これまでに、HSPについての本を
「繊細さんの本」
「繊細さんの知恵袋」
「子どもの敏感さに困ったら読む本」
と、読んできて、なんとなくHSPについてわかってきました。
そして、自分や息子たちに当てはまる部分が多くあり、HSPであると自覚をし、そこからどう向き合っていこうかと本を読みながら探す日々です。
HSPとは、環境や性格などによる後天的なものではなく、先天的な気質です。
気質とは、感情や行動、刺激などに反応する生まれもった心のパターンと、この本には書かれていました。
また、HSPが陥りがちな思考の癖は、気づくことで抜けだせることができるとも、書いてありました。
今回の本でも、新たな気づきをもらえたので、忘れないでおきたいなと思ったことを書いていけたらなと思います。
⚫︎なかなか眠れないというのは、HSPの多くの方に共通している悩みです。睡眠が浅く、ささいな刺激で覚醒してしまうため、脳が休まることがない。
HSPが疲れやすい一因にもなっている。
→うちの息子たちも、ほんとに寝るのを嫌がります。
寝れないと言い、なかなか寝付くのに時間がかかり、そのうち遊びだしてしまいます。
私は早く寝かさないとと思うあまり、早く寝ようって何回も言ってるよと言ってきてしまってましたけど、、この眠れないというのもHSPからきているものなのかと、寝れないでつらいと思っている息子たちに寄り添えていなかったと気づき反省しました。
まずは、眠れなくても責めない。
なかなか切り替えに時間がかかることも考慮し、早めから布団に入れるよう工夫したり、お風呂に浸かるタイミングを変えたり、寝る前に刺激的なものを見過ぎないでいたり、心地よい環境をちゃんと作っていかないとと気付かされました。
⚫︎敏感すぎる子は、小さな時に、大人には想像もつかない刺激や変化の渦中にいて、耐えきれず固まるか、逃げるか、戦うかなどの、激しいストレス反応を起こしています。
⚫︎HSPに必要なのは、安心安全な場所。
「できない自分でも大丈夫なんだ」という絶対的な安心感を植えつけること。
そのために親は、世間の価値観や常識にとらわれないで、敏感という個性をポジティブに捉え、愛情を子どもに伝える。
→本でHSPを知るたび、あぁしんどいだろなと息子のことが頭をよぎります。
上記にある、耐えきれず固まる、逃げる、戦うは、まさに息子で、保育園につくと固まり、逃げます。
保育園の先生方も話をしてからは親身になり、息子の話を聞いて、息子の苦手なお着替えや水遊びは嫌ならしなくていいよと寄り添ってくれるようになり本当に感謝しているのですが、なかなか行き渋りはなくなりません。
まだまだ言葉にできない何かがあるんだろなと感じます。
朝になるとお腹が痛いと言い、ごはんも食べようとしない。身体的な症状がでているのかと思い、休むことにすると、お腹の痛みはなくなる。日中元気に過ごす。行けたんじゃないかと思う。。
これを何度か繰り返してきました。
保育園の先生や主人は、きっとお腹が痛いと言えば休めるとわかってるから言うんだと言います。
無理やり連れていくこともできるんですが、絶対的な安心感からは離れる気がして、毎朝葛藤してしまいます。
どこに重きをおくか‥
今朝はどうなるか‥
気持ちよく、行きたい場所に保育園がなるように、まだまだできること探し中です。
⚫︎安心できる愛着を感じて育った敏感な子は、心の中にリソース(資源)ができ、刺激過多の中であっても大丈夫。
→この状態になれるのが理想だなと思いました。
そして、刺激過多の中であっても大丈夫との言葉に救われました。
本の中には、たくさんのこういうときにはこんなふうにしたら生きやすくなるよと、アドバイスが書いてあります。
心の中に安心できる場所をもち、その場その場では自分にあった距離の置き方などをし、少し疲れはするけれど、帰ってきたらほっとできる、そのまんまの自分でいれる。そんなふうなのを目指して行けばいいのかなとぼやっと思ったりしました。
私ができることは、安心安全な場所を作ること。
外でもなんとかやってみようと思えるよう背中をおすこと。
まだまだその背中の押し方も加減もわからないことだらけですが、勉強しながら、たくさん話をしながら、やっていきたいと思いました。
本の最後には、著者の精神科医の長沼医師がやっておられるクリニックのWEB診療についても書いてありました。
近くに相談できる場所がない方は、WEB診療(保険診療、自由診療)もできますよと。
気になられる方がおられましたら、
「十勝むつみのクリニック」のホームページを見てみてください。
敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本【電子書籍】[ 長沼睦雄 ]