2016/06/04(土)12:55
◎行方不明だった少年のサバイバル力が話題 今注目される「あの男」
5月28日に、北海道七飯(ななえ)町の山林で「しつけのため」と親に置き去りにされ、行方がわからなくなっていた小学2年生の田野岡大和くんが、6月3日の朝、無事に保護された。
場所は、七飯町隣の鹿部町にある陸上自衛隊駒ヶ岳演習場の宿舎内。
同場所は、自衛隊の捜索圏外にある。
演習のために訪れた自衛隊によって発見された。
驚きなのは、行方不明となっていた約1週間、大和くんは水だけでやり過ごしていたということ。
この「サバイバル術」に、ネットでは称賛の声すら上がっている。
■サバイバルならベア・グリルスに学べ!
しかし「サバイバル術」といえば、大和くんの前に、ぜひとも見習うべき人物がいるのを忘れてはならない。
彼の名は「ベア・グリルス」。
イギリス出身の作家であり、冒険家だ。
ベアは人気ドキュメンタリー番組『MAN vs WILD』で、目からうろこな「サバイバル術」を披露している。
しらべぇ編集部でも、彼の人並み外れた行動力を紹介したい。
(1)ベア、幼虫を食べる
大和くんが素通りしてしまった森の中。
しかし、そこには貴重なタンパク源が宝の山のように落ちている。
ベアは、そう語るのだ。
虫を、苦い顔をしながらも口に含む。
あなたは、できるだろうか。
(2)ベア、ラクダで「シェルター」を作る
大和くんは宿舎に身を寄せ、マットレスにくるまった。
だが、ベアはとんでもない方法で自身の身を守っている。
雨水を避け、体温保持の頼みとなるシェルターを、ラクダの死骸で間に合わせるのだ。
凄まじい匂いに絶えながら...これはベアでなければ難しい。
他にも、衝撃の「サバイバル術」を披露しまくっているベア。
彼ならどこに置き去りにされたって、何日経ったって、ひとりで生き残れるはずだ。
自然環境の中で生き残るための術は、すべてベア・グリルスが教えてくれる。
(取材・文/しらべぇ編集部・倉木春太)
2016年6月3日(金)14時0分配信 しらべぇ