303068 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【ログイン】

  大阪CA声楽コンセルヴァトワール  (CAC混声合唱団)

PR

フリーページ

楽天プロフィール

設定されていません

コメント新着

 仲間より@ Re:「今日一日生きて」(05/03) 一緒に卒業し免許を取得しましょう(^o^)
 本町ESP@ Re:「今日一日生きて」(05/03) 茶木先生のブログを楽しみにしているので…
 大和三山@ Re:「今日一日生きて」(07/20) 書中お見舞い申し上げます。 茶木先生、…
 カメムシ@ Re:「今日一日生きて」(02/06) 死刑というものは犯罪行為で、野蛮な無法…
 カメムシ@ Re:「今日一日生きて」(11/20) 石原や橋下や安部などの日本の戦前軍国主…

お気に入りブログ

まだ登録されていません

カテゴリ

バックナンバー

2017.05
2017.04
2017.03
2017.02
2017.01
2017.04.24
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
2017、4、24
僕の入学しようとしている学校は、府の視覚支援学校の小・中・高等部の上にある理療科である。
ここは高等部専攻科理療科であり、年齢はいくつでもいいのだが高校生ということになる。
府の学校機関なので当然入学試験があり、一般教養を問われる。
勉強を始めてみると因数分解どころか分数の計算もろくに憶えていないし、各都道府県の県庁所在地も全部言えない。
各県に流れる川の名前も言えないし、各国の首都も言えない。
京都の盲学校時代の不勉強がこんなところで祟っている。
小・中学校程度の社会と数学の勉強は同僚に見てもらっていたが「ちょっと、大丈夫?」と呆れられた。
小学校高学年程度の算数は、当時小学校六年生だった息子に教えてもらったが、これが大変難しい。
こんなこと自分が小学校の時に習ったかな、と思うことばかりである。
あまりの理解の鈍さに「だ、か、らー!」と怒られながらの勉強であった。
そんな泥縄な勉強が半年続き、入学試験当日を迎えた。
二月の寒い日で雪がどっさり降り、駅から学校までの慣れない道のりで、点字ブロックが雪に埋まりうまく歩道を歩けなかったことを覚えている。
鉄筋造りの古い校舎の会議室みたいなところで試験が開始された。
女性は極めて少ないらしく、音楽の世界とは随分違うなと感じた。
初めて点字で解答を筆記することにも難儀した。
筆記試験の後には適応検査があり、鍼灸治療を行うに当たって、肉体的、精神的な問題が潜在していないか調べられた。
帰り道「だめだなこりゃ」と思った。
一週間後に合格発表の日となったが、朝起きるとまたものすごい雪。
河内長野の住宅街から南海の駅までバスも出ない。
学校に電話して「雪でそちらへ伺えないので、結果を教えてほしい」というと「来てもらわないと困るんです」と非情な応え。
どうしようかと思案した結果、家から駅まで2時間ほど掛けて歩くしかなかった。
駅に到着したときにはブーツの中に雪がたくさん入り込んで水浸しになっていたが、仕方なくそのまま学校に向かった。
薄暗いローカに受験生がずらりと並び、そこに恭しく合格発表の紙が貼られた白板がゴロゴロと押し出されて来て、自分の番号と名前がそこにあることを教えられた。
その後会議室で様々な注意事項があり、それが結構長い間だったので、ずぶ濡れになった靴下がたまらなく足を冷やし苦痛だったことを覚えている。
それから白衣を注文するために、業者の人に体の寸法を図られた。
なるほど、これがあるからどうしても来なくてはならなかったのだ。
また雪の中を駅まで戻り、そのまま夕方のレッスンのために阿波座の教室へ。
同僚に合格を告げると「えー!?」と驚かれた。
そこから入学式まで約2か月、平穏な日々が流れた、つづく
iPhoneから送信





楽天SocialNewsに投稿!

最終更新日  2017.04.24 16:56:21
コメント(0) | コメントを書く
Powered By 楽天ブログは国内最大級の無料ブログサービスです。楽天・Infoseekと連動した豊富なコンテンツや簡単アフィリエイト機能、フォトアルバムも使えます。デザインも豊富・簡単カスタマイズが可能!

Copyright (c) 1997-2017 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.