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2013.06.29
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ツイッターでの宝塚ファンのつぶやきを見ていて
昨日何か発表になったんだなと思っていました。
そして今朝、公式HPを見て、
宙組「風と共に去りぬ」の配役が発表になったのだとわかりました。

まずはタイトルを見てプチ激怒。
「主な配役と役替わりについて」ですって?
また?!また、また、また、また役替わりなの?!!!!

開いて配役を見て、もう噴火。
なんなのよ、これは~!!!!

Aパターン
バトラー:凰稀かなめ
スカーレット:朝夏まなと
アシュレ:悠未ひろ
メラニー:実咲凛音
ベル:緒月遠麻
ルネ:七海ひろき
スカーレットII:純矢ちとせ
メイベル:怜美うらら

Bパターン
バトラー:凰稀かなめ
スカーレット:七海ひろと
アシュレ:朝夏まなと
メラニー:実咲凛音
ベル:緒月遠麻
ルネ:悠未ひろ
スカーレットII:怜美うらら
メイベル:純矢ちとせ

ああ、この人にこの役、ぴったりよねぇ~と
納得できるキャスティングがほとんどないんですけど?

元々、宝塚歌劇団100周年がらみで
「風と共に去りぬ」を再演するんじゃないかというのは
噂になっていましたし、覚悟はしていました。
でもそれが宙組とは思ってもいませんでした。
テル(凰稀かなめ)はどう見てもアシュレが似合うでしょ?
それとも思い切ってスカーレットをさせるんだろうか?
などなど予想していたんですけど、
よりによってこう来たか?!

まーくん(朝夏まなと)のことは好きですヨ。
でもね、スカーレットは違うでしょ!
七海さんも「ヴァレンチノ」で女性役をしたとは言うものの
スカーレットですか?

映画「風と共に去りぬ」のヒットは
原作がしっかりしていたこと、
バトラーのクラークゲーブルがハマっていたこと
そして何と言ってもビビアン・リーのスカーレット・オハラが
すばらしく原作イメージそのままだったことにあると思うのです。
ええんかいな、これで!

重ねて言っておきますが、私は朝夏さんも七海さんも
素敵なスターさんだと思っています。
ただ、スカーレットのニンじゃないでしょ、と思っているのです。

そのほかの配役も…
ベルワットリングに緒月遠麻って…
私はテルをスカーレットにして緒月さんのバトラーのほうが
よっぽど納得がいきますわ。

そしてBパターン、悠未さんのルネなんか完全な役不足でしょ?!
あんなに面白かったり、怖かったり
いろんな引き出しをお持ちの方を…もったいない。

はっきいりって、役が少ない「風と共に去りぬ」なので
主だったスターさんを
いかに舞台に出すか、苦肉の策というのが見え見えです。
こんなのはキャストじゃなくて「パズル」と言うのではないでしょうか。
そして役替わりにすることで、
ファンのリピートを狙う姑息さも感じられます。

それでも雪組「ベルサイユのばら」や
星組「ロミオとジュリエット」再演などの役替わりは
歌劇団の思うつぼと思いながらも
「いやん、どっち見ましょう?」と迷う楽しみもありましたよ。
でも今回の配役を見た時の私の正直な気持ちは
「どうしましょ、どちらもあんまり見たいと思えないんですけど…」です。

しつこく言いますけれど
私は宙組がきらいなのではありません。
もっと役と役者がハマる作品を見たいだけなのです。

昭和の頃の宝塚歌劇団の脚本は「あてがき」でした。
脚本家がトップスターにピッタリな作品を作り出し
(もしくはピッタリな原作を探しだし)
小さな役まで、演じる生徒さんに合うように
工夫されていたように思います。

いつからか生徒さん本位から
作品先にありきになり
今回のように、各生徒さんのポジション・学年ならばこの役かな…と
あてはめ、それでも役不足な場合は
役替わりで一定期間 大きな役を演じる日も用意する…
そんなことになってしまったんでしょう。

もちろん役替わりで、より多くの役を体験し
生徒さん自身が成長するためのもの…という面もあるでしょう。
でも、ここ1,2年の役替わり多用を見ていると
どう考えてもそういう「愛情」に基づく役替わりとは感じられないのです。

一つの役を掘り下げて自分のものにする喜びや
それを見守る楽しみもなくなっています。

いったいどうなってしまうんだ、宝塚歌劇は?!

