旧・茶々吉24時-着物と歌劇とわんにゃんと-

2012/04/10(火)21:10

ともみ先生(立ともみ)のストレッチ

宝塚(718)

今日は火曜日。 ともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)のストレッチの日でした。 先週火曜日の爆弾低気圧がウソのように うららかな一日で、ストレッチをしていると うっすら汗がでてくる陽気。 本日の雑談は、関節のお話。 私は、最近左肩が上がりにくいのです。 上がるのですが、なんとなく違和感を感じたり 軽く痛みがあったり。 もしや五十肩というやつか…?と 恐れおののいていております。 そのことをお話したら、先生が 「肩ねぇ。年齢とともにいろいろ出てくるものよ。  私も肩はあんまり丈夫じゃないの。  一度やっちゃってるから…  フェンシングのシーンで」 あーとうなずく生徒さんと ハテナという生徒にわかれました。 私は「ハテナ」組。 「先生、フェンシングをおっしゃいますと?」と質問しました。 先生のお答は「黒い騎士のときに」 それをお聞きしてやっとわかりました。 庭園での立ち回りですね。 1974年月組初演の「ベルサイユのばら」 翌年は花組で上演されました。 その東京公演で、ともみ先生は黒い騎士こと 新聞記者ベルナール・シャトレを演じられたのだそうです。 (私はまだ宝塚デビューしてませんでした) 義賊 黒い騎士は貧しい民衆を踏みつけるような 贅沢三昧の貴族に狙いを定め、盗みを行っているのですが ベルサイユ宮殿に忍び込んだところを オスカルとアンドレに見つかり そこで立ち回りを演じる、その場面です。 (原作と舞台はこのあたり  シチュエーションを変えてあります) ともみ先生 「あのフェンシングの剣が重たくてね…  右腕をずっと地面と水平にして振り回さないといけないでしょ?  3分くらいあったからねぇ  毎日『重たい、重たい』って思いながらやってたのよ。  場面が終わったら少し冷やしたらまた違ったのだと思うけれど  当時はアイシングという意識が全くなかったから  肩を傷めてしまってねぇ」 私の素朴な疑問「お相手の方は大丈夫だったのですか?」 「相手?ほとんどアンドレとやりあうんだけど  アンドレはショーちゃん(元月組トップスター 榛名由梨)だったわ。   ショーちゃんも痛かったのかなぁそんなこと確かめたことがないわ」 どうだったんでしょうねぇ。 私の中ではショーちゃん=頑丈 というイメージなので、大丈夫だったのかもしれないと 勝手に決め付けています。 もし違ったらスミマセン。 肩の話から、次は股関節の話に。 同じ動きをしていても右脚はさっと動かせるのに 左脚がやりにくいです、という生徒さんがいらしたんです。 すると先生が 「人間は誰でも、完全に左右対称ということはないけど  歪みがないに越したことはないね。  ちょっとみんな、うつ伏せに寝てごらん。  かかとを揃えるような感じで」 とおっしゃいました。 みんなが寝転ぶと、先生が順番に見てくださって 「茶々吉ちゃんは左足のほうが少しだけ長いね」 「●●ちゃんは右足のほうが長い」…と みんなの脚をチェックししてくださいました。 そのあと、左右不均等な股関節を 自分である程度治せる運動を教えていただいたのですよ。 なかなか言葉で表すのは難しいけれど そのうちの一つだけご披露しますね。 床に脚を前に投げ出して座ります。 上半身と下半身がL字型になる感じです。 そして、右足をうーんと前にのばし、 続いて左足をうーんと伸ばす。 それを繰り返していると、結果的には お尻でニジニジと前に歩いているようなことになります。 同じ姿勢で今度はお尻で後ろ方向に進む… このセットを繰り返すと、自分の重さで詰まっている股関節を ゆるめてあげることができるというわけ。 面白いし、脚の付け根が気持ち良くなりますよ。 ぜひお試しください。 今日のブログを気に入って下さったら ↓ポチっとクリックお願いします。 人気ブログランキングへ

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