2007/03/14(水)18:26
糟屋の歴史(地名)
承平年間 (931年 - 938年) に編纂された和名類聚抄によると
糟屋は「加須也」という名で現れる。その村名として勢門(せと)「世止」がある。
勢門は、焼地山と丸山(土地の人は城山と呼ぶ)の二つが盆地の入り口に
門のように構えているところから生まれた地名と考えられる。
鎌倉時代は迫門河内と言った。
またその迫門河内には、「金堰手、高田、津羽黒、和田、大隈、篠栗、若杉、乙犬、
小中(尾仲)、田中」があると貝原益軒は「筑前国続風土記」に書いている。
今の篠栗町にほぼ等しい。大隈は違うけど。
(参考文献:篠栗町誌)