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かさがひらく頃に

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2012.12.21
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カテゴリ:アニメ

2012年アニメ主題歌10選の最終回です。これまでの記事はこちら↓になります。
2012年アニメ主題歌OP10選(上半期)
2012年アニメ主題歌ED10選(上半期)
2012年アニメ主題歌OP10選(下半期)

最終回は下半期のED10選です。以下恒例となりました要綱です。

※1年を上半期(1月~6月)、下半期(7月~12月)に分け、各期、OPとEDを10本ずつチョイスしました。
※対象アニメは「リスアニ!」Vol.8~Vol.11に掲載されていたアニメ(各号24本~34本)OPEDとします。
※ただし、上記にもれた深夜アニメ等もあまりに多いため、上半期下半期に1本ずつ掲載されていないアニメ主題歌の中からねじ込んでおります。

 それではどうぞ。なお順番に優劣順位はありません。曲名の五十音順です。


1.『エウレカセブンAO』2ndED
『アイオライト』joy
作詞:天田優子
作曲:天田優子
編曲:joy
ED絵コンテ・演出:タムラコータロー

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 実はこのED、当初は全く眼中にありませんでした。しかし運よく音源を手に入れることができたのと、たまたま映像を見る機会にも恵まれ、期待半分で視聴したところ、なかなかどうしてEDとしての完成度が高い!冒頭の3人のどんどん俯瞰して衣裳を変えていく演出に始まり、クオリティとしては往年の日五を彷彿とさせる独特の配色と、なぜか唐突に入るお色気(笑)
 また発売日の競合相手がほとんどいなかったのも結果として当時残暑厳しい時期にマンネリ気味だった自分によい清涼剤となりました。寂夏という表現をうまく表せる稀有な声質だと思います。


2.『ソードアート・オンライン』2ndED
『Overfly』春奈るな
作詞:SAKU
作曲:SAKU
編曲:SAKU
ED絵コンテ・演出:出合小都美

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 春奈るな嬢といえば、リスアニ!のゴ……もとい、プッシュで大きなタイアップとともにアニソン界隈にデビューした期待の新星なわけですが……本人のビジュアルの印象(ゴス)が手伝ってか、同じくリスアニが抱えるLiSA、藍井エイル嬢と同じ方向性の売り方をした1stシングルはどうも耳に合わなかったので、SAOのEDに決まった時、どう反応したものかと考えていたのですが、ふたを開けてみれば、SAO屈指の良曲に仕上がっているというミラクルに感激!と相成りました。高く、高く~に始まるサビのリフレーズの強さが実に心地よいです。妹チャンフィーチャーな全体の映像構成も始まった時からまけ…ではなく、妹ちゃん視点のやるせない感情を思わせる色調がよく音楽と合います。


3.『アイカツ!-アイドルカツドウ-』ED
『カレンダーガール』わか・ふうり・すなおfromSTAR☆ANIS
作詞:こだまさおり
作曲:田中秀和(MONACA)
編曲:田中秀和(MONACA)
ED演出・作画:石川佳代子

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 既に個別記事も書いているので、映像に関しての所感は省略しますが、記事をかいた時点ではまだ蘭がデレていなかったので、最新話でのデレデレぶりを見ながらEDを眺めるとニヤニヤ当社比120%$という大変気持ち悪いことになっていたりはします(ぇ
 ところで、アイカツ!の音楽ほぼ全てを歌唱しているSTAR☆ANISはアキバのアイドルユニット(秋本Pの某巨大ユニットに非ず)なのですが、おそらく、彼女らの采配は水島監督のオーダーではないかと勝手に睨んでいます。本編でも地下アイドルの話題があったりなど、スーパーバイザー(という何をやっているのか分かるようで実は全然わからない)水島監督のアイドル好きっぷりが十二分に功を奏している形ですね。


4.『CODE:BREAKER コードブレイカー』ED
『シロイカラス』鈴村健一
作詞:鈴村健一
作曲:渡辺拓也
編曲:渡辺拓也
エンディングディレクター:井野元英二

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 毎週その突っ込み不在の厨二っぷりに笑わせてもらっている最低な視聴者ぶりを発揮している自分ですが、EDのオサレ模様は大変好みです。ただ、種を明かせば、昨年鈴村氏がおなじくEDを歌った『神様のメモ帳』をきちんといまだに評価していないという後ろめたさ(良曲なだけに余計後ろめたい)や、今やアニソン界隈で天然記念物といっていい、単独名義での男性声優ソングをこういう場で全く評価しないのもどうなんだといういろいろな思惑があります。単純に曲の良さや映像の美麗さが選出基準ではない、という所はご了承のほどを。女性声優がそのままの名義で単独アニメ主題歌を歌う割合と比べても男性声優のその市場は圧倒的にゲームやラジオタイアップなどに戦場を移してしまっているというのが現状ではないでしょうか。済み分けという言葉で片付けてしまうのも一つですが、せっかくごった煮で生き残ってきた戦場なのですから、さらなる参戦があってほしいと個人的には思ったりします。KENN、入野、神谷、etc...ソロで活躍する男性声優にも魅力的な歌はたくさんあると思うのですが。


