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旧・茶々吉24時-着物と歌劇とわんにゃんと-

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2012.03.16
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カテゴリ:宝塚
雪組「ドン・カルロス」「Shining Rhythm!」観てきました。
お席は1階11列30番。
サブセンターブロックの一番センター寄り。
つまりは通路際です。

さて「ドン・カルロス」
全く期待していなかったんですヨ。
だって、脚本・演出が木村信司。
これまで何度裏切られたか。
何度客席でイライラしたか。
何度奥歯をギリギリ言わせたことか。
何度…
誰か止めてください。(^^;)

つまりは私は木村先生の作品と相性が極端に悪いわけです。
まず一番イラッとさせられるのが歌詞。
小学生の作文みたいな歌詞を聞かされて いつも
「歌う人の身にもなれっ!聞く人の身にもなれっ!!」と
思っていましたが
今日は幕が開いてすぐに
「この爽やかな日に…♪」(うろ覚え)
あれれれ?
いつものように「僕は●●~♪」と、一人称から始まらない歌詞だ。
へぇ~。
「心から 心に 命をつないで♪」を聞いた時には思わず
もしかして歌詞を外注したのか?という疑問までわき出す始末。
(私はむしろそうして欲しいと思っていた)
で、幕間休憩でプログラムをチェックしたら
なんと、作詞:木村信司と書いてある。
「おおおおおお!キムシン、腕上げたやん」

いったい何様か、私は。
木村先生のファンに見つかったら
タダでは済まされない感想を抱いてしまったのでした。

私が木村先生の作品で辟易する第2ポイントが
主義主張があからさまなこと。
特に執拗なまで、
政治的な主張を主役たちに声高に叫ばせる作品にあうと
「よそで(宝塚以外で)やってくれぃ」と思うのです。
「ドン・カルロス」はスペインとネーデルランドの問題は出てきたけれど
いつもほどアジ演説もなく、気になりませんでした。
ということで「ドン・カルロス」は最初から最後まで
すっと作品を楽しむことが出来ましたヨ。
しかしだからと言って私の木村先生への信頼が回復したわけではございません。
木村先生作品で比較的好きだった「鳳凰伝」に「トゥーランドット」という元ネタがあったように
「ドン・カルロス」もシラー「スペインの太子 ドン・カルロス」を元にしています。
次回、木村先生のオリジナルを拝見した時に
今日の無礼な発言を撤回し、心から謝罪したいものです。

トップのキムさん(音月桂)。
歌がうまいなあ、聞きやすい声だなあと感動。
チギちゃん(早霧せいな)も、これまで「痩せすぎ!」と心配でしたが
少しだけ頬に肉が戻って(といっても細いけど)
良い感じの二枚目でした。
緒月遠麻、貫録出てきましたねぇ。
元々体格が良い男役さんだったけれど
その体を持て余しているように見えたのが
堂々たる男ぶりでした。

それにしてもこの作品、何と言ってもヒゲ率が高いのが嬉しい。
まっつ(未涼亜希)、キング(蓮城まこと)、がおり(香稜しずる)の三人が
特にステキよ。
キングは髪の毛の所々がシルバーなのも渋いわっ。
だいたい、舞台の上手下手対称に立つことが多かったキングとがおり。
大詰めの異端審問の終わりかけで立ち位置が変わり、
中央下手寄りに2人並んだ時には
オペラグラスの中でナイスヒゲが一望でき、
喜びに震えちゃいました。

ビジュアルでいうと、どこかヤンさんを思い出す大湖せしる。
この舞台、16世紀のスペインが舞台で、
肩の部分に張りがあるコスチュームなのですが、
その衣装が、ただでさえ小さい彼女の顔を
より一層小さく見せ、あまりの小ささに
訳もなく不安を感じるくらいでした。
でもあの頬骨の張りかた…(そこがヤンさんを思い出させる)。
魅了されるわ~。

舞台装置が風変わりなのも見どころかもしれません。
そして群衆シーン。
教会でほどこしを与えるドン・カルロスと市民が
みごとに揃った手タップ(本当は何と言うのかな?)で
楽しそうに踊るシーンは見ていて本当にウキウキしました。

