南国BJの日記(旧えぬうのワイン日記)

2016/06/20(月)11:57

ル・マノワール・ダスティン

フレンチ(42)

東京出張でした。相変わらず独りです。どこに行こうか迷いましたがこちらへ。 前回は5年前くらいでしょうか。味はいいのですが、臓物系が基本苦手なのと雰囲気がどうもよそよそしい感じでなじめなかったのでそれ以後遠のいていました。 とりあえずのブータンノワール。いい味です。ワイン欲しくなります。 メニューはコースの内容を聞いてもいまいちはっきりした答えが返ってこないのでアラカルトにしました。ちょっといらっとします。ワインはブルが比較的良心的な値段なので久しぶりに独りでボトルを。 Bouchard Vonay Clos des Chenes 2007 ブシャールのドメーヌもん。シェーヌ持ってたんですね。これが大当たり。ちょうどこなれた酸とタンニン。下草や腐葉土も時々ふわっとし、変化が楽しいです。 ポタージュとしめさば。ブータンノワールのあとだと変な感じ。 利根川の天然ウナギと牛アキレスのフォンドヴォー仕立て 激うまです。ウナギのフォンと牛のフォン。とても丁寧で濃密、きめ細やかな味わい。ワインがすすみます。 シャラン鳩を3倍楽しむといった料理。 ソーセージはじゅわっとしてうまみが凝縮。カスレも丁寧に仕上げています。ジビエではないのでしょうが、胸肉はやや乳酸風味の臭みがあり、コレはコレで楽しかったです。 シェフは今年61歳とのことですが、肌艶もよく、ひとなつっこそうな顔貌でした。客の入りは8割くらいでした。老舗は流行らないのかなあ。味は最高と思うのですが。フロアのサービスはゆったり、というか遅いくらいです。サービス面を気にしなければまた来店したいです。

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