実家からだんだんと実家にいること自体が苦痛になってきた。いろいろとあったのだが、結局のところ、母も私も一つ屋根の下にいることに疲れてきたのだ。実際、母は子供たちにあたるような態度をしめしてきた。そして私は一度、最初で最後。母に怒りをぶつけたことがあった。もともとあまり親に反抗しない子だったので母も驚いたと思う。それだけにその後、母の私たち親子に対する態度はひどかった。そうなることは長年の親子の関係からわかっていたのだが、子供たちのために私の感情を抑えることはできなかった。子供がかわいそうすぎたのだ。 そんなことがあって、子供たちにとって、今この環境は絶対によくないと感じ始めていた。早く自宅に戻ったほうがいいと。 それがきっかけのように、私は12月25日、JRの駅に帰りの切符を買いに行った。そしたら26日にちょうどとれた。 実家に戻り、荷物をまとめた。 そして翌日、珍しい雪の中私たちは自宅に向かった。 母とは、いまだにあまり連絡をとりあっていない。必要事項だけをはがきに書いて送っている状態だ。(3月中旬現在) |