2016/06/24(金)14:02
豊田行二『サムライ軍団』
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私が見たときは、一点中古がございました。
***
著者:豊田行二
出版社など:春陽文庫
発行年月:1983年7月20日
本体:360円
カバー:渋川泰彦
***ネタバレです***
***ご注意ください***
表紙の作品紹介。
本能寺の変―明智光秀の謀叛の報を受けるやすぐさま徳川家康は居城岡崎へと急いだ!
正史にいう伊賀越えである!だが、その途次、一行は女賊の一団に襲われた!―これは正史にはない!
タケと名乗るその女賊の頭目の要求には、さすがの家康も唖然とした!
家康はじめ家臣団の子ダネが欲しい、というのだ!剛腹かつ好色な家康は要求を容れた!
―時移って現代、北海道に不穏な空気がたちこめていた!
スターリンの息子を首謀者とする日本占領計画が判明するや急遽、徳川家裏の十八代家武将軍の下に、四天王の後裔をはじめとする家臣団ゆかりの精鋭たちによる徳川私設軍団が編成され、戦端は開かれた!
―祖国防衛に果敢な戦いを挑むサムライ軍団!奇想天外、抱腹絶倒の愉快小説決定版!
やたらと武器などの名まえが登場する。
アメリカに調達に行って、セックスするシーンなど、
馴染みの展開もあり。
戦争なので、強 姦なども。
家武は味方一人死ぬと怒り悲しみ復讐の鬼と化すが、
侵略者には容赦ない。
このあたり、とってつけた感はあるものの
私の初恋の男(は言いすぎ)項羽と似た個性だったから、
日本史は高校一年どまりなので、
側近とかも、なにがなんだかわからないなりに
まあ、楽しく読んだ。
とはいえ、豊田行二でなかったら絶対読まなかったであろう。
それより、春陽文庫の「!」使いすぎあらすじが笑えます。
青樹社版はどうなっているのだろう。見てみたい。