続きは、球場で。

2011/07/03(日)23:43

銭函散歩

大空と大地の間[はざま]で(233)

今日、札幌の市街地ではハーフマラソンの大会か何かが催されるっつうことで、交通規制とか入るのでそれが始まる前に札幌脱出して、終わってから帰ってこようと思っていた。 で、脱出先は決めてなかったんだけどとりあえず家を出て、駅に向かって歩いてる途中で銭函に決定。 とりあえず小樽行き普通列車に乗るために、札幌駅へ… 行ったら、『北海道デスティネーションキャンペーンイメージキャラクター キュンちゃん』とやらが描かれた列車が停まってて、こやつは一体何者なのかと…写真ではヒグマのかぶりものしてるけど、他にエゾシカやキタキツネ、丹頂鶴、果ては時計台までかぶってんのよ。 本体は何なんだ、こいつ。 ま、とりあえず普通列車に乗って銭函へ。 まずはこの地域を見守る神様、村社豊足神社に鎮座している神様にご挨拶に行って、私がこのまちに害をなしに来たものではないということを説明する。 全く警戒とかされなかったけど。 てか狛犬さんに心配されたけど。 その後、漁師さんの家が並ぶ線路のすぐ横の道を歩いていく。 いつも小樽に向かう列車の窓から見ていて、この先に丸い石がごろごろしている海岸に下りていける場所があるのを知っていたから。 しばらく歩くと、低い防波堤を乗り越えれば海岸に下りていける場所に到着。 ちょうど座り心地のいい丸い石があったので腰掛けて、ぼーーーーーーっと海を眺める。 なんか、心の中のわだかまりとかしがらみとかよどみとかがぱーっと散っていく。 さすが、海のパワーはすごい。 目の前の岩にはかもめがとまっていて、カメラを向けても全く警戒しない。 しばらく一緒にいてくれたけど、飽きたのかこのあと飛んでった。 20分ぐらいぼーっとしてから、駅の方へ戻る。 本当に線路のすぐ脇で、足元は石ころがごろごろ。 思わず『STAND BY ME』なんか口ずさんじゃったりして。 で、戻る途中にこんな看板が… 密漁はともかく、他がすげー怖いんすけど…いるんだろうなぁ。 駅前のカレー屋(これも小樽に向かう列車の窓からいつも見て気にしてた)でネパールカレーをいただき、おなかいっぱいになったところで今度は砂浜の海岸へ向けて歩き出す。 海岸に下りていく道を探していたら、昔ながらのすっげチープな装飾のラブホを発見! なんかもう、ここまでくると微笑ましいよね。 ラブホなんて利用する機会のないまま女を終わってしまいましたが(笑) 更に歩いて海水浴場の端っこから海岸に降りて、しばし砂浜を歩く。 ふと見上げると、今日は1日中曇りの予報だったのにすっかり青空。 すぐ帰るのがもったいなくなり、砂の上に座ってまたしばらくぼーっとしていた。 で、ふと思いついて、手の届く範囲に落ちている枯れ枝や枯れ草を拾い集めてみる。 こういう何の意味も生産性もないことをやってみると、更に心の中がすっきりする。 しっかりリフレッシュできたので、また歩いて歩いて駅まで戻り、ちょうど来た札幌方面岩見沢行きの区間快速に乗って札幌に帰る。 ちょうど、マラソンの終わる時間になっていた。 何だかんだでいい休みになったもんだわ。 曇りだと思って油断してたから、かなり日焼けしてしまったけど… ここに載せた以外の写真については、フォト蔵に『銭函散歩』ってアルバムをアップしたので興味あればごらんくださいませ。動画もあるでよ。 四十路突入まで、あと155日。

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