5.『境界線上のホライゾン2』-Side SunRise- ED
『ソラノウタ』奥井雅美
作詞:奥井雅美
作曲:奥井雅美
編曲:東タカゴー
ED絵コンテ・演出:飯田恵理子

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 まさか奥井女史のソロアニソンが再び聴けるとは!(デジャヴを感じる言い回し
 正純殿のべっかんこうスタイル(違)がイケメンすぎて惚れてしまったのが第一。今期は特に女性演出なEDを多めに選んでいますが、意識的にか、無意識か、花の採用率がただ事ではありません。そして極めつけはキャプチャにあるSDキャラの比類なき可愛さ!正味サイズ80秒でこの完成度は素晴らしいの一言です。


6.『さくら荘のペットな彼女』ED
『DAYS of DASH』鈴木このみ
作詞:畑亜貴
作曲:白戸佑輔
編曲:白戸佑輔
ED絵コンテ:りんたろう
ED演出:いしづかあつこ

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 恐ろしいことに今回40曲もの選出にも関わらず、ミスターミスアニソン作詞家の畑亜貴女史による作詞アニソンはこの一曲だけという結果になってしまいました。意識して避けたつもりはなかったのですが……。しかも、鈴木このみ嬢は同女史のプロデュースアーティストなので彼女が作詞しないこともほぼあり得ないことから半ば必然的な選出です。このあたりの現象をちょっと考えてみるのも面白いかもしれません。
 それはともかく、秋季アニソンの中では唯一の一目ぼれ(?)アニソンです。リピートが3ケタ突破したのはおそらくこの曲だけでしょう。春奈るな嬢然り、今年輩出されたアニソンアーティストは1stよりも2nd以降に伏兵がいたようです。しかも、正味60秒程度しかないED映像で引き込まれるのもすごい。本編に被って歌を流し始める入りは、独自映像部分が少なくなる&音楽が聞こえにくいなどの点から不利だと考えていたのですが、考えを改めなければならないようです。


7.『ひだまりスケッチ×ハニカム』ED
『夢ぐも』marble
作詞:micco
作曲:micco
編曲:菊池達也
ED絵コンテ・演出:八瀬祐樹

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 『ひだまりスケッチ』シリーズのEDで唯一、ボーカルでもあるmicco嬢が作曲も手がけた曲となっています。(参考) 自分は、ひだまり4期というフレーズを聴くたび、ひだまり王のことを思い出してしまいます。思えば、今年はゼロつか、夏目、そしてひだまりと4期が続いた年でもあったかと思います。1年物でいえば最終クールであるこの4期目でつかわれるEDにどれほどのスタッフの気持ちが込められているのか、自分はその1割も理解できてはいないのが残念でなりません。
曲についても映像についても一言も言っていませんが、余計な茶々などなくても、5年間作品と寄り添い歌を紡いでいるmarbleが今また歌っているというだけで十分その魅力を理解できると思います。


8.『だから僕は、Hができない』ED
『プラチナ17』yozuca*
作詞:yozuca*
作曲:yozuca*
編曲:黒須克彦
ED絵コンテ:高橋丈夫
ED演出:末田宜史

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 エ ロ は 世 界 を 救 う !
 え、遠藤嬢がヒロインのアニメのED選びすぎだって?気のせいでしょう(棒

9.『う―さーのその日暮らし』ED
『ラブミーギミー』Tia
作詞:ryo(supercell)
作曲:ryo(supercell)
編曲:ryo(supercell)
演出・絵コンテ:山本沙代

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 峰不二子という女でその才覚を現した山本監督によるダンスCGEDです。ほんとは、もっとSSアニメの主題歌も選びたかったのですが諸般の事情でう―さーのみとなったのは残念です。クレジットが明度の関係からほとんど見えなかった第1話からどんどん暗くなっていったり、それと同時にキャラも追加されていくなどわずか50秒足らずのEDにもかかわらず小ネタが実に多かったです(笑)


10.『カンピオーネ!-まつろわぬ神々と神殺しの魔王-』ED
『Raise』小倉唯
作詞:只野菜摘
作曲:俊龍
編曲:藤田淳平(Elements Garden)
ED絵コンテ・演出:草川啓造

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 日笠嬢の期せずして発するお笑い気質は素晴らしいですね!(曲と映像のコメントを言え
 うまい×下手×ゆいゆい◎


総評

 というわけで、今年の主題歌しめて40曲を選出しましたがいかがだったでしょうか。全体としては、今年はこだまさおり女史の大活躍ぶりと十年来のベテランの久々の主題歌起用、さらには長期シリーズの安定起用等が目立った年となったという印象です。新人アニソンアーティストも多く輩出されましたが、こちらは各レコード会社のプッシュ期間が終わった後にどれほど独自性を打ち出せるかが勝負になるかと思いますので、今年は様子見といったところでしょう。来年も良きアニソンと巡り合えることを祈りつつ、筆を置きたいと思います。








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最終更新日  2012.12.21 23:17:15
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