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BGポップフォーク

ポップフォークとは?

ブルガリアの音楽といえば、日本では民謡や女声合唱が有名ですが、現地で一番人気のあるジャンルはポップフォーク<Поп-фолк>です。その人気はポップスを凌ぎます。
ポップフォークと一言で言っても、その内容はさまざまです。普通にポピュラーミュージック的な曲から、バルカン歌謡、民謡のアレンジ、バラード、演歌風の曲などさまざまです。セルビアやギリシャの曲をカヴァーすることもよくあります。
チャルガ<Чалга>とも呼ばれます。チャルガはトルコ語からくる単語で、多少ニュアンスの違いはあるものの、ポップフォークと同じ内容を指します。
もともとは結婚式に使われる音楽だったようですが、民主化以降爆発的に広まりました。
現在ではパイネルミュージックが最大手のレコード会社となっています。他にもアラやサニーなど数社ありますが、規模や売り上げからみるとほぼパイネル一色の状態です。 音楽チャンネルには、パイネル社のPlanetaTV(テレヴィージヤ・プラネータ)、VesselinaTVなどあり、実際に見たこともありますが、やはり見ていて面白いのはPlanetaTVです。
主に若者(女性のファンが特に多い)がこのジャンルを好んで聴きますが、もっと上の世代でも好きな人は好きなようです。

私がなぜこのジャンルを好きかというと、メロディアスかつノリの良い曲が多いからです。クセになる独特なメロディーの曲もあり、そのエキゾティックさ、バラエティーの豊かさに魅了されてしまいました。 最近はレベルの高い歌手が増え、ますます聴きごたえがあります。

2001年ごろまではブルガリアのCDを買うことはかなり困難でした。ワールドミュージックを扱う店でわずかに取り扱いがある程度で、自分の好きな商品を選ぶなどということはほとんど夢の話でした。 ナローバンドだったこともあり、ネットを通しても聴くことはほとんどできませんでした。 それが、BulgariancdsというサイトがポップフォークのCDの取り扱いを始め、海外からの注文を受け付けるようになってからは状況が一変しました。

必ず気に入る曲があると思います。一度チャレンジすることをオススメします。


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