2007/09/20(木)13:20
●Chain Reading (683) 「地球のためにわたしができること」枝廣淳子
●本日の一冊:「地球のためにわたしができること」枝廣淳子(大和書房)
ふつうの主婦から一念発起して通訳・翻訳家となり、環境問題からエコロ
ジカルな生活提案へ。どんどん進化しているように感じる著者です。
自分たちでできることから始め、次第にその輪を広げていく活動姿勢には
敬服します。何としてでもやろうという強い意志と実行力で自らのフィール
ドを切り開いているようです。
目次
風で織るタオル―「ふつうのタオル」に使われる農薬は世界中の四分の一
いらない携帯が資源に変わる
一トンの「使用済みケータイ」からとれる金は、二八〇グラム
トイレにある「いらないモノ」―日本人が使うトイレットペーパーは、一日平均
八メートル
一〇〇万人のキャンドルナイト―いまや五〇〇万人以上が参加中
レジ袋を減らして石油を守る―一枚のレジ袋に、おちょこ一杯分もの石油が必要
カレンダー名刺でジグソーパズル―日本人が使う紙の量は世界平均の五倍
わりばし・マイはし―一日三食×三六五日×七〇年=七万回の食事
えんぴつで時間をつくる―一本の芯で五〇キロメートルの線が引ける
海と空のエコロジー消しゴム―「消しプラスチック」は五〇年前、日本で誕生
グリーン電力のススメ―「わが家で使う電力」を選べるしくみがある〔ほか〕
●for Chain Reading
・「入門!システム思考」枝廣/内藤(講談社現代新書)
・「朝2時起きで、なんでもできる!」枝廣淳子(サンマーク文庫)