拉致問題・「救う会」の批判もわかるけどsetsuさんのブログより。
拉致被害者:「救う会」に批判の声 会見での発言受け
私、拉致被害者のご家族5人がバスから降り立った映像を見た瞬間、単純に「よかった!」と思ったのです。
もしかしたら、一人も帰国できないのでは・・・と思ったりしていたので、正直「よくやった!小泉」と声を上げたのですが、その後のニュース放送やらブログやらを巡り旦那様ともちょっとした議論(旦那様は小泉首相のスタンドプレーが否めず賛同できない意見)にもなったりしました。
皆さんはどんな感想をお持ちですか?
私的な意見とすれば・・・
◆拉致被害者が帰国できた事には素直に喜ぶべきでは?
感情論だ!と言われても仕方ないのですが「待ちわびている人達」の心を思えばまず一番にそう感じます。
無事に戻ってこられたご家族への「おかえりなさい」という
言葉がメディアにしろ、世論にしろまずあってよいのでは
ないでしょうか。
◆拉致問題が小泉首相の政策のコマに使われたのではないか?
これが「救う会」の方々の懸念している事であり、怒りの要約ではないでしょうか。
拉致問題が解決されない残されたご家族は「託す」事しかできないわけで、訪朝に際して大いなる期待を持つのは当然です。もしかしたら、家族に会えるかもしれない・・・
しかし、北朝鮮との今後の具体的な確約がない以上
「じゃぁ、我々はどうなるんだ!」
と怒りを感じるのは当然でしょう。
ですから、上記に記した新聞記事にある「救う会」の方々が帰国されたご家族に対して「自分の事しか考えていない」という批判的な意見は言語道断だと思うのです。
彼らを「批判」する材料はどこにもないのですから。
小泉首相の再訪朝に際して、国際情勢を踏まえて日本の立場として「人道支援」をする事は当然だと言っていますが
人道支援と称して"誘拐犯に身代金を渡した"という現実は拭う事は出来ないし、更に経済制裁は行わないよ、という
お土産まで+αする必要は無かったと思います。
「悪い事をした国に媚びる」必要は全く無いし、はたして
今の時期に動く必要はあったのか・・・という7月の参院選を意識したとされる小泉首相に対しての極めてグレーな疑問は残りますが・・・。
事実、今回の再訪朝に際して小泉首相の総合的な評価は高くなったような気もしますよね。
私は決して「小泉派」ではないし、自民党に加担しているわけではありませんが、拉致されたご家族が戻った「事実」はあって、それに「ああだ、こうだ」といっている対立政党は
じゃぁ、具体案を見せてよ!と思ってしまいます。
国の頭である変人小泉首相が「私欲」の為に独断で訪朝を決めたとしたならば、党内(側近)で意見できる人もしようとする人もいないという事でしょうか?
民主党も事前に疑念をを抱いているなら、足もとに縋り付いてでも思いとどまらせる「心からの熱意」を持った人も
いないという事でしょうか?
安否不明10人「再調査」5月中の協議要求へ
残された拉致被害者の「再調査」が口約束ではないという
過程は今後、国民としてきっちり見届けなければいけないと思いますね。
皆さんは何を感じましたか?