チャチャコママ

​諏訪湖ホテルの早朝、予想通り外は雨。晴れたら、ブルーベリー摘みに連れて行ってくれる約束だったので、ちょっとガッカリ。でも、朝ごはんを済ませて外を見ると、雨は上がっていた。ラッキー！　急いで清算を済ませてゴチャゴチャやっていると、もう、姉が迎えに来ました。ぐずの妹と違って、姉は何かとスタートが速やかなのです。


諏訪湖ホテルから朝の諏訪湖を望む

お昼の電車で東京に帰る一人と、お墓参りに行ってしまった一人をのぞいて、車2台で諏訪湖ホテルを出発。途中、豊田の友人の家で軽乗用車に乗り換えて富士見を目指しました。6人のブルーベリー隊です。

ブルーブベルー畑は富士見パノラマスキー場近くの斜面に出来ていました。畑を持っている農家までの小道はかなり狭い急坂。軽かミニクーパーじゃなければ入れません。


色が濃い実を収穫します


畑を持っている農家の中庭で長靴に履き替えたり、カゴを腰に付けたりして、上の方にある畑に向かいました。雨上がりで日が当たって結構蒸し暑かった。今年は日照に恵まれなかったので、ブルーベリーはまだ熟していない実が目立ちましたが、紫色に熟している実を狙って取って行きました。


黙々とブルーベリーを取っています

私はブルーベリー摘みは初めて。姉たちは手慣れたもので、サッサと移動しながら積んで行きました。小一時間ほど摘むとほぼザルいっぱいになりました。測ってみると1.8キロありました。私より長い時間摘んでいた姉たちは一キロちょっとしか取っていません。ベテランなのに、少ない？？　聞いてみると、最初は取った実を盛んに食べたのだそうです。食べた実はタダだからって！　だから、収穫高が少なかった訳です。お腹に何キロ入れたのでしょうか？？


手慣れた手つきです

姉たちはブルーベリー畑の下にあった空き地でワラビ摘み。ブルーベリーは一キロ1000円ですが、ワラビは売り物ではないのでタダ。農家さんの土地で勝手に取っていいのか！　姉はワラビも千円分くらい取ってしまいました。

何かを収穫するのって本当に楽しい。収穫出来るようにするには、相当大変な作業なのでしょうけれど、労せずしていいとこだけいただくって、止められないかも。

​富士見町のブルーベリー摘みの情報はこちらで見られます​

ブルーベリーも収穫したしワラビも沢山取って、さあ、お昼です。　お蕎麦でも食べに行くのかとおもったら、山梨方面にちょっと走って、広々とした公園の中にある大きなレストランへやって来ました。今年の春出来たばかりの、カゴメ野菜生活ファーム富士見でした。国道の向こうにはカゴメのトマト工場が見えました。工場見学や、農業体験、トマトの加工体験もできるようなサイトでした。


カゴメ野菜生活ファーム。トマトの温室もありました

​カゴメ野菜生活ファーム​の中にあるレストラン「IL FAGGIO」（イル・ファッジオ）でランチをいただきました。本格的なピザ釜もあるイタリア料理店です。ランチは空豆の冷製スープや前菜、ピザとパスタなどを色々いただきました。富士見は高原野菜のメッカでから、野菜類が新鮮で美味しかった！　シメはもちろんカゴメのトマトジュースです。

ランチのあと、ファーム内を散策してみました。トマトの温室では、色々な種類のトマトが赤い実をいっぱい付けていました。トマトってあんなに種類があるのですね。


イルファッジオの生ハムとお野菜のピザ

八ヶ岳の裾野にある富士見は本当に広々していて、爽やかに高原の風が吹き抜けるイイ町です。カゴメのファームができて、ますます東京からのお客が増えそう。新宿から高速で2時間くらいで来られるから、アクセスも最高でしょう。観光地にはなり得ない岡谷市の出身としては、ちょっとうらやましかった。

カゴメファームからすんなり実家に戻るのかと思っていたら、一緒に行った諏訪市豊田の友人の家に上がりこんで、そこでまたお茶をご馳走になりました。チャンしたコーヒーサーバーで入れてくれたコーヒーは美味しかった！　お茶請けにでた大根の漬け物もお代りしていただきました。諏訪地方ではお茶請けに漬け物をいただくのが習慣なのです。

友人の家でタップリゆっくりお茶をいただきました。もちろんお喋りも満喫。ブルーベリーもいっぱい取れたし、雨も降りませんでした。本当にラッキーでハッピーな故郷の一日でした。​