　a　nice　night-time　　

July 12, 2008

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ショートストーリー

バンコクの天候　快晴　気温２５℃（朝）　Short　Story　　「逃避行」　椰子の木の木陰で遅寝をむさぼるタイ人の姿が見える　鬱蒼と茂るその木の葉の向こうに、真っ青な空が覗いているだろう。　　男は、外気温とは無関係な冷気を頬に浴びながら、車窓を眺めている。　先ほど、降り立った空港からタクシーを拾い、市内のホテルへと向かっ　ていた。　何年ぶりのバンコクだろうか。　昨日の夕方の会議の内容が、まだ頭の中に棲み付いているようだ。　出席役員の罵声が蘇ってきた。　頭をうな垂れ、ひたすら、すみません、と謝罪するだけの男の横顔には　ただ、ひたすらその時間が通り過ぎてくれんことを祈る小心が貼り付い　ているように見えた。　方や口角に泡を飛ばし、執拗にその男を詰る役員の男の顔にも、小ズル　イ狐の様な細く尖った目だけが印象的に光っている。　　自分が詰られ罵声を浴びてるわけでもないだが、無性にその場の　空気に嫌悪を覚え、声にならない叫びをあげていた。　（何やってんだ？お前ら・・・。）　　気が付けば何も持たず、空港に向かっていた。　　たらふく吸ってしまったあの嫌悪溢れる空気をどこかに吐き捨てたく　なって、選んだ先はBANGKOKだった。　日付が変わる頃にはこの国を飛び出していた。　週末金曜日の夜間飛行。　　朝だとて、この国の空気はもう既に熱気を持ち始めていて、どこかの　officeに勤めているのだろうか、スーツ姿の女が米粥を買い求めて屋台　並んでいる。　男もその列に便乗するように並び、朝粥とカイチアオを買い求め、設え　られた安物のテーブルに並べた。　ジャスミン米の匂いが微かに鼻を突く。　屋台のオヤジの額には既に汗が吹き出ているが、口元から零れる白い歯　は、混じるっけの無い人間の心の様に映り、それが自分の中に溜まって　いたあの空気を浄化していくのを感じた。　そうなると、傍らをけたたましい排気音と共に走り行くバイクの音さえ　も、耳に障ることなく体の中に染みていくように思えた。　　翌日は朝早くからタクシーを手配しパタヤの海岸に居た。　ただ、その浜辺で一日中眠った。　目が覚めては、シーフードとビールで腹を満たし、そして海と空の青さ　に目を細めてすぐに眠りつく。　　一夜の女を買い、男の本能のままに全てを吐き出し、何もかも軽くな　った思いで、ふざけた顔でまた眠る。　　その女はバイクでバス停まで送って呉れた。そして別れ際に屈託のな　い笑顔を呉れ、細長い手を大きく振ってバイバイと言ってくれた。　　言葉の裏に何かあるのかなど疑うこともなく、男も手を振った。　男は、この地で買い求めた安物の鞄の中から、ダークスーツを引っ張り　出して身に纏う。同じく買い求めたジーパンとTシャツは、代わりにそこ　に押し込まれた。　　ジッパーを閉める前に、ジーパンにこびりついたパタヤの砂が何故か　純白に見えて可笑しかった。　---明日の朝にはまた、アソコでの戦いが待っている。　男はBANGKOKの夜空を仰ぎ見て息を大きく吐いた。　　しかし、吐いたその息には二日前に此処にやって来た時のあの嫌な臭　いは無かった。　　ほんの少し、パクチーなのかナムプラーなのか、南国の香りがするの　を鼻先で覚え、可笑しくなって白い歯を零した。　船（シップ）の窓から白い月明かりが差し込んで来る。その下で小さく　なっていくBANGKOKの灯に男は黙して手を振った。　ありがとう・・・。　また、来るよ。きっと・・・。　　　　　　　　　　　　　　Fin　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－　　よい週末を・・・。

