国内外で家庭向け有機ELテレビから撤退
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120107-OYT1T00507.htm?from=main4
ソニーは、次世代薄型テレビの主力となるとみられている有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビの生産を終了した。
業務用モニターの販売は続けるが、家庭向けは液晶テレビに集約する。一方、韓国メーカーは家庭向け大型有機ELテレビの販売を強化する。テレビ事業を巡る日本勢の苦境が鮮明になった。
ソニーは2007年に世界初となる有機ELテレビを発売。液晶テレビやプラズマテレビより画像が鮮明で、パネルの厚みも3ミリと薄く、「技術のソニー」の復活を象徴する商品といわれた。小型でも1台約20万円と高額ながら、発売当初は注文が殺到した。
ソニーは10年に国内販売を終了したが、欧米向け輸出は続けていた。今後は放送局などで使うモニターの販売や研究・開発を除き、国内外で家庭向け有機ELテレビから事実上撤退する。
これまで投資していた設備は全てサムソンへ売却される。いっぽうのサムソンはソニー流通を使用して2012年度から日本国内家電市場へ参入する。このときの目玉がソニーが売却したEL液晶TV。50インチの大型TVで価格は約15万円。これは国内向けに販売されているELテレビの半額以下だ。
今回のEL液晶もそうだが、サムスンには研究開発施設と呼べるものは無い。すべて他所の会社のパクリで開発資金が反映されていない。国内企業の完成された技術だけをソニーを通じて手に入れている。だからまるまる安く作れる。ただそれだけ。
ソニーは日本の産業をスパイしてる組織みたいなもの。基礎技術や試作品とかは税金を投入して国策として作っているのにソニーから全てサムソンに流れている。サムスンがその情報渡した後は開発部門は用無しというわけ。
韓国勢に押され…ソニー、有機ELテレビ撤退