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本のある森

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2020.07.24
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物語を読む楽しみは色々ある。
なにより筋書きそのものを楽しむこと。キャラクターになりきったり、応援したり、親友のように感じたり、ときに恋をしたりすること。言葉のリズムや描写を味わうこと。​この前書いたように​、物語を通じて旅をすること。
寝る前にこっそり、自分のためだけの“つづき”や“もうひとつの物語”を考えたり(これが所謂二次創作の始まりであり、こうした空想から新しい物語を生み出した人もたくさんいる)、絵心のある人なら、読んだものを自分でイラスト化する楽しみもある。わたし自身は絵は描けないのだけど、たまに好きな作品のファンアートを検索することがある。自分のイメージ通りのイラストがあれば嬉しいし、全く別の解釈のものを見るのも楽しい。

そして、忘れてはいけないのが食である。
子供に人気のある物語には、印象的な食べ物が登場するものが多い。

まっさきに思いつくのはやはり、『ぐりとぐら』のカステラだ(よく卵焼きと間違える)。単純な線で描かれているのに、こんなに素晴らしいカステラの絵はなかなかない。


ぐりとぐら (ぐりとぐらの絵本) [ 中川李枝子 ]

更に、ぐりとぐらの山脇百合子さんが絵を描いている(文章は渡辺茂男さん)『もりのへなそうる』。

もりのへなそうる (福音館創作童話シリーズ) [ 渡辺茂男 ]
この中に出てくるイチゴのサンドイッチをよく真似して作っていた。


サンドイッチがとんでもないことに使われるのが『ジャイアント・ジャム・サンド』。
所謂少女小説が好きな人が思い浮かべるのは赤毛のアンの『いちご水』だろう。

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ1 (新潮文庫 新潮文庫) [ モンゴメリ ]

実は以前何度か作ったことがある。赤毛のアンシリーズはお料理や手芸の本がたくさん出ていて、そのうち何冊かを持っていたのだ。

赤毛のアンのお料理ノート
中でも『いちご水』は旬なら材料も手に入りやすく、簡単にできると思う。


そしてやっぱり忘れてはならないのが『ライオンと魔女』に出てくる『プリン』だ。


ライオンと魔女新版 (岩波少年文庫) [ C.S.ルイス ]
実はこれ、『ターキッシュ・デライト』『ロクム』などと呼ばれているトルコのお菓子なのだった。当時は日本では知られいなかったから、親しみやすいプリンに変えたのだとか。

BARABU トルコのスイーツ ロクム・ターキッシュデライト ピスタチオとココナッツ 200g - BARABU Turkish Delight with Pistachio (Coconut Covered) 200g
一度食べる機会があってはまってしまい、それから機会があるとつい買ってしまう。和菓子のゆべしに似ていて容赦なく甘い。


お菓子ばかりになってしまったけれど、色々読んできて一番おいしそうに感じたものは、『バートン版 千夜一夜物語』に出てくる鶏料理だと思う。


千夜一夜物語(全11巻セット) バートン版 (ちくま文庫) [ 大場正史 ]
旅人が倒れていると、親切な人が助けて家に連れ帰り(たまに悪者の場合もある)、鶏をつぶして、一羽を丸ごとよく煮込んで、そのスープと柔らかく煮えた肉を食べさせてくれるのである。一時は「この料理を食べるために、アラビアンナイトの世界で行き倒れてみたい」とまで思ったものだが、さすがにリスクが大きすぎた。

最もとんでもないものは、『脱出記』に出てくる蛇だろう。

脱出記 シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス) [ スラヴォミール・ラウイッツ ]
旅の途中、蛇を食べるシーンがある。汁気が多くておいしそうだ。と感じてしまった時点で相当本の世界に入り込んでいる。
そしてラスト、あの悪名高いイギリス風の食事が素晴らしく書かれているので、ああ、この人たち本当に大変だったんだな‥‥と思ってしまった(実話なのだ)。
我ながらずいぶん失礼な感想だった。






最終更新日  2020.07.24 20:00:08


2020.07.21
もうすぐ連休だ。
国が旅行代金を補助するキャンペーンをやっていて、内容や時期、適応範囲でかなりもめている。キャンペーンを利用して久しぶりに遠出をする人もいるだろうし、とんでもない、自分はどこにも行きません、という人もいるだろう。

自分はというと、特に外出はしないつもりだ。新型コロナが怖い、というのもあるし(実は親が心臓疾患持ちで感染が心配なのである)、もともと外出にあまり興味がない、というのもある。わざわざお金をかけて遠出するより、自宅で本を読んでいる方が好きなのだ。楽だし。

こうした怠け心の土台ができたのは、十代で病気をしたときである。いや、その前から好きなこと以外に対しては怠け者だった気がするが、今は考えないでおく。
自分は家と病院を往復するだけなのに、周りの子たちは国内旅行や海外留学を楽しんでいる。それが当時は羨ましくて、自分が惨めで仕方がなかった。泣き暮らした果てに、できないものは仕方がない、海外に行きたくて行けないなら、行きたい国の本を100冊でも200冊でも読めばいい、と開き直った。我ながら天晴れである。
しかしこの先がいけなかった。もともと好きだった読書に耽溺するうちに、わざわざ旅行するのがめんどくさくなってしまったのだ。いやそのほうが楽だし。

そんな理由でいまだに読書旅行ばかりしている自分である。せっかくなので個人的におすすめの、“旅ができる本”を思いつくままに挙げてみる。


★ドーム郡史(子どものころは本気でこれが史実だと信じていた)


★はてしない物語(こちらも説明不要。しかし、なんとかものがたりというタイトルが多い)



はてしない物語(上) (岩波少年文庫) [ ミヒャエル・エンデ ]


はてしない物語(下) (岩波少年文庫) [ ミヒャエル・エンデ ]
ハードカバー版がおすすめなのですが、ないみたいです。


★雪の女王 ジョーン・D. ヴィンジ  (アンデルセンの雪の女王に着想を得たSF。絶版なので古書店か図書館で)

★ムルガーのはるかな旅(三匹の猿の王子の冒険)


★隊商(千夜一夜物語は長いので、1冊で同じ構成が楽しめるこちらもおすすめ。『コウノトリになった王様』はこの中の作品)

【中古】童話集・隊商 ハウフ 岩波文庫

★ふしぎな虫たちの国(残念ながら絶版。古書店や図書館で見かけたら是非)


★風街物語・完全版 井辻朱美 アトリエOCTA(もし叶うならこの街で休暇を楽しみたい。そしてそのまま住み着いてしまうと思う)


本ばかり読んでいるようだが、病気が治った後には国内旅行を少している(​飛行機に乗ったやつ​とかですね)。めんどくさいけれど、出掛けるとやっぱり旅はいいなあと思う。国内でも自分が普段住んでいるところとは景色が違う。
実はこの秋、熊本旅行を計画していたのだけれど、コロナと豪雨でやむなく中止になってしまった。ワクチンか特効薬ができたらぜったいに行こうと思ってます。ああ‥‥しかし飛行機が






最終更新日  2020.07.21 20:00:07

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