結末はご都合主義な気もするし
根本的な解決になっていない気もするけれど
後味が悪くなくて、見終わったときに気持ちが良かったです。


休憩時間、通路を歩いていて振り向いたらそこに
カチャ(宙組 凪七瑠海)がいた!!
うわー!!カチャが後ろに、真後ろに~!
後頭部に目ン玉が欲しいと真剣に思いました。
細いし、腰の位置が高いし、本当に可愛いわ。

そして、休憩の終わり際、2,3列前のセンターブロック
多分8列の40番台真ん中あたりに
ショーちゃんこと元月組トップスター榛名由梨が
居らっしゃることに気がつきました。
私だけではなく周りの人も気がついて
「あ、ショーちゃん」「ショーちゃん」というひそひそ声が
しておりました。

始まった「Shining Rhythm!」
プロローグからして衣装の色が独特。
中村一徳先生ですね。
プロローグが終わった後の
チギちゃん(早霧せいな)中心の黒いスーツ集団のダンスは
思いきりかっこ良かったです。

一番好きだった場面は、光と影の場面。
エジプトが舞台なのだけれど、
まずは真っ黒な衣装を身にまとったまっつ登場。
歌うまいわ~。
まっつ率いる影軍団がひとしきり歌い踊った後、
本舞台がぱっとひらけ、光の世界に。
クリーム色の衣装にブロンドのロン毛のキムさん「光」が登場。
すぐに盆がまわりだし、
1号セリ(番号あってるかな?舞台中央の一番大きなせりです)が上がり
歌いながらキムさんは高みへ。
この歌がまた不思議な節回しで
強いて言うなら元ちとせみたいな感じなのです。
キムさんはここでも声にゆとりがあり、
聞いていて大いに引きこまれました。
その豊かな歌声と舞台転換のダイナミックさがマッチして
見ていて、聞いていて、気が遠くなるような気分を覚えました。
その感覚は嫌なものではなく、むしろ快感。
ああ、良いもの見たなあと。

キングと愛加あゆに銀橋で一場面設定されていて
おっと思いました。
キングの目つきは、最近の男役さんに足りない
悪そうな色気たっぷり。
なんという目つきが出来る人なのかしら。
ターコさん(元雪組トップスター麻実れい)が時々
こういう目つきしていたなぁと思いだしましたヨ。

ラインダンス、センターには一人だけ男役姿の彩凪翔くん。
彼女の長身が映えるようにとの配慮からか
今回のラインダンスは中低の配置でしたわ。
途中で引っ込むのかと思ったら、彩凪くんも加わっての脚あげ。
私の数え間違いでなければ、連続28回も脚をあげていました。
若いってステキ。

大階段、逆三角形のフォーメーションで男役さんがそろって踊るシーン。
音月さんが歌うはエディット・ピアフの「パダン・パダン」
音楽が面白いアレンジで
手のひらの動きが効いた振付も素敵でした。

フィナーレの衣装。
チギちゃん、舞羽美海、キムさんの衣装が赤・白・青で
トリコロールなのが印象的。

印象的といえば、この公演が終われば専科に移動の
雪組組長のナガさん(飛鳥裕)が
お芝居でも、レビューの歌と踊りでも
大活躍されていました。
これからもいろんな公演に出ていただきたいです。

最後に、本日一番のサプライズを…。
「Shining Rhythm!」中詰めでは
キムさんが客席から登場します。
22列目のお客様とハイタッチなどをしつつ
一旦、センターブロック上手側の通路を途中まで進んだ後
引き返し、センターブロックの下手側の通路を走って
舞台に戻って行く…
つまりは私の真横を通るわけです。
通路際の席の人は皆さん
キムさんと握手したいと手を挙げてらっしゃる。
私も、ダメもとで手を差し伸べると
左右の人にタッチしていたキムさんと
うまくタイミングが合って
タッチしてもらえました!!

キャー!!!赤ハート上向き矢印ダブルハート

キムさんの手はすべすべで
ひんやりしていて
今まで触れた誰の手よりも
気持ち良い手でした。
うほー!!!

本日の私の記憶は
このキムさんの手の記憶に上書きされてしまい
これ以上のことがどうしても思い出せません。
上に書いた内容に事実と違う点があるとしたら
このせいです。
ごめんなさい。
お許しを。
そしてキムさん、ありがとう。


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最終更新日  2012.03.16 20:57:30
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