June 21, 2008

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お知らせ

　連載小説　『赤土に朽ちて』　　第二章「竜虎相立」　第九話　Up　しました。

June 19, 2008

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週末雑感

バンコクの天候　晴れ　気温26℃（朝）　週末雑感　今週は日本では例の「秋葉原連続無差別殺人」がトップニュース　であった。　ご家族・友人を無くされたご遺族には謹んでお悔やみ申し上げます。　こういう事件を目の当たりにすると、ますます思うことは、自分達　の身の安全は自分達で守らねばならないということか。　もはや「安全神話」は崩壊している。　代わって政治問題では、首相の「問責決議」が参院で可決されたこ　とだろうか。　この問責を出した野党第一党の民主党の中から、前原氏、岡田氏と　身内からも非難を浴びてる民主党。　もともと烏合の衆である民主党ですからこれも仕方ないのでしょう　が、福田のおっさんの情けない顔もそうだが、小沢のおっさんの煤　けた顔もまた見るに耐えない。　そんな日本の政治の混乱に付け込んでか、北朝鮮がまたぞろ金寄越　せとほざいている。　ついこの間、「日本からの資金援助なぞ欲しくもないし、貰う気も　無い」と豪語したくせに、天に向かって唾はいてるようなもんだ。　いくら腐った福田内閣とは言え、これに援助をホイホイと出すんな　ら本当に終わっちゃいますよ？ふざけた金豚の言い分なんぞほっと　けばいいし、アメリカのﾌブッシュ政権は有終の美を飾りたいだけな　んですから。　あと・・・水野晴夫さんが亡くなられた。　あの名セリフもう聞けないんですね。　---ああー映画って・・・ホント素晴らしいですねー。　時は流れています。　新しいものが生まれる傍ら、時を背負った方々がどんどん消えて逝か　れる。　諸行無常　世の理でしょうか。　　　今日を、明日を・・・今を大切に生きて行かねば。　　　　では、良い週末を・・・。

June 13, 2008

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お知らせ

　連載小説『赤土に朽ちて』　第二章「竜虎相立」（第八話）　Upしました。　

June 12, 2008

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ノスタルジックな・・・話

バンコクの天候　曇り　　気温２３℃（朝）　懐古趣味　　バンコクっ子はこの時期になると風邪を引いてマイサバーイに　なりやすい。　そう、スコールに打たれてエアコンのある部屋に入ったり、水　シャワーを浴びて体をブルブル震わせて寝るもんですから　そりゃ風邪も引きますでしょう。かく言う、ワタスも風邪を引　いてしまいました。　　喉がイテェー。　さて、人間の記憶力って、どれほどのものなんでしょう。　こんなことを思うのは実は、最近、寝る間に必ずすることがある　んです。　　遠い昔の、ある一瞬の映像（記憶）を引きだすこと。　例えば、小学校３年くらいの、春のある一日の午後三時頃の映像　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とか・・・　梅雨時分の雨上がりの公園の水溜りを踏まないように草野球をし　ている自分　ほんのささやかな生活の一場面なのですが、その記憶をたぐり寄　せるんです。そんなですから蘇ったと思いきやすぐバブルのよう　に弾けて、その映像はあと片なく消えている。　あれは・・・いつの頃のことやったか・・・？　なんて、それを思いながら眠りに入ると瞬間に熟睡モードになっ　ているようです（笑）　でも・・・すっごいですよね。何十年も前のことですよ。それも　特別に記憶に残るような「場面」でもなく。　でもソレは確かにあった、過去の１ページ、１コマなんですね。　走馬灯の様に蘇ってくる。　こんな表現がありますが、photoーbookの１ページを、思い出す　こと・・・ノスタルジックと鼻白むかもしれませんけど・・・。　なんか・・・なんか、いいっすよ、コレ。　　一度やってみてください。　ちなみに、昨夜は恋人に逃げられた、その日の自分がベッド泣い　ていた「映像」でした（大笑）　　　では・・・良い週末を・・・。

