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一、『人との問題とを分離せよ』
「誰かさんが言うなら許せるが、あいつは許せない」 ・・・ということは、ままある。しかし、交渉に感情が交じえる のは禁物。「人」ではなく、「問題」にすべての意識を集中させな ければならない。言うは易しで、これは、なかなか難しい。大きな 志でのぞむとか、訓練して身につけるなど、何らかのアクションを 起こさなければ、実現は難しい。 二、『立場ではなく、利害に焦点をあてよ』 上司の立場、年上の立場、買い主の立場、いろいろあるだろう。 ところが、この立場というのはやっかいで、あまり固執すると、交 渉が先に進まなくなる。あなたの立場がどうであろうと、相手の言い 分をよく聴き、妥協するところは妥協して、お互いが納得できる答え に近づけていくことが肝要だ。 三、『行動について決定する前に、多くの可能性を考え出せ』 交渉の前に、ひとりブレーンストーミングをするなどして、どのよ うな変化にも応じられるよう準備を十分にしておくことが大切だ。 交渉の中で、安易に妥協点で落ち着かないよう、想像力を働かせ、 後で困ったことにならないか、大事なことを見落としていないか、も っとよい解決法はないのか、検証できるようにならなければいけない。 四、『結果は、あくまでも客観的基準によるべきことを強調せよ』 交渉中、人を見るのではなく、争点を取り巻く、状況、市場価格、 判例、第三者の意見など、客観的基準を見るようにし、これらと照ら しながら、冷静に解決に向けて進めていく姿勢が大事である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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