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September 20, 2007
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カテゴリ:喪失と再生
昨日は2週間に1回の通院日。

主治医に5-10分ほど面会して、この2週間はどうやって過ごしたか、現在の心境などを説明し、薬の相談をする。

今回は「前半はいろいろ大変だったけれど、後半はゲームに夢中になってます。」と報告した。
前半大変だったというのは、主に以下の2点。

・乳がんの検査をうけた
息子を失ってから、左胸にしこりが出来て気になっていた。母乳みたいな分泌物も出たりして、もしや乳がん?と検査を受けることに。
5mmほどのしこりが発見されたが、検査の為に細胞を抽出したところ、しこりも消えた。
念のために細胞を検査に出したが、陰性だった。
どうも母乳の生産が再開してしまっていたようだ。
今飲んでいる薬にそのような副作用はないので、カウンセリングに通っているクリニック(婦人科併設)で相談してみることになった。

・入院していた病院の対応が不満だ
息子が入院していた大学病院から「合同慰霊祭」の出欠を問う往復ハガキが届いた。
ハガキの文面から察するに「献体・解剖」した人を対象に例年行っている様子。
しかし確かに死因を確かめるために解剖はしたけれど、献体した覚えはないし、祭ってくれとお願いした覚えもない。また病院側からは何の説明も受けていない。
最後の入院の費用を誤って請求されるなど(小児慢性での免除分を確認もせずにわざわざ電話してきた。間違いを指摘したあと、確認後の電話の口調も軽い事務口調でめっちゃムカついた)、事務窓口は前触れなく無神経なことを多々やらかしてくれる。

息子を亡くした直後は、いろいろな人の無神経な言動にさらされたが、目に余る1件(というか特定の人x複数回)を除いては、「この人は私たちの気持ちが分からないんだろうな」と思って、スルーしてきた。
怒る気力がないのと、早くその場を逃れたい一心だったように思う。

昨日は主治医に「それはひどい。ちゃんと怒れましたか?」と聞かれて、ドキッとした。そして「ひどいことをされたら、きちんと怒ったほうがいいですよ。」とアドバイスされた。
本来の私は、納得いかないことにはきちんとクレームをつける(怒りっぽいとも言う?)性格なのだが、知らず知らずのうちに我慢することが普通の反応になってしまっていたようだ。

世間では、同じ頃に配偶者を亡くした人が手記を書いたり(文芸春秋の妻がうつ病で自殺って人)、エッセイマンガを発表(西原恵理子さん)したりしているが、私はまだそんな心境になれない。
(「闇サイト殺人」で娘さんを殺された人も、あんなに早くあんなにちゃんとした文章を公開できるなんて、すごいと思う。辛いだろうに頑張ったんだろうなと思う。)

けれど、自分では、図書館に通ったり、旅行したり、Web上で投稿をしたり、外側だけ見れば、社会生活を送れるような気がしていた。
が、自分の内面や感情という面では、まだまだ麻痺している部分が多いんだと気づかされた。
(旅行は、台湾ではいい占い師に出会えたりして開放感が味わえてよかったけれど、北海道は睡眠薬を使っても寝れなかったりして、さほどいい影響はなかった。旅行は当分控えようかと思っている。)

実は、会社は8月末までの休業だったが、先月主治医の判断で、あっさり11月末までに延長された。当初は「そんなに延長したらサボってるみたで嫌だなぁ」と思ったのだけれど、この分では12月に復帰できるかどうかも怪しいと思う。

上司は、人間的にはよい人で、言葉を選んで最小限に接してくれるのがうれしい。
これが他の人だったら、きっと嫌な思いをしているだろうと思う。

医師の「とにかくゆっくり過ごすこと」という指示をいいことに、生産的なことを何もしていなかった私だが、夫がTOEICの公開テストを申し込むというので、私も申し込んでみることにした。10/28の試験。
とりあえず「TOEIC TEST DSトレーニング」というNintendoDSの英語ソフトを購入して、単語をながめたり、英語の発音になれたりするところから始めている。

TOEICの新バージョンは今回がはじめて。今のところレストランやホテルでのインフォメーションなど(私的には)身近な状況が多くて、楽しく学習できそうだ。
試験まであまり時間がないけれど「TOEICの勉強をしたらドラクエを1回やってもいい」という縛りをかけてがんばってみようかと思う。

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などと日記を書こうと思っていたら、ユニクロから注文した商品が届いたが、内容が間違っていた。自分の注文をWebで確認後、電話。一言も謝らないなど、対応が悪くて、さっそく「怒って」みた。はじめての割には、論理的に冷静に指摘できたと思う。





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Last updated  September 20, 2007 12:42:19 PM
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