May 31, 2008

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お知らせ

　連載小説　『赤土に朽ちて』　　　第二章「竜虎相立」　第六話　　Upしました。

May 28, 2008

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『相棒』　

バンコクの天候　晴れ　気温２５℃（朝）　雨季に入っているタイであるが、よくよく考えてみるとこの雨季　は大雨やスコールで人々を悩ませるが涼しくなっていい部分がある。　日中も３月末～４月のあの「酷暑」を思えば過ごしやすい。　さて、水谷豊　という俳優（歌手でもある？）がブレークしている。　昔、我々の時代に『熱中時代』という番組があったのだが、その時　の印象（イメージ）が強いため、あまり好きではなかったのだが・・・　『相棒』　ひょんなことから、これを見出してからイメージが変わった。　いい味出してる。　お決まりの「刑事物」だが、お決まりお約束という意味では『２４』　を彷彿させる（まぁー内容のスケールの違いはあるが）　そんな私ですが、恥を晒して申し上げます。　警視庁　と　警察庁　の区別（意味）を知らなかった　　ずっと、黙ってましたが、いやほんと知らなかったのです。　警察の一番偉い人を　警視総監　　だと思っていたもんですから。　よく出て来る「警視総監賞」警察の親玉からの賞だと思ってた。　正解は・・・。　　東京都警察本部＝警視庁と呼ぶ　　デス　他の自治体（東京以外）の警察は『○○県警察本部』と呼ぶのに対して　東京だけが警視庁と呼ばせている。　で、そこの親玉は「東京都警察本部長」ではなく「警視庁長官＝警視総監」　ですんで・・・警視総監の上には『警察庁長官』が居るわけで。　『相棒』に嵌って（今頃？）ようやく調べたワタス。（恥）　にしても、こんな警部＝杉下右京が居たら・・・お目に掛かりたい。　勧善懲悪が流行る世相・・・　それは、人々の心の中で蠢く『悪』への憎しみとやるせない無力感が充満　している世の中なのであろう。　忘れちゃならないのが、小野田公顕＝岸部一徳　さん。　絶妙ですねー。　『相棒』の妙は、杉下右京と小野田公顕　の　裏の「相棒」ぶりだと幕間　を読んで独りゴチてたんですけど。　　ええーーーまだやんの？　　『２４』ヨロシク、ずーーっとやってて欲しいもんです。　　　にしても、いい歳したオッサンが「警視庁」の意味も知らなかった　　　なんて・・・人にも言えやしない（笑）　

May 26, 2008

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人種？性別？どっちの差別？

バンコクの天候　　晴れ　気温２４℃（朝）　人種・性別　差別　アメリカの大統領選挙の趨勢が見えてきた。　民主党候補はオバマ氏で決まりのようだ（大逆転の可能性はまだあるらしいが）　昨年の下馬評では圧倒的にヒラリークリントンが強かった。　何故だろう・・・。　アメリカは「レディーファースト」の国だと聞かされていた。　男女性差別は無く、特にセクハラなんてのはかなり厳しく男に課せられる。　なのに・・・。　ある雑誌の評論には、アメリカの女性の票が下馬評ほどクリントンに流れなかっ　たことと、その底流には旧態として女性であることの差別があるということ。　アメリカ初の　女性大統領　or　アメリカ初の黒人大統領　　か？　人種差別よりも性別差別が勝っていたということらしい。　事実、アメリカ国民はオバマ氏に大統領ー世界に第一級の影響力を持つ男ーとし　てやらせてみようとしている。　もちろん、共和党マケイン候補が勝つ可能性も無いことはないが・・・。　約1年５ヶ月に及ぶアメリカ大統領選挙。　ご存知の通り、この大統領選挙は「直接投票」ではない。「選挙人総取方式」と　いうシステムで、獲得票数が多くとも負けることもあるという奇妙な、民主主義を　大標榜する国としては片手落ちな選挙形態なのだ。　前回のブッシュが当選した際にそれが起こった。　総取方式ゆえに「獲得選挙人」の数でブッシュがわずかに上回ったが、獲得票では　相手候補に負けていた・・・つまり「選挙人」が多く配分される州での勝敗が鍵を　握るという構図である。　イスラム諸国に「自由と民主主義」を押し付け石油利権にしがみつくアメリカ。　その自分の国の大統領を選ぶ選挙に、こんな滑稽な矛盾があるのを、誰も知ってい　ながら改正も出来ないでいる。　話は戻るが、黒人白人の人種差別より、男性女性の性差別が勝ったのは、野次馬　根性であるが冷ややかな目で見てしまう私である。　（注釈しておくが、１００％がこの性差別によりクリントンが排除されたわけで　　はないことは言うまでもない）　さて、来年の一月二十日にホワイトハウスの赤絨毯の上を歩いているのは、誰であ　ろうか・・・。　　（案外・・・黒人オバマ大統領、女性クリントン副大統領　というのもあるかも）　　にしても・・・早く辞めてください　福田さん。　

