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本のある森

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読書アイテム

2020.07.12
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カテゴリ:読書アイテム
椅子を買った。
白の、ひじ掛けつきの籐椅子である。自分の買ったものにはクッションはついていないので、ひざ掛けをたたんで敷いて使っている。
家具屋さんに行ったのは、去年のたしか9月のはじめだったと思う。夏の終わりというか、秋のはじめだったから、籐の椅子は3つしか残っていなくて、しかも売り場のすみっこに追いやられていた。ブルーのクッション付きの大きな丸い椅子と、わたしの買った白い椅子と、色違いの焦げ茶の椅子だ。丸い椅子は心地よさそうだけど論外だった。自分の部屋には大きすぎる。あれを置いたら身動き取れなくなってしまうと思った。白と焦げ茶は同じ椅子の色違いのはずだけれど、試してみると白の方が座り心地がいい気がした。色も圧迫感がない。そんなわけでこれに決めた。
数日後、部屋に椅子が届いた。自分の部屋で見るとけっこう大きい。いや、梱包のせいか。がさがさと包みをほどき、空けておいたスペースに置いた。本を詰め込んであるボックスの隣である。自分が今住んでいる部屋には作り付けの本棚がふたつあるのだけれど、それではとても足りなくて、組み立て式のボックスを三つ置いている。更に横に置いたボックスのひとつの上にはハードカバーが積まれている。椅子を据えたのは、かろうじて上が本の置き場になっていないほうのボックスの脇である。
よし、と思った。なかなかいい感じだ。座ると少しきしんだけれど、すぐに腰が落ち着いた。


こんなブログを始めるくらいだから、自分は本が好きである。今は歩きスマホが問題になっているけれど、子供のころは学校の行き返りに毎日歩き読書をしていた。大人になってさすがに歩きながらの読書はやめたが、その日の予定を全部こなすと寝るまで本を読んで過ごしている。
数年前までは北欧風の布で作られた座椅子に座って読んでいた。いつのまにか中綿がぼろぼろになってしまい、それからは厚めのクッションに座ったり、ベッドをソファ代わりにしてたりして本を読んだ。とにかく読めればいいのである。しかし1年もたたないうちに、わたしはひどい首と背中の痛みに悩まされるようになった。
「ストレートネック」整形外科クリニックの先生は、わたしの背骨のレントゲンを見ながら言った。「の、なりかけだね。今は多いんですよ、スマホの影響でねえ」
肩こりを治療する体操を教えてもらった。スマホじゃないな、と思った。他の人はともかく、自分のストレートネックは読書のせいだ。床にべたりと座ったり、壁にもたれたりして何時間もうつむいて本を読んでいれば、こうなるのは当たり前だ。痛みは体操でかなり良くなったけれど、読書の姿勢を変えなければ根本的な治療にはならない。そのためには読書用の椅子が必要だ。というわけで冒頭に書いた椅子の購入となったのだ。

その後、背中の痛みは劇的に改善した。首もかなり楽になった。しかしその代わり、夜、今まで以上に読書のほか、なにもしない人間になってしまった。椅子に座って本を開けばおしまいである。テレビもDVDも見ない。ゲームもしない。あと30分、あと1時間、と午前零時を過ぎても本を読んでいる。
そしてさすがにそろそろ寝なくては、と思って立ち上がると、身体のあちこちにくっきりと籐の模様がついている。読書には向いているが、今まで以上に自分を駄目にする椅子だった。


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最終更新日  2020.07.12 21:00:07


2020.07.07
カテゴリ:読書アイテム
昨日​の続きです

前置きがずいぶん長くなってしまったけれど、そんなこんなでkindleを注文した。選んだのはいちばん安いモデルだ。たまたま欲しいと思ったときにセールをやっていたのはラッキーだった。でも配送はちょっと遅れて、一緒に頼んだ保護シートのほうが先に届いてしまった。シートを棚に飾って本体をを待つ。
届いて電源を入れ、最初に思ったのが「なんだこれは」だった。
自分の購入したkindleはホワイトだった。オフにするとランダムでおしゃれな画像が出る(タイプライターとか筆で書いた文字とか鉛筆のお尻の消しゴムの部分とかだ。こう書くとあんまりおしゃれじゃないかもしれない)。オンにするとホーム画面だ。初期設定ではストアになっていたと思う。一番上が『おすすめ商品』。セールや読み放題コーナーへのリンクを挟んで、更にカテゴリーの別のおすすめ商品の表紙が並んでいる。ここには容赦なく自分の過去の履歴が反映されるので覚悟が必要である。一時自分は『ムー』が並んだ。

