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2018、2、19
先日インフルエンザに見舞われた。 何年も床に臥すということがなかったので、ほんと久しぶりに熱に苦しんだ。 いつものようにスポーツセンターに行ってマシーンンを使ってトレーニングをこなし、ルームランナーの上で30分ほど走ったら胸の辺りがゼイゼイして、ああまたやり過ぎたか、と思っていた。 普通数時間でその違和感も消えて行くのだが、この時は次の日になっても消えずそのままそこから炎症が広がって行き、熱が出始めた。 今から思えば鼻や喉の粘膜から感染したのではなく、肺門に近い気管支でウィルスの感染が起こったらしい。 だから喉も全く痛くないし、さほど鼻水も出なかった。 8日から気管支に違和感が出て、10日の夜には布団にくるまれていてもブルブル寒さに震えた。 これは「セットポイントが上がった」というのだが、我々の体温というのは常にセットポイントによって一定に保たれている。 不通なら35・6度ぐらいのところにバーが設定されている。 何かしら敵が体内に侵入した場合、免疫が 反応して倒す武器として用いるのが熱である。 大概の菌やウィルスは熱に弱い。 急に体温を上げて敵を死滅させるのである。 いくら暖かくしても寒さでブルブル震え歯をガチガチ言わせるのは、体が突然セットポイントを上たことを意味する。 熱を上げて敵に攻撃を加えるぞ、ということだ。 セットポイントのバーが高いところに上がるということは、本人の体温感覚は低いところに置き去りになるということで、ものすごい寒さに襲われるということになる。 本来はそれに過剰に反応して、すぐ熱を下げる薬など飲むのはよくないかもしれない。 薬の力ではなく、自分の熱でウィルスを倒すことができれば、それだけ体は強くなる。 潜在的な癌細胞もその時に死滅するとも言われている。 ただ、高すぎる熱はやはり危険である。 脳炎や目、耳の機関の後遺症の危険なども伴うから。 どうだろう、やはり9度が目安になるだろうか。 でもその人の体力、ウィウルスや菌の種類にもよるので一概にそうは言えないだろうが。 今回は丁度連休だったので、病院にも行けず薬は一切飲まなかった。 だから症状から見てインフルだと自分で判断しているだけで、本来はどうか分からない。 熱が下がった後は腰が痛んで動けなくなった。 3日ぐらいするとそれも消えて行った。 運動さえしていれば風邪菌にもインフルにも打ち勝てるという僕なりの神話は、これ で消えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.20 20:56:12
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