遅くなりましたが3月25日に採卵してきたのでまとめて日記を書きます。
- 3月25日(D14) 採卵日
前回排卵誘発剤を使用し激痛の中での採卵だったが、結果1個しかとれなかったこと、
また手術をひかえて持病の内膜症・筋腫がこれ以上大きくなることを避けるため
今回完全自然周期(排卵誘発などの薬を全く使わない周期のこと)での採卵。
過去2度は唯一健康な右卵巣から採卵だったが、
今回は内膜症(チョコレート嚢胞)がある左卵巣からの採卵。
内膜症があっても卵が育つんだ・・と思うのと同時に
痛くないだろうか?そもそも採れるのだろうか?
また腫瘍がある卵巣からはあまりいい卵子はうまれないなんて
確証のない情報が頭によぎりながらも、意外にあっさりとられる。
前回の採卵後は1週間の出血&痛みが続くほどとかなりの大ダメージだったが、
今回は全くといっていいほど出血も痛みもない。
ぜったい先生の腕だと確信する。
とりあえず1個 採卵できたので第一関門クリア。
また前回まで緊張と痛みとで卵子をモニターで見ることができなかったのだが、
今度は痛みがあまりなかったということもあり、
培養士の上にあるモニターにうつされる顕微鏡越し画面みたいなものを凝視。
卵子らしきものを見た。たぶん・・あれが卵子ヨネ??
卵胞は2cmぐらいなのに、その中に入っている卵子は
たらこ1粒程度の0.2mmぐらいなんだって。ちっちゃいね
ちなみに今回は3個目の卵凍結ということで、
胚盤胞といって5日間(普通は2日ぐらい)ほど培養して凍結する。
もちろん追加料金をとられるが
胚盤胞にすることにより妊娠率があがること、
また私みたいに卵管に問題がある人にはこの方法がよいとされている。
ただし・・長く培養させる=強い卵しか生き残れないということで
胚盤胞達成率30%~40%ぐらい。
かなり厳しい難関。。
お金は取られるは達成率は低いは・・で、かなりのカケ。
が、なぜか根拠なく胚盤胞になる気がする。。こう思わないとやってられないからかも?
さぁこの治療にかかる25万円が第一歩につながるのか・・
私のたった1個の卵ちゃん次第とは・・かなりの綱渡りだねぇ~
- 3月26日 14時 受精確認
いつも1度で繋がらない電話だが、今回はあっさり1度でつながる。
前回と違って緊張せず(というか、1回でつながったから?)電話できた。
結果は受精OK! とりあえず第2関門クリア
- 3月27日 10時 分割確認
昨日と同じくあっさり1度でつながる。
なぜか胚盤胞になると確信している私は落ち着いて電話。
結果は分割OK! とりあえず第3関門クリア
とりあえず分割まではこぎつけた。
次は4月1日のTELで胚盤胞になっているかどうかの確認。 おぉ~さすがに緊張するゼ!
体外受精って・・こうやって関門をクリアして初めて妊娠することができる。
不妊治療を受けている人のブログを読むと、
お金をかけていること、また常にホルモン剤を投与されていること、
また毎回合格発表を待つ身のような環境におかれている等で
精神の浮き沈みが半端ない人が多い。神経をすり減らしているというか・・
だけど良質な卵子を作るには精神を安定させておかないといけない・・
とても矛盾する治療だと思う。
どうしてこんなに試練があるんだろうと思うこともあるが、
子供が生まれた後の方がこの何倍も関門があるのではないかと思う。
だからその予行練習というか、
それだけの精神力を持たないと子を持つ資格はありませんよと
神様?から言われているようにも感じる。
今年初めての体外受精・・私自身ちょっとは成長したかも?
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