白黒だ。

そう。kindleの画面は白黒だったのだ。個人的にはこれは全く困らないのだけど、ちょっとびっくりした。いや、正直に書くとちょっとがっかりした。
そして特殊な技術を使っているため、眼が疲れない。わかりやすく書くと画面自体が発光していないのである。(だから暗いところでは読めない。ただし、フロントライトをつけて暗い場所でも読めるようにしたモデルもある。こちらはちょっと高い)
画面自体が発光していない。これはけっこうすごい技術なのだ。実は昔、科学雑誌で非発光型のディスプレイについて読んだことがあり、実用化されて自分が使えるようになるのを楽しみにしていたのだった。でも実際に手にしてみると、あんまり感動がない。プラスチックの枠にただ紙を挟んだだけみたいなのである。でもこの紙はただの紙ではない。その証拠にスクロールすればどんどんカタログの続きが出てくるし、タップでページをめくることもできる。すごいのかすごくないのかわからない。いやすごいのだ。
しばらくサンプルやらなにやらを読んで気が付いた。なるほどこれは眼が疲れない。少なくとも眼への負担は普通の紙の本と同程度である。アプリやパソコンの画面で読むのとは段違いだ。

昨日書いた通り、自分は語学の勉強のためにkindle端末を購入したのだが、こちらのほうも正解だった。kindleは薄い。平たい。ページを開くという作業がいらない。スタンドを使って立てることもできる。だから辞書を開いてノートを取りながら長文を読む、という作業がしやすい。
(紙だと本の左右ページの隅に重しを乗せたりして、けっこう大変だったのである)
さっそくunlimitedで絵本を何冊か、外国語学習用のテキスト、子供向けの童話、昔話の再話などを読んだ。余談だが、向こうのおとぎ話の表紙のお姫さまは怖い。良く言えば大人の女性、悪く言えば化粧のきついおばさんである。ただ、フランスにもどんどん日本のサブカルチャーが入ってきているので、“お姫さま”のイラストも変わってゆくのかなあと思ったりする。いや、あれはイラストじゃなくて写真だよね‥‥。
もともと活字には目のない自分のことだから、外国語の本だけで済むはずがない。なにしろ月に980円払っているのだ。元くらいは取らなくては、というけちくさい計算も働いてしまう。あれこれ検索して、最初の二年ほどで椎名誠の旅する文学館シリーズを全部読み、光文社の古典文庫や新書を試し、そして江戸川乱歩の全集に入ったわけである。この全集はけっこう古い言葉や漢字使いが出てくるので、タップひとつで辞書を参照できるkindleは便利だ。こうして自分は、メインはやっぱり紙の本なのだけど、kindleもいいよね、というご都合主義な人間になった。

ただ、コミックをや雑誌を主に楽しみたい人はこの端末はお勧めできない。上に書いたように画面が白黒であり、更に画像は表示にもたつくのである。画像中心だと容量もすぐにいっぱいになってしまうから、タブレットにアプリを入れる方がいいかもしれない。個人的には活字中心に読んでいるのであまり問題はない。画像を見たいときはスマホのアプリやパソコンのブラウザを活用している。

最後に。わたしは所謂電子書籍にはほんとうに興味がなかった。だからほかでも売られていることや、kindle以外に端末があることも最近まで知らなかった。なのでこれは軽い読み物として楽しんでいただき、より正確で詳しい情報を知りたい、という方はほかのブログや情報サイトを当たっていただきたい。
この雑文のポイントは『白黒だ』と『眼がが疲れない』である。あれにはびっくりした。



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最終更新日  2020.07.07 20:17:13
2020.07.06
テーマ:Kindle unlimited(1)
カテゴリ:読書アイテム
実は、昨日紹介した『江戸川乱歩全集』は、紙ではなくkindleで読んだ。


