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カテゴリ:宝塚
昨日 知ったニュース。
宝塚ファミリーランド跡地で営業していた「宝塚ガーデンフィールズ」を 来年12月24日で閉園すると、阪急電鉄が発表したとのこと。 開園当初からの赤字続きで、ついに持ちこたえられず、ということのよう。 私は、ステップアップ撮影講座で 今年初めて宝塚ガーデンフィールズに入ったくらい 宝塚ガーデンフィールズ自体には縁が薄かったので、 閉園することだけをとってみれば 何ら支障はありません。 (冷たい言い方でごめんなさい) でも、これを宝塚歌劇を取り囲む環境の変化だととらえると なんと寒々しいニュースだろうと、鳥肌が立ちます。 (本来の意味の鳥肌ですぞ) 昔から、ファンは宝塚大劇場の周辺を「ムラ」と呼んできました。 これは「宝塚村」の略です。 今もムラと言うようですが、昔は本当の意味でムラでした。 ファミリーランドが元気だったころ。 宝塚大劇場は宝塚ファミリーランドの敷地内にあったのです。 阪急宝塚駅を降りると ガタンガタンと音を立てて走る阪急電車今津線に沿って伸びる おみやげ物屋さんを覗きながら花の道まで歩く。 花の道の左側には軒の低い昔ながらの市場があり 右側には宝塚温泉と駐車場。 もう少し歩くと右手にはファミリーランドの恐竜館や バイキングが見えてくる。 左手はドーム型をした鳥の館(なんていう名前だったか忘れた!)。 その隣にはフラミンゴがいたような…(象だった気もする) 私たち歌劇ファンはここで右側のゲートをくぐって宝塚大劇場に。 小さなお子さんを連れたご家族は、左手中央ゲートをくぐって動物園に。 歌劇を見る人はファミリーランドの入園券をもっているので もちろん動物園やアトラクション乗り場にも自由に行けました。 今のように喫茶店で時間をつぶすことを知らなかった 中学高校時代は、休憩時間にはアシカ池やサル山まで行って ひと舟100円のえさを買って与えては時間を過ごしてたものです。 楽屋待ちをしていたら、道路を隔てて後ろにあるキリン舎のキリンが ときどき首を伸ばして私たちを見ていましたっけ。 モノレールが見えたり、 ジェットコースターが登って行くガラガラいう音、 そして「キャー!」という叫びが小さく風に乗って聞こえることも。 もちろん動物の声が聞こえることもありました。 反対側の宝塚南口駅で降りた場合は 宝塚大橋を渡っていると正面に観覧車や 飛行機で上空をぐるぐる回るアトラクションが見えました。 川向う、斜め左前には宝塚大劇場。 旧大劇場の壁にはなぜか赤い提灯がずらりと飾られているのがレトロでした。 アトラクション、バイキングの後ろ側からは 武庫川に降りることができて ボートや足こぎボートにのって時間をつぶしたこともあったなぁ。 ファンが楽屋に花を入れるので あちこちに花屋さんがあり、 ただ歩くだけでも季節ごとの花が目を楽しませてもくれました。 まさに非日常、おとぎの国、 これがムラだったと思うのです。 当時、東京から初めて宝塚大劇場に見に来た人が 「なんというメルヘンチックな場所?!」とびっくりしていましたっけ。 私は子どものころから見慣れていたのでわからなかったけれど 大人になってはじめて東京宝塚劇場に行ったとき ビルの間に突然劇場が見えたときに「唐突さ」を感じ、 宝塚大劇場の立地がいかに普通ではないかをしみじみ思いました。 宝塚ファミリーランドが閉園して 動物園だった場所には 子ども向け量販店やスポーツジム、 住宅展示場などが立ちました。 また「世界はひとつ」やスペースコースターがあったあたりは タワーマンションや学校が建ちました。 昔は良かったという話をしたいのではありません。 時とともに状況が変化するのは当たり前のことですから。 でもかつて おとぎの国だったムラにかけられていた 妖精の魔法が、一つ一つ消えて行くのを寂しく思うのは とめられません。 いったい跡地はどのように利用されることになり どんな建物がたつことやら。 いずれ宝塚大劇場はごく普通の劇場と同じような 立地条件になるのでしょうね。 非常に妙な例えかもしれませんが 私は宝塚ガーデンフィールズ閉園のニュースを聞いて 外堀を埋められて裸城になった大坂城を連想しました。 この心細さ、淀君の気持ちがわかる気がしますワ。 茶々だけにね。 でも淀君と同じ、落城は経験したくない!! 本丸(宝塚歌劇)よ永遠に! 【おまけ】 かつて宝塚ファミリーランドの入園券を買って 宝塚歌劇を見ていたころ。 (500円だったか600円だったかの入園料が リピート観劇者には馬鹿になりませんでした。 特に学生のお財布にはきつくて 新聞の勧誘のおまけで入園券をもらったりすると 小躍りしていました。 そして私はある裏技を発見。 現在ロッテ●アになっている場所にあった 阪急のスイミングスクールの生徒になると 特典として「ファミリーランド年間無料パス」がもらえるということを。 時間だけはたっぷりあった学生時代、 まよわずスイミングスクールに入会。 ごひいきの楽屋入りや出の合間にひと泳ぎ。 体力づくりと趣味を両立させていたのでした。 夏など泳いだ後で楽屋口で待っていると 溶けそうな感じでしたよ。 懐かしいわ。 【陳情】 ガーデンフィールズ閉園に関して 宝塚市長の中川智子さんは 「現在の環境をできるだけ残してほしい。阪急電鉄と十分に協議する」 とおっしゃっています。 市長、その気持ちが本当なら 歌劇団周辺の地名を栄町から歌劇町に変更する、などという どうでもいい計画は取りやめていただいて 歌劇団の人気につながる他の計画を立てていただきたい。 お願いしますヨ、本当に! 今日の日記を気に入って下さったら ↓ポチっとクリックお願いします。 ![]() 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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