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あるペット用品店で某テレビ局の取材を受けました。愛娘あんにゃか(ヨークシャーテリア)を抱いた嫁さんに、女性スタッフがマイクを向けてきました。テレビカメラは、「愛犬とママ」の映像を捉えようとしていて、一家の主である僕は完全にレンズの外・・・。僕にはマイクもカメラも回ってきませんでした。
それでも愛犬家でごった返す人気店内で妻と娘が取材を受けるのは悪い気はしません。 取材後にお店の人に何の番組でいつの放送かを聞いて、放送当日を楽しみにしていました。 いよいよ放映時間がやってきました。ドキドキ・・・。 夜11時半からのニュース番組の一番最初「急拡大するペット市場」と題した特集です。 食い入るようにブラウン管の隅々まで見渡しましたが、愛犬も嫁さんの姿も映っていませんでした。ガッカリ。 ペットブームにあやかった商品開発者や店舗の責任者のコメント中心で、お客の映像はわずか数秒でした。スタッフの「わんちゃんへのクリスマスプレゼントの予算はいくら位ですか?」という問いに「3万円くらい」と平然と言ってのけた女性が映っただけでした。 嫁さんも同じ質問をされ「5千・・・いや、1万円くらいですかね~」だって。見栄張っちゃって~。と僕は思いましたが、3万円にはかないません。 番組のコメンテーターが「不況不況と言っても犬には3万円もお金をかけるんですね~」だって。 お前らそれが言いたくて取材してたんか!と怒鳴りたくなりました。 やらせではないにしろ、意図的な情報操作じゃないのか。 テレビ取材は「ありのまま」の報道ではなく、あらかじめ「この線でいこう」という制作者の意図があることを身を持って実感した出来事でした。 独り言 「あの日、結局何も買ってあげられなくてごめんね。 あんにゃか。来月の誕生日には何か買ってあげるからね。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年12月29日 21時52分09秒
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