判定日・・・(BT07/D23)
1月28日に胚盤胞を移植して、今日が判定日だったのクリニックに行ってきました。 不安はありましたが、胚盤胞の評価がAで妊娠率55~70%だったこと、 また前の妊娠判定をもらった時と体の変化が似ていたので、 どっか妊娠しているだろうと根拠なく自信があり、 また夫から、”信じられなかったから前は流産したんだよ。だから今度は信じよう”と 言われてたので、すっかり妊娠しているとおそろしいほどのプラス思考で思いこんでおり、 血液検査が出るまでの1時間もあくびをしながら待つほど余裕でいられたのですが・・ 無情にも血液結果は βhcg:0.2 で 妊娠していませんでした あまりの衝撃に何も考えられず、先生に”あっ、そうですか”しか言えず、 今思うとたくさん質問事項があったのに、心ここにあらず状態で先生を後にした次第です。 そのあと会計を待っている間、 この胚盤胞だけが自分の希望の星で(手術前に凍結していた唯一の胚盤胞だったため) これを移植するために去年一年がんばってきたこと、 それなのにその希望の星がなくなった今、 どこに希望を見出せばいいのかわからなくなってしまったこと、 9月の移植時に4分割胚ではなくこの胚盤胞を移植していれば変わってたのではないかなんて、 過去のことまで引きずりだして、悲しさや後悔がじわじわ湧いてきて、 それでも涙をこらえていたのですが、ランチを食べる約束していた夫の顔をみると、 いっきに涙があふれてきて、 ”ダメだったときの自分を用意していなかったから、立ち直れないじゃん! 私はきっと子供ができない運命なのかも・・・”って夫に愚痴ってしまいました。 今冷静になると、申し訳なく思っています。 不妊治療は努力しても、なるようにしかならない。 それはまるで、暗闇の中をゴールも分からず、 だけど後ろからプレッシャーをかけられながら走っている感覚に陥るんですよね。 みんなそれと闘っているのはわかっているのですが、 自分にふりかかると、やっぱりへこみますね・・・ くっそー酒飲んで忘れてやる~って病院を後にしたときは思っていたのですが、 夫とランチをして話すことにより、かなり落ち着き、 冷静に物事を考えられるようになってきました。 私は前回たまたま着床したけれど、体外受精の妊娠率は30%ぐらいであることを考えると、 70%はだめで私みたいにへこみ、でもそれを乗り越えて治療を頑張っている人が ほとんどであることを考えれば、私も頑張らねばと思います。 そして、今回、そして前回で共通してお腹が腫れる、おりものがでるなどの症状は 妊娠してなくても出る症状で、黄体ホルモン補充の薬がそうさせていること、 反対に今回でなかった、匂いに敏感になったこと、激しい睡魔は妊娠したときの目印に なることがわかりました。 これがわかっただけでも大きな収穫だと思っています。 あと子宮頸がんで子宮・卵巣を全摘出した友達に ”どんな子宮でもあるだけまし。チャレンジできる機会があるだけでもうらやましい” っていわれた言葉を思い出しました。 そのとおりですよね。 私自身も去年1月に子宮を失う危機のときに、 ほんの数日でもお腹に胚を戻すことができれば幸せ・・って考えていたのでした。 それなのに、なまじっか1度妊娠判定をもらってから、とても欲張りになっていました。 この一週間、実際子供はいなかったわけですが、 お腹をさすりながら幸せにいられたこと、 またこの胚盤胞の存在が私自信勇気づけられとても強く生きてこられたことに 心より感謝します。 だからお酒はちびっとワインを飲みますが、やけ酒はしません。 次のために体をつくらないといけない使命がありますしね さぁ次、がんばるぞぉぉ!ぽちっと押してね↓