悲観的すぎるかもしれませんが、私は今回の宙組「風と共に去りぬ」の
配役発表でそこまで思いつめてしまっています。

それでも、母が以前、NHKに出演している凰稀さんを見て
「風と共に去りぬ」に出演するなら見たいと申しているので
一度は見に行くと思います。
さぁ、ABどちらを観よう…
違う意味で悩みますワ。


【追想】
宝塚歌劇団の「風と共に去りぬ」初演は1977年月組。
ショーちゃんこと榛名由梨が宝塚歌劇団初の
「主役がヒゲを付ける」ことで大いに話題になりました。
ショーちゃんのバトラー、
憂愁の貴公子ルミさん(元星組トップスター瀬戸内美八)のアシュレ
熱血漢ミッキー(元花組トップスター順みつき)のスカーレット
トップ娘役 小松美保のメラニー、
子どもから見ても色っぽかった舞小雪のベル・ワットリング…
盤石の配役だったと思います。

でも私の印象に残っているのは何と言っても新人公演。
私は幸運にも初演月組「風と共に去りぬ」の新人公演を見ているんですヨ。

主役バトラーを演じたのは、当時新人公演の学年をすでに上回っていた藤城潤でした。
コムちゃん(元雪組トップスター 朝海ひかる)のように
新人公演の学年を上回ってから大ブレイクして役替わり主演を…というのなら
わからないでもないけれど、藤城さんはお世辞にも路線のスターさんではありませんでした。
でも、初演「バレンシアの熱い花」のルカノール侯爵のような
悪い役、屈折した役、影のある役をやらせたら
この人の右に出る人はいないのではないかというくらい
味のあるクサイ男役さんだったんです。
そんな藤城潤に主役のバトラーを…
私は宝塚歌劇団の大英断だったと思います。
そしてたった1日とはいえバトラーを演じることになった藤城潤は
並々ならぬ気迫で演じていました。
相手役スカーレットは 男役から娘役に転向したハムちゃんこと世れんか。
ハムちゃんも藤城さんの気迫に負けじと演じていたように思います。
圧巻は、嫉妬に狂ったバトラーが嫌がるスカーレットを
「来い!!」とベッドルームに引きずって行く場面。

映画「風と共に去りぬ」では確か、
バトラーがスカーレットを横抱きにして階段を登って行ったと記憶しています。
宝塚歌劇では、それは体力的に無理だろうと言うことで
バトラー役がスカーレットの手首をぐいっと掴んで
階段を引きずるように引っ張り上げ
最後の最後に手が滑って、スカーレットが階段を転がり落ちる…という
手はずになっていました。
いわば階段落ちですが、ここにも配慮がされていて
スカーレット役の人は階段を登りきった辺りで仕掛けに乗り、
滑り台のような形で階段踊り場まで降りたら
そこから数段ごろごろと転がる…という手はずになっていました。
この場面は、安全の面で仕方がなかったとは言うものの
ちょっと醒めてしまう場面ではありました。

ところが藤城さんはこの場面で、
ぐわし!とハムちゃんを本当に横抱きにして
階段を駆け上ろうとしたんです。
客席ではみな「ハッ」と息を飲んでいました。
藤城さん、原作にこだわってはるわ、すごい…と。
ところがそこはやっぱり女性。
階段の一番上までもたず、
途中で力尽きてハムちゃんを階段に落っことしてしまったんです。
今度は客席から「ヒッ」というような声が上がりました。

階段途中でリアルに落っことされたハムちゃん。
どうするだろうと思ったら、
そのまま、ゴロゴロと階段を転げ落ちて行きました。
そこでバトラーの絶叫「スカーレット!!!」
ぱっと暗転…