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Amazon kindle unlimitedに入っていたのだ。もちろん全三十巻が対象である。
今更説明する必要もないのかもしれないが、Amazon kindle unlimitedは毎月980円で対象コンテンツが読み放題、というサービスである。月何冊という制限はないが、一度に端末にダウンロードできるのは10冊まで。一度に10冊まで借りられる有料図書館だと思えばよい。普通の図書館と違って“貸出”や“返却”のためにわざわざ出掛ける必要はない。返却期限もないから極端な話、好きな本はずっとその“10冊”の中に入れて手元に置いていてもいい。データだからほかの借りたい人に迷惑がかかることもない。自分はフランス語の単語帳と聖書をずっとその10冊の中に入れている。特に紙の聖書は字が小さく、読むのに苦労していたのでありがたい。
もちろんUnlimited対象のものをさらに“購入”することも可能だ。こうすれば月額会員をやめた後もずっとデータとして持っておける。必要に応じて一時削除も再ダウンロードも自由だ。日本の書籍は紙で買うより割安のものが多く、流通の問題なのだろうか、洋書はびっくりするくらい安いものもある。「出来心でこんな恥ずかしいものを買ってしまった。紙なら捨ててしまえるけどデータは‥‥」という場合は完全に削除もできる。この場合、また“自分のものにする”には再度お金を払って購入しなくてはならない。紙と同じだ。ちなみにkindleはけっこうアダルトなコンテンツが多くて、なにげなく検索してひっかるとびっくりする。

ここまで書いていうのもなんだが、実は自分はkindleには全く興味がなかった。ネットで電子書籍はすばらしい、場所も取らないし持ち運びにも便利だ、専用端末を使えば眼も疲れない、という人たちを横目で見ながら、「本はやっぱり紙だ‥‥」とか「データで読むなんで邪道だ‥‥」とか思っていた。ただ、眼が疲れない、というのだけは気になった。子供のころから時間があればずっと本を読んでいて、さらに携帯やらスマホを使うようになり、スマホでニュースをチェックするようになり、パズルなんかもするようになって、定期的に眼の周りの凝りに悩むようになっていた。専用端末ってほんとうに眼が疲れないんだろうか。いや、きっと肯定派の人が大袈裟に言っているのだ。何時間も画面を睨んで眼が疲れないなんてことがあるはずがない。やっぱり本は紙で読むものだ。ページをめくるときの手触りだとか、装丁だとか、手に取るときの重みだとか、そうしたものを楽しむことも含めて読書なのだ‥‥我ながら頑なである。

ころっと趣旨替えしたきっかけは語学の勉強だった。大学の第二外国語で取ったのをきっかけに独学でフランス語の勉強をしていて、そろそろ文章を読んでみたい、と考えていた。たしか2年半ほど前のことだ。しかし、フランス語の本は英語のものと比べて手に入りにくい。近くの大型書店も古書店も、洋書コーナーは英語ばかりだ。ネット書店で買うこともできるが、手に取って内容を確かめたい‥‥。
とりあえず読解学習用の参考書を買ってみた。日本語訳もついているから便利だ。でも本とノートを並べて開き、更に辞書を開いて‥‥というのは場所も取るしけっこう面倒くさい。それでも家族がクリスマスにプレゼントしてくれたフランスの絵本を読んで、内容が分かる! と感動したりしていた。どうしたものか。
そんなとき、ネットで「kindle unlimitedは洋書が充実している」という記事にぶつかった。早速kindle内で検索してみる。フランス語の絵本や子供向けの読み物がいくつも引っかかった。一般小説らしきものもあれば、科学読み物らしきもの、技術系の解説書らしきものもある。ipod touchに無料アプリをダウンロードし、気になるコンテンツのサンプルを読んでみる。なるほど、これは学習に使えそうである。
と、ここで気が付いた。小さな端末で、アプリを使って長時間活字を読むのはやっぱり眼が疲れるのだ。思い切って専用端末を注文した。まだ半信半疑なので、いちばん安いモデルだ。端末は機能や容量で価格にけっこうな差がある。高いものは際限なく高い。でも自分はunlimited、つまり“貸出”で活字コンテンツを読むだけだから、容量はそんなにいらないと思った。暗いところで読むつもりはないから、ライト必要ない。せっかく買うのだから、とつい高いものに眼がいきがちだからこそ、自分がどう使うのかを考えるのは大事だ。
思いつくままに書いていたら長くなってしまった。続きは明日。



フランス語で楽しむ世界昔ばなし 金の斧/ジャックと豆の木/三匹の子豚/白雪姫/ヘン [ 西村亜子 ]

学習書。見開きの左ページがフランス語、右ページが日本語なので参照しやすい。コラムや表現解説も充実。CDつき。
読むには単純過去の知識が必要です。






最終更新日  2020.07.07 01:40:06

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