今年一番・大切な人に読ませたい本!
著者:幕内秀夫出版:WAVE出版 本体:1,400円発行:2010年05月なんで立派な人は、実にならないことを言うのだろうと不思議に思っていました。立派な人がそうでない人を助けなくてはいけないなんて決まりはないので、できないなら死ねば?的な発言も(やめたきゃやめればいいじゃないか、というのもこの類)不思議がるほうが甘いのでしょう。でも実際、そんな言葉は実にならないので失望する。この人は違う!詳しい内容は、ぜひ、ぜひ読んで欲しい!怖い気持ちを味わうには、原子力発電所ものや、こういった本がいい。本当に怖い!怖いしほっとする。そこがこの本のよいところ。「食べる害より、責める害の方が大きい」本当にたくさん、引用したい文はあります。でも、それはぜひ実際に読んで欲しい。一番感銘を受けたのはこの文。本当に、本当にその通りです。子供を育てるとき忘れたくない言葉です。そして、家族の食事を担当する人にはもっと大切なことも書かれています。食べることだけじゃなく、他のことにも通じると思います。※もちろん、一滴も飲んじゃいけないアルコール依存症や 「我慢しなくていい」では済まない依存症(性犯罪とか薬物)は別です。***乳がんのあたりでは、少し、ひょっとして女性は早死にしたい傾向のため全体がそうなっているのではないかと考えたりしました。子供を産んでおいて無責任ですが、今癌だと言われても痛いのはいやだな~というくらいで、治したいとは、私自身思わない気がする。痛いのがいやだから治したいのであって、死にたくないから治したいのではないような。介護が原因で殺される長生きした母親。そんな話を聞くと、そんなふうに思える。それとも、かかってしまってから後悔するのだろうか。絶対なんかないから、できることはしよう。朝からごはんを食べさせてくれた母親に感謝。同じようにしているが、娘はいつも「パンがいい~」という。「パンはお菓子!ごはんのあと!」というが、目の前で父親がパンを食べてるからいつも「雪山」の後藤みたいに唸っています。でも、父親はもういいんだって。父親の食はその母のせいだから、家庭内でもめ事を起こすよりは…大切なのは子供。あ、これは本には載っていません。お話を聞きに行ったときの内容です。(ご飯を食べたあとおなかがあいていたらパンをあげています)やみくもに、「スナック菓子をやめろ!」というだけの本ではありません。そう言ったってやめられはしないから、どうするか、と言っているのです。優しい。実になる!お弁当作りも楽になる。お皿の汚れも少なくなる。ぜひ!!