インフルエンザ予防接種💉 痛くないフルミストについてもまとめてみました!
10月に入り、インフルエンザワクチン接種開始をしているとこが増えましたね。そして、今年から新しく痛くない予防接種フルミストも開始となり、取り扱いされている医院さんも見かけます。従来の皮下注射のものとフルミストの比較なども加えながら、簡単にですが、書いていけたらなと思います。★皮下注射のインフルエンザワクチンについて★【目的や効果】⚫︎インフルエンザ感染後に発症する可能性を低くする効果と、発症した場合の重症化防止に有効とされている。⚫︎約5か月(3〜6か月と書かれている文献もあり)効果が持続すると言われている。【接種時期】⚫︎インフルエンザは例年12月から3月頃が流行シーズンになります。予防接種の効果が現れるまでの期間を考慮し、10月から12月上旬までに、ワクチン接種を終えることが望ましいとされています。⚫︎生後6か月から受けることが可能【接種回数】13歳未満 2回13歳以上 1回→13歳未満の場合、1回の接種だけでは十分な免疫ができず、2回接種のほうが、より高い抗体価の上昇が得られると言われている。【2回接種の場合の間隔】2〜4週間の間隔をあければ接種可能。できれば4週間あけるほうが、より高い免疫の獲得が期待できると考えられている。【免疫効果】⚫︎予防接種1回目の場合接種後からおよそ2週間後から現れる。2回目の場合も、接種後からおよそ2週間後から現れる。2回目打つことで、より強く、より長く免疫獲得が期待される。【副反応】⚫︎局所的な症状接種した場所の赤み、腫れ、痛みなどが出現する。通常2〜3日で消失する。⚫︎全身の症状発熱、頭痛、だるさが出現する。2〜3日目まで続く。★フルミストについて★痛くないインフルエンザワクチン。日本の厚生労働省では2023年に製造販売許可がおり、今年から正式に任意接種として可能となった。【効果】⚫︎インフルエンザの感染経路である鼻咽頭で免疫をつくるため、ウイルスの侵入を防ぎ、高い発症予防効果が得られる。また、体の中に入ってきたウイルスを攻撃する。⚫︎効果は1年くらい持続するとされており、季節はずれのインフルエンザにも対応可能。⚫︎接種後2週間程で、効果は得られる。【対象】2歳以上19歳未満の健康な方。接種できない場合もあるため、医師と要相談。【方法】⚫︎左右それぞれの鼻へワクチンをスプレーする。1回で効果は得られる。⚫︎国産不活化ワクチンとフルミストを、1シーズンに両方接種することも可能。【金額】うちの近所の医院は、8800円と書かれてありました。【副反応】接種後、30〜40%の方に、感冒症状がでることがある。★皮下注射によるワクチン接種とフルミストとの違い★⚫︎皮下注射の場合は、重症化予防効果は期待できるものの、感染自体を防御する効果は十分ではない場合がある。フルミストは、従来の皮下注射によるものと比べ、予防効果が高いと言われている。⚫︎皮下注射の場合は、ワクチン株が流行しているインフルエンザと株が異なる場合は、効果を発揮しない。フルミストの場合は、生きたウイルスで免疫を作るため、流行しているインフルエンザ株が違っても、発症を軽症化させる作用がある。みなさんが、インフルエンザに、かかりませんように🙏