May 24, 2008

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お知らせ

　　連載小説　『赤土に朽ちて』　　第二章「竜虎相立」　第五話　　Upしました。　　一週遅れのUpお詫び申し上げます。

May 21, 2008

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お知らせ

　連載小説　『赤土に朽ちて』　　　第二章「竜虎相立」　第四話　Upしました。　　

May 7, 2008

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お知らせ

　　　『赤土に朽ちて』　　第二章「竜虎相立」　第三話　　Upしました。

April 30, 2008

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唸り声

バンコクの天候　曇り　気温２４度　すっかり、雨季模様なバンコク。ちょっと早いのではないかと　思う感じ。それに、豪快な降りっぷりと雷の凄さはこの時期の　もんではない。　先日、ソンクラーン休日中のタイに田舎の映像を特集していた　のを見ていたら、まぁー派手に喧嘩沙汰ばかり。　この時期は酒飲んで水撒いて車、バイクで走りまわるもんだか　ら若者同士での喧嘩はつきもんなのだが・・・。　血だらけ、顔晴れ上がりパンダみたくなった男の映像がゴロゴロ　これ見て、ソンクラーン中は絶対に田舎には行かんとこと思った　で、この時期は未成年者によるアオカン（SEX）横行するもんだか　らタイ保健省もそのご指導に躍起となる。　挙句は、コンドームの無料配布まで考えたらしいが。　（配って、済む問題かよ・・・・）　ヤリたい年頃なのだから、しょうがないでしょ。　いまだに、キスシーンも無く、もちろん濡れ場などないテレビ放送　のタイなのだが、いくら規制したって、「発情期」を抑えられない　のは確かなことで・・・。　（まぁー規制しなけりゃどうなるかは・・・分からんですが）　そういや、昔、私もその頃の年代、「プレボーイ」や「ペントハウス」　などといった雑誌を入手することに躍起になっていたのを思い出した。　うむぅ・・・。　でもな～やっぱあのキスシーンも無い恋愛ドラマを見て心ときませて　いる若者は、純朴なのかな～～。　うむぅ～～～。　うむぅ～～～。　　何か最近「うむぅ～」と唸ってしまうことが多いな。　　だって・・・タイだもん　　　　　　↑　↑　（このフレーズでも最近納得できないことが多い）

April 29, 2008

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お知らせ

　　『赤土に朽ちて』　　第二章「竜虎相立」第二話　Upしました。　　　　　　　　　　　（長らくの休刊お詫び申し上げます）---筆者記

April 23, 2008

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お陰さまで、10万ショット

　バンコクの天候　晴れ　　気温28度（朝）　　昨晩は大雨であったバンコク市内。　そろそろ、雨季の兆しだろうか。　さて、拙ブログもお陰さまで、１０万ショットを達成できました。　それを踏んで頂いたのはこの方。　100000 2008-04-22 20:18:55 *.ocn.ne.jp　　お心あたりのある方は、ご連絡ください。「ありがとうございます」　を差し上げます（笑）　阪神の金本選手の２０００本安打達成には時間が掛かりましたが　ワタシの場合は、いつの間にか達成してそのまんまスルーされて行き　ました。　いずれにせよ、ご訪問くださったお客様に、改めて御礼申し上げます。　さてさて、今回の日本一時帰国で気になったこと。それは諸物価の　値上がりでございました。　ん？　って感じで何度か、値札や値段表を見直したことがあります。　やはり原材料や石油の値上がりが響いているのでしょうか。後期高齢者　医療制度なるものも、「値上がり」の一部でしょうね。　コレなんかは、まさに小泉さんの「置き土産」で、思えば小泉さんの　残していったものを、安倍さんや福田のオッサンが尻拭いしているよう　な感じであります。　どっちゃにしろ、庶民の生活は苦しくなるばかり。　そしてその皺寄せはお父さんの小遣いにまで波及するんでしょうね。　ああーーー刹那。サラリーマン・・・そしてお父さん。　　　まっ、毎日健康で働けて飯食えて、子供を大きく出来たらそれが　　　最低で、最高の幸せラインなのかもしれませんがね（笑）　　ああ、あれが欲しい、こんな生活がしたい・・・そんな風に思って　働けている間が人生なのかも。　　　よっこいしょ。　　　頑張るべか。