客席からは割れんばかりの拍手喝さい。
藤城さんすごい、ハムちゃんすごい!!!
鳥肌が立ちました…。

藤城さんは退団され、
ハムちゃんは骨肉腫で若くして世を去りました。
でも私は今でもこの場面を思い出しては
たった一日の舞台に賭けたお2人を思います。
そしてそんな配役をした宝塚歌劇団にも敬意を感じています。

学年やスターとしてのポジションによる配役ではなく
この役をやるのはこの人しかいないだろうという配役…。
それに応えようとして生まれる緊迫した舞台。
そんな鳥肌が立つような思いを、またさせてくださいませよ、
歌劇団さま。


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最終更新日  2013.06.29 19:47:51
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Re:宙組「風と共に去りぬ」配役発表に吼える(06/29)   ☆まりこと☆〜♪ さん
こんばんは。
今回の発表は、あちこちから悲鳴が聞こえていますね。
残念ながら、まだ宝塚版を観たことがありません(私は1987年・帝国劇場公演を観ました:大地真央、松平健)。

バトラーが凰稀さんなんだろうなー、と思いつつも、
スカーレットが凰稀さんでバトラーが悠未さんだったら良いんじゃない?なんて思っておりました。
私程度でも、不自然な配役だと思っているのですから、長年のヅカファンの方なら、尚の事ですよね。

先日の『TAKE FIVE』出演で、凰稀さんのファンが増えたようですから、
(事実、長女のお友達があの放送を観て凰稀さんファンになり、あの後の東京公演を観たそうです)
役替わりを付ける事でリピート客にお得感を与えたいのかな。

余談ですが、音月さんに似ている桜木みなとくんを観たさに、宙組を観たい。
と言っている長女と一緒に行くつもりですが、東京公演は12月。
長女の期末テスト後にしか行けないので、役替わりでリピート率が高くなると、チケット取れるか不安です… (2013.06.29 20:36:52)

Re[1]:宙組「風と共に去りぬ」配役発表に吼える(06/29)   gachapin3 さん
☆まりこと☆〜♪さん
>こんばんは。
>今回の発表は、あちこちから悲鳴が聞こえていますね。
>残念ながら、まだ宝塚版を観たことがありません(私は1987年・帝国劇場公演を観ました:大地真央、松平健)

それは逆に貴重な舞台をご覧になっていますね。


>バトラーが凰稀さんなんだろうなー、と思いつつも、
>スカーレットが凰稀さんでバトラーが悠未さんだったら良いんじゃない?なんて思っておりました。

私もそう思います。
どうしてもダブルキャストをするなら、
悠未さんと緒月さんでバトラー役替わりだと納得できるのに。

>私程度でも、不自然な配役だと思っているのですから、長年のヅカファンの方なら、尚の事ですよね。

>先日の『TAKE FIVE』出演で、凰稀さんのファンが増えたようですから、
>(事実、長女のお友達があの放送を観て凰稀さんファンになり、あの後の東京公演を観たそうです)
>役替わりを付ける事でリピート客にお得感を与えたいのかな。

特にファンではないけれど
凰稀さんはテレビ映りも非常に良いと思います。
どう見たってカッコいい。
母もイチコロでした。(下品な表現、スミマセン)

>余談ですが、音月さんに似ている桜木みなとくんを観たさに、宙組を観たい。
>と言っている長女と一緒に行くつもりですが、東京公演は12月。
>長女の期末テスト後にしか行けないので、役替わりでリピート率が高くなると、チケット取れるか不安です…
-----
へー。桜木みなとさん。
ご本人はどうお感じになっているかわかりませんが
下級生の時に「●●さんに似ている」っていうのは
ファンにとっては興味深いですもんね。
今度注目してみますね。
(2013.06.30 18:49:18)

Re:宙組「風と共に去りぬ」配役発表に吼える(06/29)   ものもの さん
はじめまして。通りすがりのオールドファンなのですが、茶々吉様の記事の迫力に圧倒されました。本当に仰るとおり!と深く頷くとともに、世れんかさんが天に召されていたことに衝撃を受けました。月日は、時に優しく時に無情ですね。
最近の歌劇団には失望することが多くて、ほんとに残念です。ひたすら楽しく見ていた頃が懐しくてたまりません。 (2013.08.18 10:12:42)

