防災対策‥やってないことはなく、防災バックもあることはあるのですが、中身は数ヶ月前に入れたままであり、災害や防災の話を目にするたびに、やらないとやらないとと思うばかりで、後回しばかりにしていました。
いつも目の前のことでいっぱいいっぱいでまたしようと思ってしまいがちでしたが、
今回この本を読み、ちゃんとやろうとか気合いをいれてではなく、もっとフラットに、当たり前のように、身近に防災がある状況にしたいと思いました。
この本は、被災されたママさんパパさん1648人と一緒に作られたとあり、本にはたくさんの体験談が書いてありました。
どれも、あぁこれいつこうなってもおかしくないよなと思うことばかりで、このいつ起きるかわからないんだよって感覚が私には欠けていたから、防災を後回しばかりにしていたんだと気づきました。
そして、書いてあることは、そんなに難しいことではないことにも気づきました。
一度ちゃんと準備しておけば、数ヶ月ごとに確認するだけであったり、非常食も取り出しやすくローリングストックできる環境さえ整えば、なんにも難しくないと気づきました。
私の防災対策を嫌にしていたのは、防災バックをみるたびに、非常食の賞味期限切れを見つけるのが嫌だったんですよね‥。
ローリングストックがうまく機能してなかったんですが、いざ被災したとき、非常食があると思っていたのに、期限切れなんて悲しすぎるので、ちゃんといざというときのためにも、ローリングストックをちゃんと機能させていきたいと思いました。
まずは買う。
そして、取り出しやすくわかりやすい状態にして貯める。
日付を意識しながら、食べる。
また補充する。
これだけで、いざというときの家族の体調管理ができるなら、やらないとなという気持ちになりました。
そして、これはこの本読むまでちゃんとできてなかったんですが、子どもの着替えの入れ替えと生理用ナプキンの準備でした。
防災バックの中に入っていたのは、もう小さくなった子どもの服ばかりで、あちゃーってなりました。
衣替え毎に、防災バックの中の服も、一緒に交換。
これは習慣化しないとなと思いました。
そして、よくある家族の必要なものはいくつか入れてましたが、生理用ナプキンは入れ忘れていました。
本には、避難所にもらいにいっても、1人一個までと男性から手渡されたとあり、そうだよなってなりました。1人一個で、なんとかなるものでは絶対にないけれど、何個も何個も渡せるわけがない。だからこそ、それぞれがちゃんと準備しないといけないんだと、改めて気づき、賞味期限があるわけでもなく、ただ一度準備しているだけで、安心感と衛生的に過ごせることが手に入るなら、やるしかないと思いました。
懐中電灯やライトも、うちは、見つけたら子どもたちが遊んでしまい、いったい今どこにあるんだろ状態でしたが、本にはライトはあるだけいいとあったので、ちゃんとすぐに取り出せるとこに準備をしました。
そして、まだまだ買い足さないといけないものがたくさんでてきましたが、ドラッグストアや100均、いつもいく食品売り場で、揃うものばかりだと、必要なものを書き出してみてわかりました。
防災対策、ハードル高いと思い、またにしようばかりでしたが、難しいことと思わず、まずは一つずつ行動にうつしていこうと思いました。
知り合いの実家は能登半島にあり、まだ避難所生活をしている、まだまだ復興には程遠いと、知り合いの方はおっしゃっていました。
もうテレビでも報道を目にすることもなくなり、もう大丈夫になってるだろうなんて思っていましたが、まだ現実はそんな簡単なことではないんだと、そのお話をお聞きし痛感しました。
いつどうなるかなんてわからない。
家族を守るのは私だという意識は忘れずに、ストイックにする防災ではなく、日常に当たり前にあるものとして、フラットに向き合えていけたらなと思いました。
すごく考え方を変えてもらえた本でした。
おすすめです♪

全災害対応!最新子連れ防災BOOK--被災ママパパ1648人と作りました (単行本) [ 冨川万美(NPO法人ママプラグ ]