April 23, 2008

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帰還

　バンコクの天候　曇り　　気温２８度　やっと、タイに帰還しました。　　思わぬ体調不良から日本で入院するはめになってしまい　一時は、タイへの帰還も断念かと思われることに・・・。　そおは根性で何とか戻って来ました次第。　長らくの更新滞りをお詫び申し上げます。　次週月曜日から気分も新たに更新に励んで参りたく存知　まする。　また、日々ご贔屓にお願いいたします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　管理人

April 18, 2008

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お知らせ

　目下、日本に一時帰国中でありますので、更新が不定期となりますこと　ご了解のほどお願い申し上げます。　尚、明日の連載予定の「赤土に朽ちて」は一回お休みを頂きます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　管理人

April 1, 2008

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お知らせ

　『赤土に朽ちて』　　　第二章「竜虎相立」第一話　　　　　　　　　　　　　　Upしました。

March 26, 2008

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お知らせ

　　連載小説　『赤土に朽ちて』　　　　第一章「萬御相談」　第十話　　　　　　　　　　　　　　　　　　Upしました。

March 19, 2008

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お知らせ

　『赤土に朽ちて』　　第一章「萬御相談」　第九話　　Upしました。

March 12, 2008

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タイと蝉と・・・春と。

バンコクの天候　晴れ　　気温２４℃　蝉の鳴音　昨日で上院議員選挙（ソー・ソー）が終わった。タイ人の間でも　かなりマイナーな選挙。　だが、例よって「酒禁止令」が４日間続いたわけだが、ゴルフ場　ではもちろん飲めたし、聞くところによれば相当数の飲み屋では　飲めたらしい。　それよっか、今回は「禁煙例」の方が真剣にやっているようで、　そこそこの飲み屋で罰金やられてるみたいです。　で・・・3月。　この時期から例年ですと昼間はかなり暑くなってくるのですが今年　はまだ涼しい。　そんなですが、昨日の昼間、コンドー裏の森では「せみ」が鳴き　はじめていた。ちょっとせっかちなのかそれとも、我慢できずに　地上に出てきたのか。　日本でもそうですが例の「油蝉」が鳴き出してはじめて「夏」なわ　けですから。　ただ・・・こっちでも「夏が来たーっ」って素直にいや単純には　歓べないわけです。35度以上40度近辺の夏は来て欲しくないっす。　岩に染み入る蝉の・・・じゃなく、憂鬱になりそな蝉の鳴き声で　ございました。　日本はこれから、「奈良のお水取り」そしてお彼岸となってはじめ　て待ち焦がれた春がやってくるわけですね。　今月末には桜がまた見られんだな・・・

March 3, 2008

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お知らせ

　バンコクの天候　　曇り　　気温２１℃　此処のところ仕事が忙しく日記更新がままならぬ状態です。　月末まではこの状態が続きそうですのでご了承くださいませ。　　　『赤土に朽ちて』　　　第一章　「萬御相談」　（第七話）　Upしました。

