真実の選択
すべてのからくりがわかってしまえば、後に残るは選択のみ。 何を選ぶのか? 本質的には、ただそれだけ。 選ぶとはどういうことか? ただそのものになっているのかということ。 思念レベル・想念レベル・思考レベル・思っただけの何かでは無く。 あるいは自分をごまかしたゆえの偽の願望でも無く。 誰かに刷り込まれた本当は自分のものでは無い願望でも無く。 恐怖や自己保身に基づいた仮面の願望でも無く。 自己顕示欲や独裁欲をただ満たし、エゴに一時の満足を与えて安心するための願望でも無く。 ただただ純粋に、ただただあり、ただただ自然な自分自身の願いなのか。 本当の自分自身の願いを選択する時。 それは最もその人を幸せにし、最も喜びにあふれ、最も自然で、最も他人をも幸せにする願いの選択となる。 その選択が現実化した時。 その人は知る。 自分は真実の選択をしたことを。 自分に最もふさわしい選択をしたことを。 「生きる」という意味そのものを選び取ったことを・・・知る。