カテゴリ:書評/本の紹介
近所に、某選手のセカンドハウスがある。
昨年の夏(初夏だったか晩夏だったか覚えていない)のお昼時、帰宅する途中にそのマンションの前を通った。 スタイルのよい外国人っぽい顔立ちの女の人が、緑のオープンカーか外車(うろおぼえ)の派手な車に、荷物をたくさん積み込んでいる。 外出には多すぎるけれど、引越にしては少なすぎる、不思議な荷物の量。 すっごい高いヒールのサンダルに、ぴたっとしたTシャツとスキニーデニム。 タレントさんみたいな派手さ。 「どっかで見た顔だ」とは思ったが、私は芸能オンチでこの系統で知ってるのは元モデルのAちゃんぐらい。 でも彼女は、こんなにシワシワな顔じゃない。 興味ないし、と思って通り過ぎようとした。 でも、その女性は、私の方をじーーーっと見てくる。 「私よ、私なのに、なんでこの子、騒がないの?!」といわんばかりの凝視。 仮に芸能人だとしたら隠れるぐらいなのに、むしろ荷物を積み込む手をとめてまで凝視してくるし、 芸能人でないとしたら変な人だ。 それに、Aちゃんと某選手はずっと前にフライデーされて「別れました」と言ってたはず。 「変だな」と思いつつ、私はあいまいに会釈をして通り過ぎた。 なんせ、その頃の私は、全てがどうでもよかったので。 その日もただ夫の約束(一日一回は外に出ること)を守るために外出しただけだったのだ。 一年くらいたった先日、テレビを見たら偶然Aちゃんが映っていた。 なんか結構シワシワで、某雑誌でハワイで買い物しまくっていた彼女しか覚えていない私はびっくり。 昨年見たあの人は本当にAちゃんだったのかも。 だとしたら、あそこで一体何をしてたのだろう。ちょっと不思議に思っていた。 謎が解けたのは先日立ち読みした某週刊誌。 彼女は「某選手と去年まで3年間付き合ってた。なんでバレないんだろうと思っていた」と語っていた。 (要するに彼女の方がフラれたみたい。) きっとあの時、もめてたか何かで彼女は某選手の部屋から荷物を運び出していたのだろう。 「いっそ誰かフォーカスでもしてくれないかしら」と思っていた時に、Aちゃん世代(?)の私が通りかかったと。 (このあたりであの時間帯に出歩いているのはお年寄りばかり。) 後半は私の想像にすぎないけれど、この本を読むと、あの時私を凝視しつづけた彼女の気持ちが少しだけ分かるような気がする。 美貌にもスタイルにもお金にも恵まれているのに、何故かいつも不幸な人。 「考える」ということを一切していないのに、本当に驚く。(いや本人は考えているつもりなんだろうけれど、私から見ると「状況に反応」しているだけに見える。) 注:買うほどの内容ではありません。図書館かブックオフで。 このブログはひっそりと続けたいと思っているので、リンクとかしないでくださいね。 いつも読んでくださってる皆さんにちょっとしたゴシップ提供です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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