うちの読書感想文 「ほねほねザウルス29 いくぞ!なぞの王国ムシムシランド後編」
夏休みの宿題の大きな壁。読書感想文。息子はこれをすごく嫌がります。後にしよう、明日にしようと、先延ばしにしようとし続けていましたが、なんとか終わらせることができました。本は、「ほねほねザウルス いくぞ!なぞの王国ムシムシランド後編」です。息子が選んだ本なのですが、まさかの後編っと、笑ってしまいましたが、息子にとっては、待ちに待った最新刊で特別大事な本らしく、これなら書けそうというので、よしがんばれと見守りましたが、ほぼ一日かかりました。ここが好き。なんで好きなのかを書いたら?と言っても、なんで?が出てこないのか、言葉にならないのか‥本が好きと考えるは別ものなんだなと、改めて読書感想文の難しさを感じました。ここ最近私自身が本で学んだ、否定しないをしたくて、できるだけ息子の書きたいことを書いていったら、どんどんこの本の内容からは脱線した感想文にはなってしまいましたが、読書感想文として向き合わなかったら、知らなかった息子の一面や思いを知るきっかけになりました。ほねほねザウルスは、冒険と友情のお話だと私は思っているのですが、息子は冒険とかしたいタイプではないと思っていたんです。だからぼくは冒険をしたいですって書いたときにはびっくりしてしまいました。それに、〇〇と一緒に冒険したいと友達の名前を感想文にあげていて、これはありなのか?と思うと共に、なんかうれしくなりました。読書感想文は親の宿題でもあるよねと話題にもなりがちで、親側も身構えてしまうんですが、向き合ったぶん、そんなこと思っていたのか!と新しい一面を知れた瞬間は、何ものにも変え難い喜びになります。なかなか日常で、なんで?を深く、ゆっくり考えることってないと思うんですが、生きていく上で、自分のなかで、なんで?と向き合い慣れていないと、自分が大事にしたいことがわからなくなったり、まわりに流されてしまったりするような気がするので、一年に一回、子どもとなんで?にとことん向き合うこの時間は、大変だけど、大事な時間だなと思いました。本屋さんで並んでいる推薦図書は考えるポイントが多かったり、メッセージ性が高かったりするので、そういうほうが書きやすいんじゃないのかと思っており、ほねほねザウルスは感想文向きではないんじゃないのかって勝手にどこかで思ってしまってましたが、それも偏見だったなと思いました。どんな本でも、文字の少ない絵本であっても、伝えたい何かは必ずあるし、それをうまく言葉にできなくても、子どもはそれをちゃんと受け取ってなんか好きと思っているなら、それで十分なんだろなと思いました。今日は本の紹介というより、読書感想文について書いてしまいましたが、「ほねほねザウルス いくぞ!なぞの王国ムシムシランド後編」すごく好きなお話でした。ずっと好きだったニーナさんが、新しい一歩を踏み出しているのも嬉しかったし、やっぱりほねほねはおもしろいなーと読み終わったら言ってしまうくらい、どの刊をどこから読んでもおもしろいからすごいなといつも思います。今回初めて発売初日に買ったのですが、初版限定特典として、カードやデッキケースもついていて、なんかポケモンみたいやなーと息子はめちゃくちゃ喜んでいました。対戦できるカードらしく、新しいほねほねザウルスの楽しみ方ができるのも新鮮でした。ほねほねザウルス!おすすめです♪ほねほねザウルス29 いくぞ! なぞの王国ムシムシランド 後編 [ ぐるーぷ・アンモナイツ ]