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カテゴリ:日々雑感
パソコンがフリーズして、全く言うことをきかなくなり、ブログの更新が遅れました。
今も調子悪いのですが、なんとかできそうです。 さて、豊能地区3市2町合同防災訓練に行って来ました。 場所は大阪府能勢町にある能勢町B&G海洋センター。 最初地図を見たとき「どこ?」という感じでした。 車のナビちゃんに聞いてみたところ、ちゃんと道案内してくれたので 無事たどりつけましたが、方向音痴で地図が読めない私、ナビちゃん無しでは 絶対にいけなかったと思います。 3市2町というのは、大阪府の能勢町・豊能町・池田市・箕面市・豊中市のこと。 今日の防災訓練の内容は、大規模地震により北大阪地域に大きな被害が発生したことを 想定して、各市町の災害対策本部の設置から運用までを図上訓練をとおして実践すると いうもの。 訓練開始前の一こま。 ![]() 体育館の中に、各市町ごとに対策本部が割り振られています。 よく見ると、ホワイトボードの活用の仕方、市内地図の配置や利用方法など それぞれに工夫されていて、特徴があるんです。 このフロアの外には警察と自衛隊の本部が設置されていて各市町と連携をとり 出動要請を待つ手はずになっています。 開会セレモニーはそこそこで終わり、午前10時30分、能勢町を震源とする地震発生の アナウンス。 能勢町が震度7。池田市、箕面市、豊中市、豊能町は震度6強の設定です。 それぞれの地区の訓練風景を拝見しましたが、平成7年の阪神淡路大震災で かなりのダメージを負った経験がある豊中市の動きの機敏さは群を抜いていました。 被害の把握、対処だけでなく、マスコミ(地元ケーブルテレビ)を通じて 市民に向けてのメッセージを発信するなど、現実に必要であろうことを着々と こなしている感じ。 それに比べると他の市町は若干ぬるい感じがしました。 中には時間をもてあましているかのように談笑する職員がいるところも…。 大丈夫だろうか? さて、もう一つの訓練は非常食炊き出し訓練。 ![]() 防災ボランティア組織による炊き出しとのこと。 この方たちは能勢町の婦人会が中心だそうですが、阪神淡路大震災の時に大阪府能勢町は 被害が比較的小さかったので、いち早く神戸に炊き出しに行った経験があるそうです。 手際よくアルファ米のひじきご飯と豚汁を配っておられました。 阪神淡路大震災の時には非常食というとあまりおいしくなかった記憶がありますが 今はすごいですね。 アルファ米、炊き上がったご飯を急速乾燥させたもので、お水やお湯を注ぐだけで ふっくら美味しいご飯によみがえるそうです。これは備えておかなくては。 パンデミック対策にもなりますしね。 ![]() 非常時・新型インフルエンザパンデミック対策!常温賞味期限 5年間!【非常食・防災食/アルファ米】安心米のベーシックな白いご飯 会場にはこのほか、ポータブルトイレの見本や備蓄用の水なども用意されていました。 そして、地震の揺れを体験できる起震車も。 ニュースで見かけたことがお有りではないですか?リビングを再現した部屋があり 椅子に座っている状態で揺れを体験するあれです。 もちろん体験させていただきましたよ。震度6強を。 この体験も二通りありまして、まずは予告無しの地震。これは机にしがみつくのが 精一杯でした。 二度目はテレビの緊急地震速報がある状態での地震。テストでは揺れる10秒前に 緊急地震速報が流れました。 10秒、短いようですが身を守るには十分だと思います。多分近くにいればコンロの火も 止められます。 今日の訓練は行政側の人たちの訓練だったのですが、非常時には行政側だって 被災していて、なかなか思うように機能しないことは阪神淡路大震災で体験済み。 いざとなったらまずは自分で自分の身を守らないといけません。 最近防災意識が低くなっていたなぁと反省した一日でした。 この2町3市合同防災訓練は平成14年から始まって、毎年会場は持ち回り。 来年は池田市が担当するのでおそらく場所は五月山公園ではないでしょうか(予想) 今年は市長選のかねあいで11月という寒い時期に行われましたが、例年は8月だそうです。 見学OKなので、お近くの方、来年良かったら体験してみてくださいね。 今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。 ![]()
最終更新日
2008.11.23 19:29:50
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