私の両親は、(今も母が入院中で私が通院している)精神科病院で入院中に知り合い、結婚し、娘である私を授かりました。
父は、私が4歳の頃に、海で入水自殺、母は入退院を繰り返し、今は精神のみならず、ないかの病気も患い、入院中です。
私自身も高校入学直後に始めて入院、31歳の現在に至るまで通算6回の入院を経験しました。
私は「自分はどうしてこの両親から生まれてきたのか?」と悩んだことも数え切れません。
でも、今の私があるのは、亡き父と母がいたからこそなんです。
この日、私は診察を終えた足で、母の入院している病棟へ面会へ向かいました。
実に11ヶ月ぶりの母娘の再会でした。
私は去年11月に取得した運転免許証を直接母に見せることができました。
母は点滴を受けながらベッドに横たわっていましたが、「よう頑張ったなぁ、偉かったなぁ!」と、私の免許証を手にしながら、じっと見入っていました。
この日の診察で私は、母と同じ主治医の先生から、命まで危ぶまれていた母の病状が奇跡的に(!?)持ち直したことを知らされました。その後、母は少しずつ元気を取り戻しつつあることも、訪問看護に来られたケースワーカーさんを通じて知りました。
昔から「病は気から」と言いますが、「心が元気になれば、病気もだんだんよくなるものかもしれない」私はそう感じました。私の通院日は2週間に1回なので、その度に母との面会を続けたいと思います。
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