やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、
なんだかしんどくって動けない‥。
本当にしたいことはなんだろう‥。
なんだかモヤモヤする気持ちが晴れないとき、
救いを求めるような気持ちで、
本屋さんをウロウロしていたとき、
出会った本があります。

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 [ 池田 貴将 ]
この本は、吉田松蔭さんの残された言葉をまとめられた本で、短い言葉ですが、ずっしりと深い言葉ばかりを176個も書いてあります。
読みきろうと思えば、読みやすいのであっという間に読めそうなんですが、
一つ一つの言葉が深く、自分に問いかけられているような言葉も多いので、じっくり考えていると全然先に進めなくもなる‥そんな本でした。
吉田松蔭さん。
この本に出会い、改めてどのような人生を歩まれたのかを調べ直しました。
幕末の頃、ただ日本は大丈夫なのか?と心配するだけでなく、牢獄に入れられたり、処分を受ける可能性もあるなか、日本をよくしようと動いた方だと知りました。
それだけでなく、人の才能を見抜き伸ばす。
同じ立場で共に学ぶスタイルであったという松下村塾で、のちに総理大臣や国務大臣、大学の創設者となる人たちを育てた人だとも知りました。
そして、亡くなられた経緯なども知り、最期まで、自分が覚悟をもってやりとげたいと思ったことを貫かれた人なのだと、改めて感じました。
吉田松蔭さんの生涯を知ってから再度読み直すと、
また一つ一つの言葉の重みも増し、響きました。
私は、ただページを進めるだけではもったいなく、
リビングのすぐ手にとれる場所にこの本を置いておき、なんとなくしんどいなとか、気乗りしないなとか、やる気おきないな、なんてときに、この本をどのページでもいいからパッと開き読む、みたいなことを
ここ一ヶ月くらいしていました。
全然続きで読む必要もなく、
どのページを開いても、
そこには、
「人のために」だったり、
「自分はどうあるべきか」だったり、
「うまくいかないときの考え方」だったり、
「心から満足できる行い」についてだったり、
自分にとっての覚悟とは何かを考えるきっかけをくれる言葉が並んでいて、読むと背筋が伸びる気持ちになり、また目の前のことを頑張ろうと思わせてもらってきました。
この本に出会うまで、
自分にとっての「覚悟」なんて考えたこともなかったのですが、この本を読みながら、
私にとって大事にしたいことは何かな、
心から満たされることは何だろう、
なんでそうしたいと思ったのか?など、
自分と向き合うきっかけをたくさんもらい、
これから私がやるべきことが見えてきたようにも思いました。
この本のタイトルは「覚悟」ではなく、
「覚悟の磨き方」。
吉田松蔭さんは、たくさん学び、本を読み、気になることは自分の足で動き、自分の目で見て、当たり前だと言われていることにも、本当に正しいことは何かと考え続け、自分の人生に覚悟をもつだけでなく、どんどん磨いていった人なんだと知りました。
私も、難しいことはできないし、大きなこともできないけれど、「大事にしたいこと」に気づき、
さぁ、できることから一歩ずつ!と思わせてもらえる本でした。
おすすめです!