February 27, 2008

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お陰さまで・・・・。

バンコクの天候　　曇り　　気温２２℃　ブログ開設２周年　本日で、拙ブログも皆様のお陰をもちまして丸２年を迎えることが　出来ました。ありがたく存じます。　今後も、頑張って、更新を続けたく思います。引き続き贔屓賜りま　すことお願い申し上げます。　さて・・・。今も使いましたが、「お陰をもちまして」という言い　回しは日本人独特です。　少なくともこれに似た言い回しはあっても、日本語のこの意味する　ところの外国語の言い回しは無いのではなかろうか。　謙譲の心。悪く言えば、へりくだり。　自分を一段も二段も落として、相手を格上に設定する手法である。　尊敬語だけでなく、こういう謙譲語まで兼ね備えた日本語は外国人　にしてみれば、かなり難解であろう。　弊社の従業員の中にも日本語を習いに行っている者がいますが、よく　彼は私に質問してくる。　　日本人に説明することも難しいような言い回しを、タイ語で説明出来　るわけがありません（笑）　アーティッ　メ　ダイ　（説明出来ないよ・・・）　そんな風に詰まってしまうことがよくあります。　そんな彼が日本のドラマをDVDか何かで観たらしく、こんな質問が来た。　---すみませんって、どんな時に使うのですか？　---コートー（ごめんなさい）と同じだよ。　---だけど、日本人は何故、悪くも無いのに「すみません」を多く使う　　　　　のですか？　---（困った・・・）　無闇に謝る日本人。謝罪が得意なのか？　（そんなだから、半島の連中に付け込まれる）　ほんと・・・日本語って、いや日本人って「特殊」ですね。

February 25, 2008

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お知らせ

　　『赤土に朽ちて』　　　　　第一章「萬御相談｣　（第六話）　Upしました。

February 20, 2008

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お知らせ

　『赤土に朽ちて』　　　第一章「萬御相談｣　第五話Upしました。

February 13, 2008

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お知らせ

　　連載小説　『赤土に朽ちて』　　　　第一章　（第四話）　Upしました。　　　本連載小説は、原則週一回水曜日の記事Upの予定です）　

February 6, 2008

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働く事の意味

バンコクの天候　薄曇　気温２３℃　さて、明日っから２月ですな。　どうしても、１月は正月気分が前半に残ってしまい仕事にも　その影響が少しはあるようです。　２月は日本では一年で一番寒くなる月。　大阪でも積雪があるとすれば、この月に何回かある。　２月と言えば、一月が２８日の月で閏年で２９日。今年はそ　の閏年だから、２月２９日まであるわけで。　サラリーマンにすれば、２月はなんか得したような気分の月　である。なんで、２８日しか働かなくとも給料は同じなんです　から。　もっとも昨今のように日給月給や時間給制度の雇用体系ですと　今度は死活問題になるわけで。　そういう意味じゃ、「正社員」さんは恵まれているんですね。　　雇用の形態が昨今のように様々な形が定着化してきたご時勢で　　は、働く者の「格差」は否めませんね。　終身雇用や年功序列制度など・・・今は昔の話になってしまっ　たのでしょうか。　　いったい何時から？　って考えてみますと、私の感覚ではやはりバブル崩壊後の失わ　れた１０年の間にかなり激変したように思います。　これから先２０年～３０年は、もっと変化をするのかそれとも　回帰してくるのか・・・。　少なくとも、企業は「正社員」カットによる人件費圧縮の恩恵　を受けその「蜜の味」を知ってしまった以上、敢えて人件費が　上がるような雇用政策は取らないでしょう。　となると、やはり働き手の意識変革が必要になるのではないで　しょうか。　働き手も、「選ぶ」権利を持てるように武装せいなければなら　ないわで、スキルUpなどの自助努力は当たり前ですが、常にそ　のことにアンテナを張っておく気構えが必要でしょう。　ただ・・・・・。ただ、思うのですが、働く事＝お金を稼ぐ　　ではなく、働く事＝出来るだけ楽しんでお金を稼ぐ　というこ　とを考えてみてはどうかなと。　もっとも、世間の風はそんな甘いもんではないかもしれませんが　　同じ「食うだけの稼ぎ」しか出来ないなら、ちっとは「楽しんで」　みたいな、と思うのが人情ではないかと。　今朝は、人間が「働く事」の意味みたいなもんを、ちょっと考えて　みたしだいです。　では・・・今日一日、「楽しく」働きましょう。皆さんっ！！

January 31, 2008

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