2012/02/09(木)15:19
【入居編】寝室の窓の結露(トラブル・レポート)
昨朝は今年一番の冷え込みで、けもやのおうちにも初雪が降りました。
それに伴い、我が家の寝室で想定の範囲外の出来事(by ホリエモン)が起こりました。
右写真は、寝室の窓の結露の様子です。 一見しただけでは普通の結露に見えますが・・・
金属フレーム部の結露が凍っています。 ガラス部と樹脂部の結露は水(液体)、金属部の結露は氷(固体)です。
寝室や浴室など、絶対湿度が高い(=水蒸気量が多い)部屋の窓では、結露が起こることは想定の範囲内でしたが、その結露が凍るとは・・・ ペアガラス&アングルが一部樹脂製(トステム デュオPG)と言えど、その断熱性には限界があるようです。
これだけ報告したのでは、マッドサイエンティストの名が廃るので(笑)・・・ けもやなりに状況分析&原因推定してみました。
◆敷地・間取り条件
山の北側を造成した土地のため、家屋の北側に風除けとなるようなものがない。
寝室の窓は、まともに北風があたる位置にある。
◆屋外の気象条件
今年一番の寒さ。 以下の数値は気象庁HPより。
明け方の最低気温 -3℃、3~5m/sの北西の風。
◆寝室内の条件
プチ窓はカーテンなし。腰高窓には、薄手のロールスクリーンを使用。
就寝前に、エアコンと加湿器を使用。 就寝中はOFF。 以下の数値は実測値。
就寝時: 気温 15℃、相対湿度70%
起床時: 気温 5℃、相対湿度80%
屋外の気象データから、明け方の冷え込みが今年一番だったことがわかります。 ただし、北風のあたらない位置にある浴室の窓は、結露は発生していましたが凍結はしていませんでした。
寝室では、11月中旬から加湿器を使用していましたが、この日初めて就寝前にエアコンを併用しました。 エアコンを併用したことで寝室内の温度が上昇し、それに伴い水蒸気量(=絶対湿度)も増加していたと言えます。
以上のことから・・・ 結露が凍結した際の影響因子は、絶対湿度・外気温・北風の3点で、とくに北風の影響が大きいと推定されます。
◆絶対湿度 寝室内の絶対湿度が、平時より高かった
◆外気温 今年一番の明け方の冷え込み
◆北風 寝室の窓は、北風がまともにあたる位置
なお、現時点で結露が定常的に発生するのは、寝室(加湿器を使用)と浴室(配管の凍結防止のため、残り湯を置いている)のみです。 その結露も、窓を少し開けて換気をすれば、数時間~半日程度で解消します。
■関連記事 ⇒ 【マメ知識】相対湿度と絶対湿度、 【マメ知識】快適な室内温度と湿度
【ご注意ください】
結露の発生有無は、室内外の諸条件に大きく左右されます。 従って今回のレポートは、J-UrbanやデュオPGの性能を代表するものではありません。
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