回想 | 千葉発サーフィン情報.波乗海猿

2007/10/12

回想

カテゴリ：GETTING OUT

回想

■2007.10.12

→回想は今何位？

チャリンコで通勤しているとビックスクーターに乗った若者が結構いる。大抵茶髪の若干ヤンキーはいった感じの若者が多い。ごく一部の間で流行っているのだろう。

今日もチャリンコで走っていると前の方から音楽を全開の爆音にして走っているビックスクーターが…

近所迷惑だなぁ

とか思いつつ、昔の記憶がよみがえる。

青年というより、少年といったほうが正解の悪がきだった。流行ってる何もかにも興味を抱き試してみたかった。

タバコやお酒を手始めに｢やってみたい｣という願望はどんどん広がっていく。セックス、暴力、単車、暴走族とかドラッグとか…そんな感じだった気がする。

高校生になりバイトを始めると単車の免許を取り400ccのバイクを乗り回していた。マフラーを改造し迷惑にも爆音が出る単車で走り回っていた。仲間のなかにはやっぱりスピーカー付きの音楽が鳴る単車に乗っている奴も何人かいた。

今はクラブという呼び名の、｢ディスコ｣も僕らの中では大ブレイクしていた。週に1回くらいは歌舞伎町に踊りに通っていた。ウーハーのきいた大音響の音楽空間がここち良かった。新宿･渋谷･六本木をあてもなく徘徊した。

興味があることは何でもやった。それが悪い事でも良いことでも。警察のお世話になり、監禁されたりすることも割りと良くある事だった。

今考えると何をしたかったのかは今では今ひとつ判らない。

何かをしたい？のではなく、何をしたらいいのか判らなかった。

ただひたすら突っ走りたかった。

そうして友達同士の間で｢目立ちたい｣とかいう気持ちが芽生えてきて、やがてはどこでも、何しても目立ちたいと思うようになる。

爆音で音楽を流して走っているビックスクーターの彼に聞いてみると｢爆音で聞きたいからさ｣と答えるだろう。でも多分やっぱり｢目立ちたい｣だけだと思う。

だけど時間がたつと徐々に穏やかになってくるわけで、そうした時間の経過が人間を大人にしく。

そういう訳で爆音のビックスクーターの迷惑さも｢似たようなもんだ｣と大目に見ている。

だけどやっぱり迷惑ですねぇ。

海猿。。

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Last updated 2007/10/12　06:15:41 PM