Re[1]:宙組「風と共に去りぬ」配役発表に吼える(06/29)   gachapin3 さん
ものものさん
>はじめまして。通りすがりのオールドファンなのですが、茶々吉様の記事の迫力に圧倒されました。本当に仰るとおり!と深く頷くとともに、世れんかさんが天に召されていたことに衝撃を受けました。月日は、時に優しく時に無情ですね。
>最近の歌劇団には失望することが多くて、ほんとに残念です。ひたすら楽しく見ていた頃が懐しくてたまりません。
-----
迫力…きっと怒りモードで書いたせいでしょうね。
引かずに読んでくださってありがとうございます。

世れんかさんは、私の記憶では寿退団をなさって
半年か1年の間に亡くなられたと記憶しています。
それもあって、同期の条はるきさんが
女役さんに転向したと言われています。

「バレンシアの熱い花」の新人公演で
フェルナンド:条はるき
ロドリーゴ:大地真央
ラモン:世れんか
の並びは良い顔合わせだったと思います。

おっしゃるとおり、楽しい楽しいと見ていた頃が
懐かしいです。 (2013.08.19 11:05:05)

Re:宙組「風と共に去りぬ」配役発表に吼える(06/29)   たかひめ さん
こう言う、blogに初めて投稿します。
茶々吉さんの、おっしゃるとうり、今回の宙組の配役は全く納得行きません。特にともちゃんがルネをする事、あんまりだと言わざるを得ません。星組ロミジュリはbパターンが、好きだった私は、早速bパターンがノーカットのブルーレイを買いました。そんな役がわりならOK ですが、今回の宙組は、あまりにひどい。ともちゃんの卒業公演じゃなかったら観に行かなかったかも…。
昔の新人公演のお話、感動しました。
今の宝塚に求める事は、生徒さんが生身の人間であることを忘れないでほしいと言うことです。又、blogおじやまさせてくださいね。 (2013.08.28 07:47:12)

Re[1]:宙組「風と共に去りぬ」配役発表に吼える(06/29)   gachapin3 さん
たかひめさん
>こう言う、blogに初めて投稿します。

コメント投稿ありがとうございます。

>茶々吉さんの、おっしゃるとうり、今回の宙組の配役は全く納得行きません。特にともちゃんがルネをする事、あんまりだと言わざるを得ません。星組ロミジュリはbパターンが、好きだった私は、早速bパターンがノーカットのブルーレイを買いました。そんな役がわりならOK ですが、今回の宙組は、あまりにひどい。ともちゃんの卒業公演じゃなかったら観に行かなかったかも…。

私も、母がテレビ出演していた凰稀さんに一目ぼれして
「見に行きたい」というから見に行きますが
そうでなかったら、あんまり興味がわきません。


>昔の新人公演のお話、感動しました。
>今の宝塚に求める事は、生徒さんが生身の人間であることを忘れないでほしいと言うことです。又、blogおじやまさせてくださいね。
-----
本当に、駒のように扱っている感じがします。
それぞれ持っている個性に合う役や作品を演じさせてあげたいものです。
または、新しい可能性を見いだせるような冒険なら
大歓迎です。
作品ありきはやめてほしいですね。

ぜひこれからもおいで下さい。
(2013.08.28 18:32:17)

Re:宙組「風と共に去りぬ」配役発表に吼える(06/29)   不二子 さん
ずいぶん昔のブログ記事にコメントして申し訳ございません。
一つ気になりまして。
藤城さんは初演バレンシアでは、ドン・ファン・カルデロを演ってらっしゃいます。ルカノールは東京で再演された時です。 (2018.09.25 01:00:36)

Re[7]:宙組「風と共に去りぬ」配役発表に吼える(06/29)   茶々吉 さん
不二子さんへ

ご指摘ありがとうございます。
なぜか私の記憶はすり替わっているようです。
むむむ。


過去の記事を読んでくださるだけでなく、
真剣に向き合ってくださってありがとうございます。
嬉しいです。

ご存知かもしれませんが、
現在はAmebaブログの方に引っ越しました。

よろしければそちらもお読みくださいませ。

(2018.09.25 01:19:13)


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