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2006/08/11(金)12:59

英国でのテロ未遂

一昨日 友人が イギリスから 来たという のに、 ニュースを見てたら英国での テロ未遂。他人事ではありません。 飛行機、、 昔 初めて 飛行機に乗った時、 死ぬ気で 乗った記憶がある。飛行機=落ちるかもという 気持があり、「よし、 乗った。これで 後悔は無い。 落ちるなら 落ちてみろ」と 田舎者の私はかなり ビビリながら 飛行機に乗った。 その時代、、私の頭に テロなんて 言葉はなかったし、想像も出来なかった。飛行機が 落ちる=乱気流、エンジンの故障。。位しか考えてなかった、、 ある夜vodafone からの 緊急メッセージを貰うまでは、、あれが 今までで一度きりの 災害緊急 メッセージ。 「NYで旅客機が ビルに 激突しました。詳細は不明」 ?? 私には よく 分からなかった。家に帰って テレビをつけたら テレビ全局で おぞましい光景が映しだされていた。 正直、この仕事は あまり 両親が喜んでくれたものではない。ま、大抵の両親は 喜ばないだろうけど、、「車の事故に 比べたら 事故率なんて 僅かなものよ」 と 言い聞かせるものの、  自分でも 不安がない訳ではない。 以前お客さんと 向かい合わせになる乗務員席に座っていた時、着陸前に とても 揺れ、私自身も ちょっと 怖かった時がある。着陸して お客さんが 言った言葉 「あ~やっぱり 乗務員さんは 慣れてるんですね~。全く ビビってなかったですもんね~」「いや、 十分 怖かったですよ。。汗」「え~~、、やっぱり 普通に怖いんですか?慣れてるかと 思いましたよ~~」 って、、 慣れませんよ。。確かに 揺れは 経験してる けれども、同じ揺れ、 同じ 状況は 二度とない。そして 何が起こるか誰も分からない。 そして 又 今回の テロ未遂。どうやら アメリカ発着便には 液体、歯磨き粉なども含め 全てが持ち込み禁止となった。機内で 化粧水や歯ブラシの用意がある会社は 良いが、 その点の対応はどうなるんだろう、、、機内に入って 12時間、、 歯磨けません 化粧水も つけられません。。目に見える 激怒する お客さん。一番歯がゆいのは 提供してあげたい事と出来る事が違う事。こう してあげたい のに、、出来ない、、とっても 歯がゆいです。 以前 一緒に働いた先輩がちょうどseptember 11th に NY便に乗務をしていたという事で お話を伺った。 実際に その日 同じ空を飛んでいた というだけでも 背筋が ぞ~~っと した。。 アメリカ人 日本人の お客さんの 反応を聞いて 日本人は平和ぼけ しているの かな、、と 思ってしまった。 シリアスに 捉えて 協力しようと してくれる アメリカ人の 傍らで そんな状況で食事が出てない事に 腹を立てる 日本人。。 ま 全員が全員では ないだろうけど、、でも、安全面への捉え方、察し方が違う気がする。 そんな事、現実的では ないと 思っているから だろうか、 飛行機で何より 怖いのが、、密室。逃げ場がない事。乗務員ベッドで寝ながら、「このまま 落ちたら 遺書なしだな~」とか 思う。かなり 悲観的かもしれないけど 100% そうならないと 約束された 場所ではないから。そして 出口がないから。。地上じゃないから。。 安全面では 絶対 慣れ ないように、、初心を 忘れないように。 アナウンスの本の 最後の方のページを 見てはこんな アナウンス、(脱出方法や緊急時の対処について)する日は やって 来ません 用に、、と祈る ばかりであります。 悲観的になるのは 良くないけど、 危機感は 無くさないように したいと思う。  液体全ての持ち込み禁止って、、私達もかしら??化粧水も歯磨き粉もなし、、は キツイッツ さぁて、、 客人に留守番して もらって 私は 仕事の準備にでも 取りかかろうかな、、 安全祈願

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