とってもあったかくて、くすって笑えるこの本が、私は大好きで、何度も読んでいるエッセイ本。
言葉選びも、考えている内容もおもしろくて、どんどんページをめくっちゃうんですが、読み終わるのが惜しくて、早く続きを読みたいけど終わるのは寂しい葛藤を繰り返しながら、毎回読んでいます。
明るさと影を両面持ち合わせているところ、いろんな自分と向き合いながら生きているところなど、テレビで見る華やかな姿とは別な一面を知り、すごく惹かれる俳優さんの1人になりました。
そして、なんでこんな面白い表現ができるんだろうと思うくらい彩り豊かな言葉が散りばめられていて、こんな文章が書ける人になりたいと純粋に憧れてしまいます。
ふわっと気楽に読める部分もあれば、人の奥深くに眠っている色々な想いに触れたりだったり、緩急ある内容に、魅了されっぱなしで読み終わっちゃう一冊です。
おすすめです!
THE やんごとなき雑談 [ 中村 倫也 ]