コーヒーのお話 3
今日は「よいコーヒー」のお話。朝日テレビの深夜番組「トリセツ」でコーヒー豆を取り上げていました。 番組に協力していたのは、創業35年 自家焙煎珈琲の店 「カフェ・バッハ」店主 田口 護(たぐち まもる)さん。 良いコーヒーの三つの条件1.欠点豆 コーヒー豆にはいい豆と悪い豆があり、この悪い豆がコーヒーの味を台無しにすると云うことで、欠点豆と呼ばれる。 美味しいコーヒーを飲むためにはこの欠点豆を取り除けば良い訳だが、これをハンドピックにより選別するのです。 お盆の上に豆を広げ、豆同士が重ならないようにして欠点豆を一つずつ手でピックアップしていく。一度拾い上げたら豆をシャッフルしもう一度広げて欠点豆を拾い上げて行く念の入れ様だ。2.焙 煎 煎りムラや芯残りのない適正な焙煎が施されているもの。 (かつてボイラー整備士だったこともある店主 田口護さんは、自家焙煎の技術開発に頭を痛めながら焙煎機を開発して来た。) 3.新鮮な焙煎したてのもの。 焙煎後およそ2週間を過ぎると劣化します。 ひどい場合には酸敗する。 ここの3つの条件すべてが満たされているものを「よいコーヒー」と云われる、とのことです。 焙煎には「浅煎り」「中煎り」「中深煎り」「深煎り」 とあり、煎り方によって美味しさを楽しめる。 浅煎りは風味とか酸味を味わいたい場合。 深煎りなるほど風味はなくなるけれど苦味と香味が増して来る。 そしてコーヒー豆の品種との相性、個人の好みによって 焙煎はどのようにするか決めて行くと美味しいコーヒーが楽しめる というから、近い内に試してみようと思います。余 談: 豆の最高品質と云われている「ブルーマウンテンNo.1」は日本が原産地の生産量の90%を買い占めていると云うから、外国の方は正に幻のコーヒー豆ですね。